2019年6月4日火曜日
Leitz HEKTOR 135mm F4.5 (M) をお迎え・・・間違えて・・・
ジュピター8と12は手放した。
エルマー50mmだけでいいんじゃないかという境地だった。
暇な日にもうちょっとアップが撮りたいと思い、
135mmと90mmを物色し始めて、人気が無い焦点距離だと知る。
ライツ純正ですら1万円ほどから買える。
非純正にいたっては5千円以下だ。
ムラムラと物欲がわいてきて衝動的に入札したらそのまま落札してしまった。
が、時はすでに遅し・・・マウントを間違えた。
タイトルに入ってなかったので気にも留めなかったが、L39狙いがMマウントを
購入してしまったのだ。
なんつう初歩的なミス。
でも大人。落札キャンセルなどしない。
これね。
まあとりあえず、目の前にライツのレンズがあるわけですよ。
使って試したいに決まっている。
すぐさま中古で安いマウントアダプター(L/M to m4/3)も購入。
近いもの(F5.6)
近いもの(開放)
遠いもの(開放)
遠いもの(F11)
無限遠(開放)
無限遠(F16)センサーゴミ・・・気にしないで
約10m先(F8)
約10m先(開放)
室内(開放)
室内(F11)
え、誰かのブログとかで簡単に下調べしたけど、色はレトロじゃないと思う。
ぜんぜん綺麗に撮れるじゃん。
素人なので詳しく論評できませんが、デジ時代でも酷いレンズはあります。
比較できませんが、古いものなのに今でも通用する写り。
さすが贅沢なライツのレンズ。
まったくもってOK。
開放だとフリンジに色ずれが見られるが、ちょい絞れば綺麗にシャープ。
背景ボケもきれいなもんだ。
かといって開放が使えないわけじゃない。
コントラスト差が強くなければピントの芯は来てるからフリンジは気にならない。
開き気味のときの被写界深度は浅い感じ。
ピント面の前後がすぐにトロトロに溶けている。
開放F4.5とは思えないとろけ具合。
デジタル時代になってもキットのズームレンズとかはコスト優先と、
上位機種との差別化で色ずれやピントの甘さ、暗いなどのイメージだが、
そんなレンズたちよりもずっと綺麗に撮れる。
比較するのはナンセンスだが、やはりおもちゃではない。
マイクロフォーサーズなのでレンズの中心しか使ってないので参考までに。
むしろ中心だけのクロップ的なのに綺麗なのでフルフレームだったらさらに目立たないはず。
インダスターやジュピターを触ってきたが、やはりライツのレンズは信用度が違う。
狙ったものが必ず撮れるとでも言えるような安心感がある。
2019年5月9日木曜日
安定のElmar 50mm F3.5
安定のElmar 50mm F3.5
もうね、手放せない(今のところ)。IIIfでインダスター、ジュピターと使ってきたが、エルマーがいちばん。
開放F3.5は一見しょぼい。パンチ力も無い。
だがしかし、インダスターやジュピターとかの開放が使い物にならない。
エルマーは違う。開放から使える。しかも自信を持って、確実に。
この差は大きい。めちゃ大きい。
と、えらそうなことを言っているが、ライツ純正レンズでエルマー以外知らないw
なのでまあ、そんなところ。
エルマーの逆光にはフード必須。
持ってないからめったに逆光では使わないが、欲しい。
前玉がレンズの最前面とほぼ面で一緒なので簡単にフレアが出てしまう。
でもね互換品が3000円くらいから、純正は1万円だ。
ライカをはじめるまで知らなかった世界。
キャノンやニコンだのは互換フードなんて数百円なのに。
懐事情がぜんぜん違う。ほんと世界が違うくらいの感覚。
2018年12月10日月曜日
一発勝負の結婚式にLeica IIIf + Elmar 50mm f3.5
デジカメが当たり前の時代にフィルムで撮るなんて。
撮り直しがきかない結婚式に。
日常の1コマも撮り直しは出来ないけど、失敗してもあまり影響はない。
ところが結婚式ともなるとプレッシャーが大きい。
まだ慣れてないElmarともなるとなおさら。
数コマしかテスト撮影できてないレンズでどこまで決めることができるか勝負して来ました。
ISO1600のフィルムだったのですが暗いので結局は開放からわずかに絞ったf4~5くらい。
(大陸系絞りなので倍数系の絞り値がわからない)
被写界深度に頼るにはちょと絞り足りないところだが、すべてピンが来ていた。
これには驚いた。
2重像とぴたりとレンズのピントが一致している。
それがライカの証なのか??ドイツの技術なのか??
ロシアレンズじゃこうはいかなかったと思う。
Jupiter-8でフィルムを何本か撮ってきたが、開放~1段絞り位は半分近くピンボケだったことを思うと
このヒット率の高さは素晴らしいとしか言いようがない。
露出は勘で撮ってきたので屋内や屋外で移動ごとにばらついてしまっていた。
でもそこはカラーネガの懐の深いラチチュードに助けられた。
カラーネガのラチチュードとElmarの正確さに今回は助けられた。
2018年11月30日金曜日
Elmar 50mm f3.5でJupiter-8 50mm f2はどうしようか
エルマーをはじめて使っていきなりピンが来たので正直これ1本でいける気がしてる。
なのでJupiter-8はf2ではあるが、正直開放では使い物にならないので
結局f3.5のエルマーに勝てない感じ。
でもね・・・絞ると写るんだ。これがシャキッと。
持っていてもいいんだろうけど、正直、今後50mmはエルマーオンリーだと思う。
最後になるか・・・Jupiter-8の撮影。
Camera Leica IIIf / Lens Jupiter-8
明るい時に絞って撮影すると、ほんとキリリと撮れる。
捨てがたい。
2018年11月28日水曜日
旧エルマー 50mm f3.5 のテスト と、写るんですからISO1600のフィルム取り出し
1週間後、ちょいとイベントがあってそこでエルマー一本で行きたいので
すぐにテスト撮影。
一眼とちがってレンジファインダーはテストしないとピントの感じをつかめないので
必須の儀式。
うん。Jupiter-8と違ってちゃんと1mにピンきてる。
Jupiter-8は1mの時15cmくらい前ピンだったから、エルマーはかなり精神的に良い。
開放だから少しふわっとしてるけど、芯はあるしまったくOKじゃないか。
Jupiter-8のf2開放なんてモヤモヤしてユルユルで使い物にならない感じだし。
f5.6にするだけでバッチリ使える深度になる。
ロシアンレンズのユルポワが信じられなくなる。
室内で1m。これ、Jupiter-8だったら完全にピンはずしてるからね。
ボディの連動距離計との相性抜群だ。
これはロシアンレンズ使えなくなりそう。
この信頼性はどこから来るのか・・・
よし、そのままの状態でバッチリ使えることがわかった。
写るんですからISO1600のフィルム取り出し
室内でのイベントなのでISO1600のフィルムを使う。
当時ISO1600のフィルムが入るなんて想像していなかった時代のカメラに。
だけど今ってISO1600のフィルムってNatura1600しかないのか・・・3000円だよ。
そんなの使えない。
そこで「写るんです ブレに強い」から1600のフィルムを取り出した。
27枚撮りで1200円だよ。何この価格差。
ダークバッグ内で容赦なく撮りきる。このボディは一度もまともに撮影してもらえない。
ぱっかーん
ほらISO1600のフィルムが手に入った。
おまけに単3電池1本もね。
2018年11月27日火曜日
旧エルマー Elmar 50mm f3.5 を購入。
旧エルマーが欲しい!...ゲット。
ロシアンレンズのJupiterは面白い。
だが、やはり沼と言うか物欲でライカにはエルマーって頭の中でグルグルし始めた。
きっとすべてのライカ使いに現れる症状だろう。
この病気に冒されて、eBayで格安のボロボロ品を購入。
見てくれは非常に「悪い」が自分には歴史を感じてむしろイイと判断。
きっと綺麗なライカをもっていたい人には見向きもされないだろう。
俗に言う旧エルマーだ。ショートエルマーとも呼ばれる(はず)。
その意味は、レンズ固定式 A型ライカについていたものをLマウント化したもの。
これはライツ純正の対応でレンズ交換式になってからの仕様なのだが、
歴史はほどほどにして、そういうことであるという程度で。
だって、A型についてたなんてロマンでしかない。
写りは新エルマーのほうが良いとされているが、ロマン成分が少ない・・・
A型の頃はフランジバックが統一されていなかったため、個体ごとにレンズの
無限をシムで調整して取り付けおよび出荷していたので、
レンズのフランジバックや無限遠の個体差が大きかったらしい。
新エルマーよりも筒が短いからショートエルマーと呼ばれているようだ。
詳しい人ならエルマーだけで一晩解説してくれるだろう・・・
にわかライカ使いが旧エルマーを見分けるために勉強したポイントをまとめる。
(が、正しいかはわからないので詳しい人に聞いてください)
偽物を買ってしまっては意味がないので。
エルマーには「5cm」「50mm」の2種類の表記がある。
cm表示は新エルマーで、mm表示が旧エルマーらしいのだが、偽物もmm表記が多い。
また、feet表記もある。本物は「feet」「mtr」の表示あり。
絞り操作レバーの内側にあるフィルターネジが細いのが旧エルマーで、
現在よくあるネジピッチのは新エルマー。
また、絞り操作環がレバーではなくギザギザした環状のものは偽物。
旧エルマーの決定的判別ができるのが、指掛けの裏に刻印があれば本物。
0,1,3のナンバーが刻印されている。
焦点距離によって3種類に分類されて刻印が施されている。
この刻印がない物は新エルマーか、偽物の可能性がある。
mm表記で裏に刻印がない物は偽物の可能性大。
新エルマーについてはあまり勉強していないので、間違っているかも。
さらに、DIII型以前のエルマーはニッケルメッキで、1m~∞まで約1回転です。
詳しく知らべていませんが、おそらくコピーエルマーは1回転のはないと思います。
ニッケルメッキで1回転ならきっと本物だと思います。
それと、「Germany」の刻印は輸出向けに刻まれるらしく、
この個体はそれがないのでドイツ国内仕様なのかな。
やっと純正の組み合わせ。
沈胴すればめちゃコンパクト。
しかしガリガリに擦れている。おかげで気を使わずに使い倒せる。
この「0」はフランジバックが統一された交換レンズのしるし。
初期はフランジバックが統一されていないため決められたボディとペアでしか使えない状況だったようです。
後に、それは「不便だ」となってフランジバックが28.8mmに固定されたそうな。
もし、その初期型があるとすればペアのボディナンバーが刻印されているらしい。
とりあえずポイントを抑えれば偽物をつかむまされることはだいぶ減ると思う。
純正でもイレギュラーなモデルも存在するので難しいのだが、よく見るとわかるので参考までに。
2018年11月26日月曜日
ロシアンレンズ Jupitar-12
ロシアンレンズはチープ道にふさわしいLマウントの廉価レンズだ。
さすがに50mmしかないとちょっと巾が足りない。
そこで35mm F2.8のJupitar-12をeBayで購入。$90くらいだった(送料込み)。
ウクライナの出品にいささか不安はあったが、数千件のポジティブフィードバックの
出品者だったので、そこを信頼して購入。
ウクライナから約2週間で届きました。
ここ数日、ウクライナとロシアがいがみ合っていたのでなおさら不安だったが、
なんとか届いた。
この、所有欲をそそる後玉が特徴。
マウントから約22mmも飛び出しているので、アダプターでミラーレスには付けられない。
ソニーの一部にはつくみたいだけど。
ツァイスのビオゴンのまねっこらしい。
とにかく、個人的にIndustarより信頼している。
個体差が激しいとは言うものの、初めて使ったIndustarがポヤポヤだったから。
そしてはじめて使った Jupitar-8が綺麗に撮れたから。
試写はこれからのお楽しみ。
2018年11月14日水曜日
レーザーライナーを距離計に通してみた
コリメーターについて調べていたらレーザー光をファインダーに通して調整する
なんて方法があったので、「ウチにレーザーあるじゃん」と思って、
仕事で使うレーザーライナーをライカのファインダーに通してみた。
精度とかはさておき、どうなるか試してみた。
こういうやつで、建設現場で使う水平、垂直、真上を離れた場所から照射する機械。
コイツは旧型なのでデカイけど、最近のはもっとコンパクト。
安物ならホームセンターで数千円で売ってます。
ドットのレーザーポインターでも良いと思うが、持ってない。
レーザーライナーの前にライカをセット。
距離計のプリズム側からもレーザーが出ている。
置いただけだとレーザーライナーと平行じゃないのでずれてますが、
ファインダー越しの2本のレーザー光が写りました。
一応、一直線になるように平行にセット。
ポインターだと平行にするのは難しいかも。
ポインターでやる時は遠くのポイントを合致させれば良いのかな?
レンズの指標を「1m」にして、フィルム面から1mのところのレーザーを見るとほぼ一致。
適当装置だから正確なフィルム面から1mを計れていないので参考程度だけど、
まあまあ良い線いってるんじゃないかと。
無限遠はどうやって調整に使えるかまだ良くわからない。
遠くなるとレーザー光が減衰しちゃって無限遠の精度を計るには難しかった。
ポイントのほうが減衰が少ないだろうから、レーザーポインターを持っている人は検証して欲しい。
レーザーがどこまでいっても平行線になれば無限遠のはずなんだけど。
2018年11月11日日曜日
距離計いじってからの試写
どうも最短は前ピン。
とりあえずレンズ側の距離目盛1mにぴったりあわせて撮影してみた。
5m以上~無限まではそれなりにピンが来ているように感じる。
近場が前ピンなのはレンズの個性なのかもしれない。
なにせレンズを他に持っていないので比較しようが無いが、
調整前よりしっくり来る感じ。
ピンボケな写真が激減した。
レンズは1mにして撮ってみたら手前20cmくらい前ピン
最短は20cmくらい奥を狙うしかないか。
絞ればかなり合う。
7mくらい先を狙ったパンフォーカスはOK。
日陰でF5.6くらいだけど、3mくらい先のピンも大丈夫みたい。
ちょいボケた。4mくらいのとこ。
Camera Leica IIIf / Lens Jupiter-8
3mくらいの看板だけどピン来てる。
よしよし。
調整前より格段に狙いやすくなってきた。
もう一本レンズ欲しいところ。
2018年11月7日水曜日
良いか悪いか?Leica IIIf
きっとちゃんと整備されたIIIfと整備された純正レンズなら
問題なくバチッとビシッと決まる優等生に違いない。
写真はカメラじゃないって言いたいが、そのカメラでないと撮れない雰囲気はあると思うし。
ボディがある以上、純正のレンズを揃えたいが、高価だしチープに遊ぶにはどうかと。
いい訳だね。
まあとりあえずJupiter-8がまだまだ遊んでみたいレンズなのでしばらくはこれだ。
物欲に負けてしまう形で衝動買いしてしまったがが、
今となってはDIIやDIII、IIIaあたりにすればもっと工夫が必要で機械式カメラを堪能できたんじゃないかと思い始めてしまった。
IIIfが難なく使えることがちょっと物足りないと言うか・・・贅沢だね。
距離計を調整してからの撮影はまだ撮り終らないので今までのとりあえず撮ってみたヤツ。
Camera Leica IIIf
Lens Jupiter-8 (50mm/F2)
コンパクトフラッシュのSDカードアダプターの速度 -追記あり
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