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2018年9月28日金曜日

Fujifilm Venus 800

地元の祭りの日。
フィルムはどうしようかと考えながらフィルムケース覗いたら
フジフィルムのVenus 800があったので、即決定。
(もちろん期限切れ品)
Nikomatに50mm F2しか明るいレンズが無いので選択肢は無い。
ISOを一応800にセット。
期限切れで感度が低下している可能性も考えたが無視。
明るい状況でもF2.8。他はすべて開放のF2で1/30で撮影。
暗くてファインダー内の露出計なんて見えやしない。
オマケにピントもはっきりしない状況。
ダメダメ撮影して現像に出した。
予想では相当なアンダーとピンボケのはずで、現像依頼がちょい恥ずかしかった。
同時に持っていったG3とJupiter-8 F2の組み合わせでも
ISO1600でF2.8時にSSが1/15とかになってたし。





だがしかし、そこそこ写ってるじゃないの。
たしかにアンダーだけど、前回の曇天のポジより写ってる。
さすがカラーネガフィルムの懐の深さ。
トイカメラや暗い状況ではカラーネガが安心というわけか。
ISO800ならフラッシュ無しでもなんとかなるもんだ。

2018年8月3日金曜日

AGFA APX 100 をNikomat FTNで

AGFAと言えば老舗メーカーですね。
ドイツ発祥のベルギー拠点のメーカーのようです。
発端は1862年らしいので100年以上続くメーカーとは恐れ入ります。
AGFAのポピュラーなモノクロフィルム「APX100」で撮ってみました。
パッケージが落ち着いていて渋いです。
いつもテーマも無く身近なものをスナップしているので一貫性が無いのは
これから考えていかないと。



ああ、気泡がついてしまった。




グレーのトーンがきれいな感じです。
黒も締まってる感じがして素人にも明~暗の綺麗なトーンの出る写真が撮れるようなフィルムです。
難しい事は言えませんが、使いやすいと思います。
粒状も目立たないけど、粒状感のあるフィルムらしい解像です。
Camera Nikomat FTN

2018年6月19日火曜日

木崎湖周辺 100 T-MAX 散歩

仕事柄、いろいろなところに行くのでカメラ持参です。
今回は大町市の木崎湖周辺。
中信地方あたりの人のドライブコースの定番スポット。

前回比較した2種類のT-MAXのうち、古いと思われるほう。
この日は寒く気温が18℃だったのでD-76(1:1)14分半。
デジダルデュープも試行錯誤してきたが安定してきた。
結局、2種類のT-MAXは違いがわかるような繊細な撮影と現像をしていないので
同じようなもの。





 Camera NIKOMAT FTN / Film T-MAX 100(約20年前のもの)

デジタルデュープが安定してきたのでコントラストや明るさをあまりいじらなくて
済むようになった。
スキャナに比べてその辺はかなり変動するので、早く安定させるのが重要。
スキャナは時間こそかかるけど、一発でいい塩梅のデータがとれるけど、
デジカメでのデュープはカメラ、三脚、光源、フィルムの置き方などなど
決まっていない不安定要素が多く、毎回出しては片付けるため、
いかに毎回同じにセッティングできるか、自分のスタイルを固定するのが結構大変だ。




重機かっこいいわ。


2018年6月15日金曜日

白馬、栂池方面。100T-MAXの散歩(仕事)

前回から疑問だったのが、この違い。
1行目と2行目のT-MAX 100 プロフェッショナルと、
プロフェッショナル T-MAX 100の違いは何なんだと。
ネットで検索すると新旧の違いらしいが、はっきりわからず。
KODAKのフィルム一覧見たって新しい情報しかない。
で、手持ちのT-MAXを見ると
確かに2種類あるんだよ。
左が今回と前回使用したもので箱入りだったので2006年に使用期限が切れが確認できる。
 右のは、メルカリで入手した出品者の言うに20年前のものと言うことで、箱無しで
期限は不明。
良く見ると、「T-MAX」と「100」「Professional」の順番が違う。
が、どっちがどっちなのかD-76の表でいまいち区別が付かない。
ややこしいことをしてくれるもんだ。
強いて言えば「Professional」が前か後ろかなんだけど、
今回のは前づけだから20℃で9分半か。
現像時にここに気がつかなくて12分で現像したが(期限切れだし)特に破綻は無い感じ。
この違いで2分以上の現像時間が違うってのはちょっとどうかと
次は右の古いと思われるT-MAXで撮影してみよう。

ではお写真いってみよー
仕事で白馬、栂池方面だったので天気は悪かったが雨は降ってない状況。
G3でデジタルデュープしてみた。
ネガ濃度はよさげだが、取り込むとコントラストが低かったので、
デュープの撮影が明るすぎたか。
Lrで調整できる範囲だから取り込みなおしはしなかった。









Camera NIKOMAT FTN / Film T-MAX 100

デジタルデュープは楽だな。
15分もあれば取り込める。
画質もスキャナと変わらないし。カメラがもっといいやつなら違うのかはわからんが。
フィルムの解像度以上の画素は意味無しだけど。
あとはレンズを単焦点にするくらいしか意味が無いかなと(今は安いズームだから)。
いつも取り込んでて思うけど、フィルムはフィルムの枠が写っていたほうが
なんだか額装してあるように見えてかっこいいし雰囲気あるんだけど、
結局トリミングしちゃうんだよ。
それはまた今度。

そうそう!モルト貼ったら(100均のフェルト)ナゾの光線無くなったw
モルト重要。

2018年6月4日月曜日

T-MAX D-76現像 NIKOMAT FTN テスト (追記あり)

早速パターソンの現像タンクでNIKOMATに詰めたT-MAX 100をD-76(1:1)で
現像してみた。
どれもはじめてのパターンで何も基準が無いといういつもの状況w
T-MAXデベロッパーって専用現像液あるけどとりあえず今回はパス。

早速の早速、アクシデント。
パターソン現像タンクの蓋が割れた~
ダークバッグ内でフィルムを詰めた後にすでに気がついたが遅い。
とりあえずダークバッグから出して蓋はテープでバラバラにならないようにして現像開始。
ムラが出たけど、フィルムに対して綺麗に直角だからカメラ内かフィルムがすでに感光もしくは変質していたかも。
期限切れのフィルムだし、保存状態もわからないものなのでなんともいえない。
もう一度NIKOMATで別のフィルムで撮影すればわかるだろう。
それ以外は綺麗に現像できた。
この感光しちゃってるスジは法則も無く前にも後ろにも発生しているし
連続していたり、撮影の間隔ともつながらない。
パーフォレーションまで綺麗にかつ均一に感光しているのでカメラじゃないと思うし。
コマの中で端だったりコマ間の場合もあり、撮影時に影響したとは考えにくいが、
次の撮影で検証しよう。

それとT-MAXをD-76で現像すると軟調になるって事らしいけど、ぜんぜん普通だと思うが。
単体露出計で計った値で撮影してきたが、おおむね正常な露光を得られたようだし。
FTNの内蔵露出計は単体露出計よりちょっとアンダーを示してたような感じだった。
ほとんどが雨の日の撮影で薄暗かったのでそうなってもおかしくはないだろう。








Camera NIKOMAT FTN / Film T-MAX 100 (期限切れ) / D-76(1:1) 22℃ 10min

スキャン後、Lrで補正してますが、
大きく前後はさせてないのでほぼ適正な写りでした。
コントラストは調整しましたが、はじめからそれなりに良いコントラストでしたよ。


追記。
あー、わかったかも。
NIKOMATの裏蓋のモルトをはがしまくったからたぶん、
巻き上げ側の蓋ヒンジぶぶんから光が差し込んで感光したな。
上下はたぶん大丈夫。このヒンジ側は盲点だったわ。

2018年5月31日木曜日

現像タンクのこと

今まで、KINGのベルト式35mm専用の現像タンクを使用してきた。
このベルト式ってのはリールにフィルムを巻くときに溝にフィルムを入れるのとは違い、
ベルトとともに巻き込む。
これは非常に楽チンで失敗が無い。
ベルトはパーフォレーション部に凹凸が有りフィルムとベルトが密着しないように
なっている。リール側に溝無し。
初心者でもほとんど練習無しに巻けると思う。
だがしかし、きつく巻くと結局はベルトとフィルムがくっつくところが出来てしまい、
現像ムラが発生するので、巻いてから軽くベルトを緩めるのがコツ。
それでもたまに巻き始め部分の現像ムラが出来やすい(1~2コマ程度)。

ムラに納得行かず、そこで中古のノーベルト式(リール直まき)を購入。
ヤフオクで1000円でゲット(人気無いな・・・)。
リールが違うだけでケースは同一です。
KINGのノーベルト式はリールのフィルム溝が片側にしかないので、
カールが強いフィルムを巻くとフィルム同士がくっついてしまい、
ベルト式よりも現像ムラが多発するという悲しみ。
片溝はよくない。ダークバッグの中で手探りではフィルムの密着具合はわからないし。
両溝にしてくれればいいのに。巻くのは楽なんだけどね。

それとKINGの現像タンクは軸をくるくる回すだけで倒立攪拌とかはしなくて良い。
なのでテーブルの上などで安定した状態で作業できるのは楽。
なにかで読んだが、攪拌の間の静止はトーンを作り出すのに重要だとか。
素人には良くわからない差かもしれないけど。

また、KINGの現像タンクは1回が450ccの液量なので、使い捨てにするにはもったいない。
今まではミクロファイン原液を疲労するまで繰り返し使ってきたから気にならなかったが
D-76の1対1希釈現像でワンショット使い捨てとなるとちょっともったいないなと。
そこで現像タンクを物色。
新品の35mm専用ステンレスは250ccで最小なのがいいが、意外と高価で6000円くらい。
ポピュラーなやつなのに割りと高いので驚いた。
なぜか120用のほうが5000円程度と安いのはなぜだろう。
135と120が兼用できるから売れ筋なんだろうか。
これが中古でも5000円前後と値崩れしないのが痛い。
どうしてもステンレスのLPLやマスコのが人気で王道といった感じなのか
今回のパターソンも競争無しで落札。

結局ヤフオクで古いパターソンを2000円でゲットした。
135と126兼用という時代を感じる品。
箱はボロボロだけど中身は蓋が欠けているだけで新品だった。
リールは135、126、120とサイズがスライドして兼用で便利そうだけど
ケースサイズから120は蓋が閉まらないからほぼ135専用。
リール巻き込みはいわゆるオートリールと言うヤツで
フィルム先端をリール外周の入り口の鉄球(ワンウェイベアリングのような動き)
まで入れると、フィルムは入るけど抜けない構造で分割構造のリール上下を
交互にひねるとフィルムがどんどんリールに飲み込まれていく。
すげー、楽チン&失敗無しや。
で、液量は290ccとなかなかコンパクト。
パターソン。この時代のは「SYSTEM4」となっている。
現行モデルはふたの形状が違う「SUPER SYSTEM4」ってことになってる。
蓋形状が違うからどこかが改良されているとは思うがわからない。
値札はヨドバシの1780円!当時はそんな値段だったのか。
今じゃどのタンクも5000円はするよ。

 奥がKINGベルト式、左がKINGの蓋をした状態。

リールの大きさ比較。
似たような構造だが軸もケースも別メーカーで混合しては使用できない。
軸径が合えばお互い補完できたけどね。無理だった。
パターソンの回転用軸は単品で抜ける(写真には写ってない)。
KINGの軸はスリーブと一体だ(赤いパーツ)。
KINGのは軸のすぐ外側に薬液が噴流するようにフィンがデザインされているので
大きくなってしまっている。

パターソンは薬液投入直後だけ軸まわしで
攪拌は倒立攪拌が標準だね。静置して軸回転でもできると思うけど、説明書では倒立攪拌となっている。
この辺はステンレスのやつと同じやり方みたい。
まだ使ってないけど。
NIKOMATに入ってるT-MAXでやってみようと思う。

そうそうNIKOMAT。
シャッター音がイイ。
「バシャン」っていかにも撮ってます感。
F80は電動だから「シャギュン」ってシャッター直後に巻き上げがある。しかも高速で静か。
NIKOMATは音がでかいw
機械式だからかもしれないが、反動と音になかなか酔うね。
中版カメラはもっと酔えるんだろうな。

2018年5月22日火曜日

カメラ病 NIKOMAT FTn + NIKKOR-H.C AUTO 50mm F2 を助けた・・・

ああ、もう。
オークションやメルカリ覗いたらダメだね。
はじめは安っすい50mm F2を探していたら(2000円以下!)
NIKOMAT FTnのレンズ付きを見つけた。
これがジャンクで1500円(送料別)。
レンズは落下痕、ボディも動作不明でペンタに当たり痕。
まあジャンクです。
でもレンズだけでも使えればいいかなと落札。
競争もなく落ちた。
オークション引用写真。ボディ外観はそこそこ綺麗に見えるが・・・実物はひどかった。
レンズの変形は納得の上だが、レンズ内のカビ&汚れがすごかった。

届いたものを見てちょっとびっくり。
ボディが写真ではよくわからなかったが、全身カビだらけ。
裏も表も中も(写真はレンズ装着様しか無かった)白いカビだらけ。
レンズはずしたらさらに・・・ミラーボックス内もカビだらけ。
腐海に置いてあったのか?ぐらい。

きっとレンズも装着されたまま長年放置されていたようで、
レンズもカビだらけ。
ちょっと引き気味になったが、まずレンズを分解して清掃。
まあそれなりに綺麗になった。
分解と言っても後玉が簡単に外れるので楽チン。
ジャパンホビーツールのゴムが良く働く。

次はボディ。
ファインダーまで酷い有様・・・とほほ。
でもシャッターは全速正常だから、使えそうだと思い、清掃開始。
カビはしつこくて何度拭いてもスッキリ取れない。
それでもごしごしごしごし。
軍艦部をバラしたらファインダー周りのモルトが粉々だし・・・
とにかくファインダーに写るゴミやカビがげんなりするので
プリズムはずしてスクリーン、プリズム、ファインダーレンズを綺麗にして組み立て。
あ、ペンタ部の凹みを中から押し出すの忘れて組んじゃった。
まあ、それは今度。
さらにフィルム室、ミラー室、ミラーの裏・・・ありとあらゆるところのカビを取る。
だいぶスッキリしてなんとか気持ち悪くない程度まで清掃した。

初めての機械式のニコンなのでネットで使い方を調べながら。
どうやらボディも使えそうだ。
1500円で救出したニコマート君はついに復活。

ミラー室がまだうっすらと白っぽい。
レンズはフィルターネジなんて無視して戻した。

前からカニ目の連動使ってみたかったんだ~
フィルムを装てんするには裏蓋のモルトを少し盛ってやらんと光が入りそうなので
実写はもう少し後かな。
唯一ラッキーだったのは電池室が綺麗だったことくらい。
唯一、カビが生えてなかったのも電池室のみ・・・
あ、まだ電池通してないから測光できるか未検証。

きっと持ち主は落としてから捨ててあったんだろうなと想像。
でもさ、カメラって何を撮影してきたんだろうかと考えると
カメラにも過去の思い出があるはずなのでロマン感じます。
家族?仕事?どんな被写体を捕らえてきたのかな。

追記。
電池(PR41 1.4V)をゴムのわっかを加工したものではさんでセット。
厚みが足りない部分は半田をぐるぐるつけて入れてみたら
露出計は動いた。
だが指示はオーバー目で2段ほどアンダーに写る指示が出るみたい。
スマホの測光アプリとF80の内蔵露出計で確認してみた誤差なんだが、
それぞれレンズも画角も(測光エリア)が違うのでなんともいえないが、
ある程度の参考にはなるか。

今回1.4Vの電池を使用したが、水銀電池が安定しているとはいえ、所詮は電池。
おそらく10%くらいは電圧の変動はあったと思うので
ここで1.5Vだろうが1.4Vだろうが正直そこまで神経質になるほどの精度が無いと思う。
当時のCdS自体にバラつきのほうが問題だと思うが、調整箇所が無い。
そんな程度の露出計なのだ。
本来なら校正するためのボリュームが設けられるはずなのだが、固定抵抗で済ませてある。
これはたぶん調整箇所を減らして製造コストを下げる目的と思われる。
なのでこの内蔵露出計はラチチュード内程度の誤差なら問題なしって考えだと思う。

コンパクトフラッシュのSDカードアダプターの速度 -追記あり

今日はカメラについて。 昔からレフ機を使ってきて、一時ミラーレスも使ったことはあった。 が、EVFは便利な反面、リアル感が無いし 夜は眩しくて、ファインダーから目を離すと目がおかしくなる。 3台ほどミラーレスを持ったが今はレフ機に総入れ替えしている。 レフ機のファインダーはレンズ...