2019年5月9日木曜日

安定のElmar 50mm F3.5

安定のElmar 50mm F3.5

もうね、手放せない(今のところ)。
IIIfでインダスター、ジュピターと使ってきたが、エルマーがいちばん。
開放F3.5は一見しょぼい。パンチ力も無い。
だがしかし、インダスターやジュピターとかの開放が使い物にならない。
エルマーは違う。開放から使える。しかも自信を持って、確実に。
この差は大きい。めちゃ大きい。
と、えらそうなことを言っているが、ライツ純正レンズでエルマー以外知らないw
なのでまあ、そんなところ。





エルマーの逆光にはフード必須。
持ってないからめったに逆光では使わないが、欲しい。
前玉がレンズの最前面とほぼ面で一緒なので簡単にフレアが出てしまう。
でもね互換品が3000円くらいから、純正は1万円だ。
ライカをはじめるまで知らなかった世界。
キャノンやニコンだのは互換フードなんて数百円なのに。
懐事情がぜんぜん違う。ほんと世界が違うくらいの感覚。

2019年4月8日月曜日

初めての機械式腕時計

初めて機械式腕時計を購入しました。
なぜかと言うと柊サナカさんの著書「機械式時計王子の休日」を読んだからです。

かといって、なにも予算が無いので、お手軽に所有できるものは無いかと探した。
すると新品でも1万円しないSEIKOの機械式時計が中古で3000円ほどからある。
モデルは「SEIKO 5」セイコーファイブ。
機械式時計の素人が気兼ねなく使いやすい庶民のモデル。
でも、やはり機械式、裏がシースルーで機械の鼓動を見たい。
SEIKO5にも裏蓋がガラスでシースルーのものと、ステンレスで見えないものとある。
そこでせっかくなので機械を眺められるシースルーバックモデルを購入。
フリマサイトで送料込み3900円でした。
とてもシンプル。
それが良かった。
宝飾品てきな超高価な機械式腕時計のようななめらかな秒針ではないけど、
アナログクォーツよりは細かく流れる秒針はいい。
テンプが往復する様子が見えるのはロマン。
安くても所有欲を満たしてくれる。

7S26-01V0という名前で、前の7S26がムーブメントの種類、後ろがモデル名だ。
この7S26は安価で高性能ないかにも日本製的な高品質なのに安い信頼のモノ。
海外ブランド崇拝しがちだけど、今回はSEIKOが良いと思い、選んだ。

残念ながら、SEIKO5は海外向けなので新品は国内では買えなかったようで、
流通しているほとんどが海外から持ち込まれた逆輸入品となる。
1960年頃から販売され海外を中心にヒットしたようで、今でも人気がある。
ところが日本はクオーツがすっかり定着し知る人は少ない。
それでもダイバーモデルは人気があり15000円くらいは出さないと買えない。

高級ブランド品と見比べるとパーツのフィニッシュがどうしても安っぽいようだが、
1万円しないでこの品質なのはすばらしい。
高価ではないので仕事に着用しても気兼ねないのはむしろありがたい。

2019年3月22日金曜日

ジャンクな AGFA Jsolette 完成したかな。

蛇腹の穴を塞ぎまくって蛇腹が分厚くなってしまったJsolette。
3度目の試写でようやくカブリの無い写真が撮れた。
と言っても、フィルムは1989年に期限切れのネオパンSSなので、
完全というわけにはいかないが、カメラとしては完成した。





近い被写体のほうが大きく見える分解像しているように見えるが、
遠景が眠い描写なので、結局は錯覚でぼんやりした描写のレンズなんだと思う。
フィルムがいかんせん古いのでムラがあちこちに見受けられるが、
モノクロフィルムは30年も経つというのに使えるとは。
かなりレトロな風合い。

今回から現像液をAGFA Studionalになった。
1+15という希釈で作成し、その現像液でフィルム5本ほど処理が出来る。
4分の現像時間で処理した。
早くて楽チンだ。
出来上がりの調子についてはもっと使ってみてからだね。

ここまで約1年、モノクロフィルムを使ってきた。
まだまだ経験豊富とはいえないが、モノクロフィルムは紙に焼いてこそかなと。
でね、ヤフオクでモノクロ用引き伸ばし機を落札した。
赤フィルターが破損、レンズ無しと言うだけで100円のまま落札。
どちらもどうにでもなる部分なのだけど、世の中、破損の無いものが人気で、
壊れていないもの、レンズが付いたものはすぐに数千円まで上がる。
まあ、送料が3000円もかかったが、それも二の足を踏むポイントでもあるだろう。
またそれは後日のネタに。

2019年3月13日水曜日

写ルンですレンズでデジタル写真


DMM.makeで写ルンですレンズを使用したレンズキットがあるので
試してみました。
https://make.dmm.com/item/1025937/
これなんですが、レンズは自前で用意です。
一番安い2424円の素材を選びました。
注文から届くまで8日ほどかかりました。
DMM.makeははじめての利用ですが、けっこう届くまで時間がかかるものですね。
素材は軽く、灰色でスチロールを圧縮したような感じ。
仕上げはナチュラルを選択。たぶん作成されたままの状態を指すと思う。
ざらざらしている。
そこそこの強度だけど、ちょっと強く曲げると割れるだろう。
ナイロン素材を選択すればもっと強度は上がりそうだ。

とりあえず、テープ止めで使用。
カメラ(マウント)側はライカLマウントサイズの袖がついているので、
Lマウントアダプターにセットして使う。
使用後に思ったが、このレンズ受けのところを黒く塗ると良いかも。
レンズがむき出しに近いので、日が当たるとめちゃフレアが出て真っ白になる。
絞り固定でf8かな?
ピントは1.2mくらいからパンフォーカス。
その辺は写ルンです仕様なので。
マウントから繰り出せばもっと近くにピントが合う。




カメラはマイクロフォーサーズのDMC-G3なので換算64mm相当となる。
 (写ルンですのレンズは焦点距離32mm)
絞り穴が厚く丸みを帯びているので全体的にふんわりとした描写だ。
薄く鋭いものに交換すればきっとかなりシャープな像になると思う。
たった1枚のプラレンズとは思えない描写。
一世を風靡しどこもかしこも写ルンですが売っていた時代に完成されたレンズは
なかなか捨てたものじゃない。
プラレンズでも妥協のないフジフィルム。

m4/3で使用すると2倍にクロップされてしまうのであまり画質について評価できないが、
フルサイズで使用すればこの状態でももっと綺麗に見えると思う。
ライカ3fでも使ってみよう。
ふんわりした描写をフィルムライクと言うのはおかしいと思うので、
そこはレンズの味とする。
でも心なしかコントラストがフィルムっぽい感じがするのは気のせいか??

このまま使えばふんわり描写のトイカメラ風。
絞りを改造すればきっとシャープに。
絞り形状で遊べば玉ボケも楽しいかもしれない。
そんな遊べる可能性を持ったレンズキット。

2019年3月1日金曜日

久々のカラーネガ。フジフィルム業務用100

 フジフィルム業務用100
半年振りに期限の切れてないフレッシュなカラーネガを使った。
先日入手した半分壊れた「EF 50mm F1.8II」をテストするため。
モノクロフィルムはなぜかどうしてもライカで使いたくて、
EOS7ならカラーフィルムがいいかなと。
オート楽チン。

全部Pモードで撮った。
アルゴリズムはどうか知らないが、基本的に明るさが確保できれば開放から1~2段
絞ってSSを決定する構造だと思う。
なのでAモードで1~2段絞って取るなら一緒。
無理やり開放で撮りたいときや、パンフォーカスしたい時以外はPモードで十分だ。

 1枚目は適当。

この日は雨だったので暗い。

翌日の水溜り。

踏切が好き。


明科の廃線敷き

穂高の原田製菓

どれも綺麗に撮れた。
開放f1.8は暗いシーンで十分な明るさ。ISO100のフィルムでもブレをさほど気にせず撮れた。
このレンズ、前玉が繰り出すんだが、プラの構造がヤワで押すとグニャグニャと前後する。
たぶん、繰り出した状態で強い力を加えると内部が折れる。
このレンズがAF不良でジャンクだったのはそれが折れていたわけだ。
あと、AFがかなり迷う。ボディのせいなのかレンズのせいなのかわからない。
フォーカスのカムがガタガタなせいかもしれない。
とにかく安くて軽いレンズ。
それでいて良く写る。
ズームキットのEOSを買って、最初に買うであろう単焦点レンズとして1万円しないのは
キャノンの商法はすごいわ。

モノクロ自家現像ばかりしていたがたまのカラーネガは楽しい。
期限切れじゃないフィルムで撮るとデジタルとそんなに変わりがない写真が撮れる。
色はさすがにフィルムというかアナログな風味だが、写真としてはまったく問題ない。
なぜいまさらフィルムで撮るのか・・・自己満足ノスタルジー?
ワクワク感が欲しいからだな。
それに、デジカメだと何も考えずにバシバシと「ただ撮る」だけだ。
フィルムカメラを持つと1ショットが重い。思い。想い。

2019年2月21日木曜日

AGFA Jsolette 試写現像

AGFA Jsolette 期限切れ30年のNEPAN SS

やっと現像タンクが来たのでファーストフィルムを現像したわけですが、
・・・かぶりまくり。
ショットごとに片側に特徴のあるかぶり方だったので、
フィルムのせいではないと判断。
蛇腹をよくよく見るとふさぎきれていない穴が・・・
早速直した。
蛇腹カメラはレンズシャッターなのでシャッター切らなくても蛇腹に穴が開いてると
光がフィルムに届いてしまうためカブリが生じる。
今度は念入りに光漏れの確認をしたのでいざ次回テストへ向けてフィルム装填。



一応、ピントは出てるかな。
フォーカスリングをはずして無限遠を調節しちゃったから心配だった。
まあ暗いレンズ(開放f6.3)なので必然的に被写界深度が深くなるので
それに頼る使い方になるおかげかもしれないが。

1989年に期限が切れたNOPAN SS 100なのだが、
だいぶ荒れている。
飛んでる点々も見えるし。
それでも写る。
モノクロ乳剤とはいったいどのくらい持つのだろうか・・・
30年の時を超えてもなお写る。

2019年2月20日水曜日

eBayで返金手続き。新しい現像タンク着弾。

正月にeBayで$20くらいの現像タンクを購入したが、購入から20日くらいしてから
購入履歴見たらセラー(販売者)がeBayから停止されているではないか!
発送連絡はあった。が、中国からは20日くらいはかかるので待っていたのだが、
セラーが消滅したのでは焦る。しかもトラッキングナンバーが知らされていなかったので
まあ安いし経費削減のためかと思っていたが、詐欺だったようだ。
そのセラーは数年の履歴があり評価もまともだったのに。
ちょうど逃げるタイミングで購入してしまったのか。
でも$20だよ、詐欺るにはささやかだこと。
現像タンクの相場は日本だと5000円くらいはしてるから、半値以下。
安すぎる出品物はやはりリスキーだったか。

で、だめもとで購入履歴から返金手続きをしてみたら、
数日後にeBay側から「セラーに呼びかけましたが、セラーからの返答が無いため販売不成立として返金します」
みたいなメールが来て、どうやら返金手続きが通ったようで助かった。
ちなみにPayPal経由クレカ決済だったのだが、今後どうやって返金されるのか。

それはそれとして、待っていたのに届かないことになった120フィルム用の現像タンクが欲しい。
そこで今度は$30ほどの香港の写真ショップから再度購入。
品物はまったくの同一のもの。
なぜか写真もまったくの同一で、詐欺セラーはここの写真を流用したのでは。

そして20日ほど待って届いた。
これだ。早速使ったのでぬれている。
安い!3500円ほどで2リールセットの現像タンクが買えるなんて。
日本だと中古のタンクしか買えない値段にリールが2個も付属する。
見ればLPLやAPの現像タンクのコピー品かな。
新品でこれを日本で揃えるとなると6000~8000円しそうだ。
リールはオートロードで、135、120、127の3種類に対応できるやつ。
いやー、良い買い物できました。

初めての120フィルムの自家現像がようやくできた。
オートロードリールに120フィルムは難しかった。
カールが強すぎるし、巾が広い分、たわんでリールの溝からフィルムが外れてしまう。
何度かダークバッグ内でやりなおした。
どうやら最初の巻き始めだけカール癖を戻して平坦にしてやるとうまく巻けることに気がついた。
よしよし。

で、現像したフィルムは期限切れ1989年のNEOPAN SS 100である。
過去最高に古い期限切れ品だ。
結果は次回。

コンパクトフラッシュのSDカードアダプターの速度 -追記あり

今日はカメラについて。 昔からレフ機を使ってきて、一時ミラーレスも使ったことはあった。 が、EVFは便利な反面、リアル感が無いし 夜は眩しくて、ファインダーから目を離すと目がおかしくなる。 3台ほどミラーレスを持ったが今はレフ機に総入れ替えしている。 レフ機のファインダーはレンズ...