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2018年8月29日水曜日

手探りのはじめて多重露光

デジタルカメラなら編集ソフトや、カメラ内多重露光機能で簡単だ。
フィルム写真だって編集ソフト使えば同じことだけど、
そこはやっぱり難しいほうやってみたい。
で、スプロケットロケットでやってみた。
前の記事でLC-Aで多重露光を先に掲載したが、スプロケットロケットでは
ポジフィルムで先に挑戦していたが現像が上がってくるのに手間がかかった。

曇天のTDLだったのでちょっと無謀だったが、
ポジを使いたかったのとスプロケットロケットでワイドに撮りたかった気持ちが
強くてISO100で強行したら・・・アンダー連発でほとんど黒かった(涙)。
1~2段は露光が足りてない。
曇天でSS単速1/100 F10なんてカメラはISO400が必要でしたね。
だって売ってないんだもんISO400のポジなんて。

多重露光は暗い写真を先に撮り、明るい写真を次に撮るのが良いと思う。
なぜならばフィルムは明るさを足すことになるので
先に明るい写真を撮ると感光しちゃって2回目の露光がオーバーかもしくは写らない。
写ってもとっても薄い写真になる。
なので先に暗いか黒いものを撮るのが未感光部分を多く残せる方法だ。
わかっちゃいたんだけど、やってみないと実感がつかめない。
失敗写真の数々をどうぞw

明るい+明るいだと薄くなる。

明るい空にすでに感光しきっていたため、空にはほとんど写らず、
暗い周辺にだけうっすら感光した。

これは偶然、夜のTDLの花火のあと、フィルムの巻き忘れで次の日のスカイツリーが
多重になってしまったもの。
暗い後だからスカイツリーが綺麗に写った。
スプロケットロケットはフィルムの巻き上げとシャッターはまったく連動していないので
こういうことが起きうる。

ほとんどの写真がアンダーだったことを考えると、条件が悪かったとはいえ
やはりポジフィルムのラチチュードが狭いんだろうか。
ネガフィルムだったらもうちょっと写っていたような気もするし。

2018年8月28日火曜日

LC-A 試写

背景が曇りだけど空の白色で露出はアンダーになるのは、まあ普通のことか。

目の前の鉄塔はボケるかと思ったらけっこうくっきり。フォーカスは無限。

裏技で多重露光。本来 暗>明 の撮影が好ましいが、思いつきだったので
明>暗の撮影。被写体やイメージはさておき、オーバーにはならずにそこそこ上手くいった。

フォーカス直すの忘れて最短(0.8m)で遠いものを撮るとこうなる。

目の前の料理。最短(0.8m)。室内だったので低速シャッターでブレた。

最短(0.8m)でちゃんと写るとこんな感じ。
後ろのボケ方がちょっとうるさい感じです。

無限遠は想像以上にシャープに写る。
なんにせよ、AEは楽だ~安心だし。
ブレは気をつけないといけないが、露光量だけは保障つき。
このLC-AはISO25,50,100,400と設定できるので
中間のISOを選んでおけばISO設定をずらして露光量を増減できるにはできる。
1段もしくは2段も変わるので難しいが。

2018年8月23日木曜日

LC-Aのモルト張替え & 定番?テクニック

モルト。結構高価なんで、前回NIKOMATの時は100均の「のり付きフェルト」を
貼り付けた。
効果はあったが、作業性は悪かった。
今回はちゃんとジャパンホビーツールのモルトプレーン2mm厚を購入。
やっぱ専用品はいいわ。
作業性の良いこと。
ウレタンフォームなのでフェルトのようなヒキツレや毛羽立ちが無い。
接着剤の調子も良く、綺麗にカット、貼り付けができた。
とりあえずLC-Aの補修は完了したので、撮影したい。
モルトシートは9割以上残っているのでNIKOMATもあらためて貼りなおそう。


はい。ここでLC-Aでの定番なテクニックをおさらい。

その1 、MXスイッチの無いLC-Aでの「多重露光」

LC-A+にある多重露光のための「MX」スイッチ。
LC-Aには無いのですが、多重露光するテクニック。
1、フィルムの巻き戻しレバーを押さえつつ、底面の巻き戻しロック解除スイッチを押す。
2、フィルムを巻き上げるダイアルを回してシャッターチャージ。
   (このときフィルムは送られない)
3、撮影
ロックを解除してしまうため、フィルムのテンションが開放されてしまうので
多少のズレが生じるが、MXスイッチが無い以上、こうするしかない。
(フィルムが動きにくいよう押さえるようにモルトを貼れば良いのかも!)
(もしくは圧版のテンションを上げる?)

その2、B(バルブ)撮影
Aモードにして、測光用の窓をしっかり遮光するとシャッターボタンを押している間、
シャッターが開きっぱなしになる。

多重露光のテクニックは巻き上げダイアルでシャッターチャージする機構の
フィルムカメラならたいていできると思う。
Vivitar Ulta Wide&Slimは残念ながらフィルムが送られないとチャージされないので
(シャッターチャージが別ギア)
このテクは使えない。

2018年8月22日水曜日

やっと LOMO LC-A を手に入れた!

トイカメラの代表選手「LOMO LC-A」です。
やっと入手しました。
だって・・・高いんだもん。
新品は改良されたLC-A+というモデルで28000円もする。
中古でも1万円じゃ買えない。
だけど欲しかった憧れのカメラだったのでずうっと前からチェックしてた。
初期のLC-Aですが動作未確認ジャンクでヤフオク3000円でゲット。
評価にかなり(1000件以上)の「悪い」があったが、取引量が数万件もあるリサイクルショップ。
「破損が写真にわざと撮ってない」「届いたら中がひどかった」などなど。
リスキーだったが、おかげで競合ゼロで落札。
初期のLC-Aの相場は動作確認品なら8000円くらいから。
動作確認品で5000円だったら即買いレベル。

今回のは動作未確認でジャンク、悪評つき出品者、故障品も覚悟したが、
電池入れたら無事動作。
非常にラッキーだった。

ただ、モルトがボロボロでフィルム室を砕けたモルトの粉が散らかりまくりだったので
モルトは張り替えるまで使用はしないほうが良さそうだ。
「LOMO」がラテン文字(アルファベット)になった後でかつファインダーにイラストが入る前のモデルでブラックロモと呼ばれる。
 キリル文字がファースト。このブラックロモがセカンド、ロモ蔵(ロモボーイ)と呼ばれるイラストが入るとサードモデルで、
サードモデルからLomographyによるライセンス製造です。
「LC-A+」が現行モデル。アクセサリースロットや多重露光スイッチ、絞りレバー廃止、レリーズケーブル対応など欲しい機能といらない機能廃止で使いやすくなっている。
外観はコシナの「CX-2」というカメラのパクリデザイン。
焦点距離が違うが見た目、使い勝手はほぼそっくり。
CX-2のアクセサリーが使えそうだが、残念ながら接点の位置が違う。

底面。巻き上げ軸がモータードライブに対応できるようになっているが、
今のところそういったアクセサリーは無い(CX-2とは接点の位置が違う)。
インスタントフィルムバックはあるけどね。
CX-2にはモータードライブがあるようです。
三脚ネジ右が電池室(LR44x3)。
レンズ下の底側にあるのがレンズカバー開閉レバー。

絞り選択するとSSが1/60に固定されてしまうとかでほぼAUTOしか使い様が無いかんじで
後の「LC-A+」で廃止されてしまう。
A位置でAEカメラとして動作する。
絞り選択はそもそもフラッシュ撮影用。

フォーカスは0.8、1.5、3、無限の4段階。
上の丸窓が測光、すぐ下の四角い窓がISO感度設定窓。見えにくいけど左横に
小さなISO設定ダイアルがある。
まわすとISO表示と一緒に測光窓の穴の大きさが変わる(絞り)仕掛け。
裏蓋側には何も無い。
蓋を開けるには巻き上げレバーを持ち上げて引っ張るやつ。
非常にシンプルな構造で、想像より小さかった。

電池がないとうんともすんとも動かないので、予備電池は必須。
ファインダー内に電池ランプが点灯する(明るさで判断するやつ)。
もう一個、スローシャッター注意ランプがファインダー内にあります。
シャッターボタン押してからレリーズするまでのタイムラグが長い!
落ち着いて撮影する必要が有ります。
オートによるAEは非常に楽チン。
だが、絞りを選択できないのでボケのコントロールは出来ないな。
一応、SSは1/500~2secまで変化するらしいので、
ボケを得たい時はISO感度の低いフィルムを入れれば絞りは開き気味になると思われる。
高感度フィルムを入れればきっとF11やF16でパンフォーカスになるかと。
AEなのはいいけど、絞りは自分で選びたかった。
LOMOのカメラってどこか完璧にはならない部分があって、
そこがまたコントロールできない写真が撮れることが楽しいとも言えるが。
まあデジ1眼のように完璧なカメラをLOMOが作っても面白くないのは想像できる。
あら、こんなところに「MADE IN USSR」表記が。
レンズカバーの開閉は一瞬なので気がつかなかった。

2018年7月27日金曜日

LOMO Sprocket Rocket 第一回

ロモグラフィーのカメラ。
スプロケットロケットの第一回目の撮影。
メルカリで格安でゲットしたもの。
残念ながらレンズキャップが無い。これが結構重要なのだが、まあいい。
まずはカメラから説明しますと、
ロモのカメラはどの機種もそれぞれ個性的な最大の特徴というものがあります。
このスプロケットロケットの最大の特徴は、「スプロケットホールまで写る」イメージサークルの広いカメラです。
これに尽きるカメラです。

ロモのことですから、SSは1/100とB。バルブがあるだけでどれほどスタイルが広がることか。
個体のせいかこのSSレバー、ゆるすぎて1/100にしても重力でBになってしまう。
なんなのこの仕様。他はどうなんでしょ。うちの子だけかとも思うが。
なので軽くテープで固定。

絞りは開放でF10.8と、1段絞ってお日様マークでF16 。
この10.8のこだわりはナゾw。F11でいいような気がするが。
絞りが一応2段あるのでISO100~400が主役になれる。
レンズの下側にレバーがあります。

SS選択レバーの右がレリーズレバー。
軽く下げるだけなのでショックは無いとは思うが、
コイツがフィルムとはまったく連動していないのでいつでも動作する。
なのでレンズキャップは必須。かばんの中でも手に取った時でも簡単に
シャッターがレリーズしてしまう。
フィルムの巻上げ、巻き戻しもノブで前後に自由自在!!
何重にも露光できる!(いいのか?)
だから、三脚使用なら光量不足もシャッター重ねでSSを調節できるのがロモのカメラ。

焦点距離は30mm、フォーカスは60cmと無限の2段階。
約2コマ分を1ショットでパノラマ撮影する。
36枚撮りフィルムで18ショット。
巻き上げレバーをまわして小窓に白点が出たら撮影OKという簡単なもの。
巻きすぎても大丈夫。巻き戻せばよいのですww
チープながら、撮影者次第で無限の可能性があるのがロモのカメラの良いところ。
失敗も量産しちゃうけど、それもまた楽しい所。

ラッチだけの裏蓋なのでひょっこり開きそうでちょい心配。

まあこんな感じ。
勘によるB撮影。約3秒。

左半分が2重露光になっちまった。フィルム巻上げ失敗。

1/4や1/5構図だとスプロケットホールにかぶっちゃう。

潔く日の丸がいいかも。
周辺光量不足のトンネル効果もしっかりあります。
裏蓋は簡素ですが光線もれは無い様子。
やっぱHOLGA120に135フィルムを入れてのパーフォレーションまでの露光より
使いやすい。

2018年6月28日木曜日

LOMO FISHEYE とカラーネガフィルム

トイカメラの魚眼で安くて簡単に手に入る「LOMO FISHEYE2」で
富士のカラーネガ。
ロモのカメラはトイカメラとして確固たる地位ですから説明はいりませんね。
フィルムは何だったか確認せずに現像に出してしまったのではっきりわからず。
パトローネも帰ってこないしね。






このように一見、全周魚眼のような写りだが、画角的にはさほど広くは無い。
トリッキーな写真を撮れば面白いアートが生まれそうだけど、
普通に撮っただけじゃちょっと画角が広い丸い写真。
多重露光機能があるのでそういった作品のほうが面白い結果が得られそう。
なにかひらめくまで使い方が見出せないwww
ただ、安い!中古で1000円前後なのでつい買ってしまったのです。

コンパクトフラッシュのSDカードアダプターの速度 -追記あり

今日はカメラについて。 昔からレフ機を使ってきて、一時ミラーレスも使ったことはあった。 が、EVFは便利な反面、リアル感が無いし 夜は眩しくて、ファインダーから目を離すと目がおかしくなる。 3台ほどミラーレスを持ったが今はレフ機に総入れ替えしている。 レフ機のファインダーはレンズ...