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2018年5月15日火曜日

コダクロームのモノクロ現像 第2回

前回はさんざんだったが、経験値を稼いだので、気を取り直して再挑戦。

今回は慎重に20センチほど切り出してテスト現像した。
スーパープロドール 18℃ 7分だ。
おおう。出てる。写ってる。
埃っぽいのはテスト現像をなめてかかって適当水洗&乾燥だから。

やっぱ最初のは露出不足だったかな。
オートのカメラで撮って正解だ。
VITOとかContessaはスローシャッターが1/30しかないから失敗したな。
今回は午後の日が傾き始めた頃とはいえそれなりに明るさがあったけど、
日陰に向けると1/10とかになってたし。

で、現像セット用意してあるし、SPDも色がついちゃったし、
そのまま残りを一発でSPDで現像しちゃいました。
いい感じ。
あれー、前回はだいぶオレンジなフィルムベースだったのにな。
今回は濃い目のグレーだよ。現像液のせい??
そもそもリバーサルフィルムだから正常な現像なら透明になるはずなので
今回のグレーのほうが正解に近いか。

・・・それから数時間後。
乾燥し終わってスキャン。
ラチチュードがせまいと言うか、アンダーに撮れちゃったというか
なんていったらいいのわからんw
意外なハイコントラスト。影は救えない。現像時間長すぎたか?
ちなみにスーパープロドール 18℃ 7分です。
なぜ18℃なのかは・・・室温がそうだったから現像液も温度調節無しで実行しただけ。




SPDらしく荒々しい質感。(ISO25なのにもったいない??)解像感はあるので、やっぱNIKONのレンズはレンジファインダー機とは違うのか。
それともピントが正確になっただけか。
荒々しいのも結構好き。




Camera : NIKON F80 + AF NIKKOR 28-70mm 3.5-5.6
チープなプラレンズだけどなかなかいい感じ。

光が当たっているところは綺麗に写ってる。
ちょっとでも陰になると黒くつぶれてしまうので、もう少し明るめに撮ればいいのかも。
前回はほとんど何も写ってなかったからもうあきらめていたけど、
カメラさえちゃんとして露出を合わせられれば写ることがわかったので
しばらくこのフィルムは使わなくていいか。
もともとリバーサルフィルムなので露出がシビアってのはこういうことなのかな。
あ!そういえば、クオーツデートの写し込み無いねw
フィルムの感度低すぎて写らんかったわww
しかも!F80Sの機能「SSとF値をコマ間に記録」ってヤツもほとんど薄くて見えない!
(掲載写真ではトリミングされてます)

一般的なフィルムだったらこのフィルムにこの現像液って情報がいろいろあるが
コダクロームはモノクロ現像できるって事しか調べられなかったので
お手元に持っている方の参考になるだろうか・・・
おばかなブログですんませんw
逆に考えれば「誰にでもできる」と言うことですからやってみましょう。

2018年5月14日月曜日

冒険の書。

結局、悩んで・・・冒険にしました。
コダクロームをF80に装填。
自分の住む町を散歩しながら36枚撮りきってきた。
30枚ほど撮って気がついた。
無粋なクオーツデートをオンにしていた・・・ああ、日付入っちゃったよ。
昔はフィルムカメラでクオーツデートって大変ありがたいものだったが、
記念撮影ではない場面では邪魔。
トリミングかそのまま使うか。
現像液や、方法はまだ考え中。
とりあえずオートで撮ってきたのでISO25に対しての露出は大ハズレではないはず。
ミクロファイン?D-76?SPD?はたまた静止現像?まさかの珈琲現像??
全滅を避けるためと実験をしたいので数コマ犠牲にしても切り出してテスト現像すべきか。

でね、フィルムカメラってやっぱアナログだし機械っぽいのがいいよな。
と思って、フォクトレンダーVITO BにはTri-X 400だ(期限切れモノ)。
SS 1/200,F16にほぼ固定。
F80と一緒に持ち歩いたが、F80のコダクローム優先だったので
VITOは数枚しか撮らなかった。
ISO400なので多少の日陰もなにも気にせず撮れるのは楽だ。
ちっさいのでスナップにはいいカメラ。
もうちょっと画角が広いほうがスナップ向きだけどまあいいか。
VITO Bはこんな風に開く。

コダクロームはどうしたものか。
またミクロファインか、増感気味にSPDか。
Tri-XもあることだしD-76も買うかとか。
古すぎてデータがないけど、ネットを徘徊しながら考える。
先人たちの試行錯誤がネットにいろいろあって面白い時代だ。
でもフィルムの自家現像自体は古くからあるけど、
ネットに掲載できるのはごく若い世代だけなのであらゆるものがあるとはいえないんだな。

これが冒険の書。

2018年4月25日水曜日

コダクロームの黒白で自家現像  結果・・・ジャン!

はい。惨敗ですwww
結果隠しません。
この失敗の実験結果を今後活かしていただきたい(みなさんに?)。

まあ、これですよ。「コダクローム」。
外式リバーサルフィルム。正規には「K-14」プロセスです。
それをモノクロ現像した実験結果。
世紀末に期限が切れている個体。

もう現像したら一発で薄ピンクだった現像液がこの色です。
朝一番のおし〇このよう(世界的にわかりやすい表現だなぁ)。
ミクロファイン原液10分です。

定着でさえこの色。
2回目のおし〇このよう(もういいかw)。
無色だったのにな。

タンクから出した様子。
こんなに黒い。

背面層を取り除くはずが乳剤面を落としてしまったという失敗。
この黒い層が背面の層。
カールしてる外側をきれいにしなくちゃならないのに・・・アホや。

気を取り直して背面層をお湯の中で取り除いていたら結局、乳剤も落ちてしまった。
なんともがっかり。
しばらく考えて、お湯ではなく水で洗うことに。

おー、そしたら背面層だけ素直に取れました。
この作業にはメラミンスポンジが早くて簡単でした。
爪や指の腹ではどうにも取れなくて、どうしたものかと考えて、
メラミンスポンジでこすったら、あ~ら簡単!こりゃ便利。
軽くこするだけですいすい取れます。
やはりお湯で作業すると乳剤が柔らかくなりすぎて手のひらの上でも簡単に溶けてなくなってしまうことがわかった。
ここまでにフィルムを半分もダメにしてしまった。
後続の方ははじめから「水」で「メラミンスポンジ」 で作業してください。
(投げてますな)


 オレンジの反対色はこんなきれいな青・・・
ああ、写ってないw

取り込んで頑張って補正してもこれ以上救えません。

もう、薄すぎ。

あーあ、なんにもわからんちん。
この失敗の原因を探ると、
  • フィルムが期限切れで劣化し写らなかった
  • 露光が悪かった
  • 現像が悪かった
のどれかか、すべてか。
まだフィルムは4本あるけど、ここまで上手くいかないとしばらくやる気にならん。
期限切れは回避できない。現像もなんとも言えない。
とりあえず露光問題はカメラさえちゃんとしていれば回避できる。
オート露出カメラで撮影すれば良くなるのでは。
(はいはい、初めてなのに勘で露出決めてましたw)
ISO25ってのが不慣れなのに勘で撮ってましたから。
SS 1/100、F5.6で晴れた屋外での撮影だったんですがね。

次回があるとすれば・・・切り出してテスト現像で現像時間や増感を割り出したほうがいいな。
フィルムってこれだから面白い。

2018年4月13日金曜日

Rollei RPX 100 の続きと・・・変態フィルム

ミクロファインで現像したローライの写真の続きでございます。
上手い下手はともかく、楽しいです。
フィルムはじめてからデジカメも使いますが、使い分けてますね。
風景とかも見方が変わりました。


Camera VITO B : Film Rollei RPX 100

端っこにカビのようなものがすべてに写ってる・・・

それと、変態なフィルムが手に入りました。
コダクロームです。
K-14プロセスです。
おそらく地球上にK-14プロセスを行う現像所はなくなってしまいました。
もはやリバーサルとしての現像は不可能です。
なのでモノクロ現像しちゃおうと思います。

今回、このフィルムの入手にあたってK-14プロセスを調べてみましたが、変態ですw
このコダクローム、外式という部類のポジで、フィルムに色素が含まれません。
現像時に3色の露光と染色をするという自家ではとうてい無理なプロセス。
撮影済みだってのに現像時に色別にさらに露光するなんて・・・
しかも染料を加えるんですよ。考えてみてください
光量と厳密な露光時間、染料の色味・・・あまりにも均一な仕上がりにするためには
高い精度が要求されすぎ。

モノクロでよければ現像できるらしいです。
挑戦しますとも。1999年に期限切れですけどね。
世紀末フィルムです。


コンパクトフラッシュのSDカードアダプターの速度 -追記あり

今日はカメラについて。 昔からレフ機を使ってきて、一時ミラーレスも使ったことはあった。 が、EVFは便利な反面、リアル感が無いし 夜は眩しくて、ファインダーから目を離すと目がおかしくなる。 3台ほどミラーレスを持ったが今はレフ機に総入れ替えしている。 レフ機のファインダーはレンズ...