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2019年5月9日木曜日

安定のElmar 50mm F3.5

安定のElmar 50mm F3.5

もうね、手放せない(今のところ)。
IIIfでインダスター、ジュピターと使ってきたが、エルマーがいちばん。
開放F3.5は一見しょぼい。パンチ力も無い。
だがしかし、インダスターやジュピターとかの開放が使い物にならない。
エルマーは違う。開放から使える。しかも自信を持って、確実に。
この差は大きい。めちゃ大きい。
と、えらそうなことを言っているが、ライツ純正レンズでエルマー以外知らないw
なのでまあ、そんなところ。





エルマーの逆光にはフード必須。
持ってないからめったに逆光では使わないが、欲しい。
前玉がレンズの最前面とほぼ面で一緒なので簡単にフレアが出てしまう。
でもね互換品が3000円くらいから、純正は1万円だ。
ライカをはじめるまで知らなかった世界。
キャノンやニコンだのは互換フードなんて数百円なのに。
懐事情がぜんぜん違う。ほんと世界が違うくらいの感覚。

2018年12月10日月曜日

一発勝負の結婚式にLeica IIIf + Elmar 50mm f3.5

結婚式にフィルムで写真を撮る。
デジカメが当たり前の時代にフィルムで撮るなんて。
撮り直しがきかない結婚式に。
日常の1コマも撮り直しは出来ないけど、失敗してもあまり影響はない。
ところが結婚式ともなるとプレッシャーが大きい。
まだ慣れてないElmarともなるとなおさら。
数コマしかテスト撮影できてないレンズでどこまで決めることができるか勝負して来ました。







ISO1600のフィルムだったのですが暗いので結局は開放からわずかに絞ったf4~5くらい。

(大陸系絞りなので倍数系の絞り値がわからない)
被写界深度に頼るにはちょと絞り足りないところだが、すべてピンが来ていた。
これには驚いた。
2重像とぴたりとレンズのピントが一致している。
それがライカの証なのか??ドイツの技術なのか??
ロシアレンズじゃこうはいかなかったと思う。
Jupiter-8でフィルムを何本か撮ってきたが、開放~1段絞り位は半分近くピンボケだったことを思うと
このヒット率の高さは素晴らしいとしか言いようがない。

露出は勘で撮ってきたので屋内や屋外で移動ごとにばらついてしまっていた。
でもそこはカラーネガの懐の深いラチチュードに助けられた。
カラーネガのラチチュードとElmarの正確さに今回は助けられた。

2018年11月28日水曜日

旧エルマー 50mm f3.5 のテスト と、写るんですからISO1600のフィルム取り出し

旧エルマー 50mm f3.5 のテスト

1週間後、ちょいとイベントがあってそこでエルマー一本で行きたいので
すぐにテスト撮影。
一眼とちがってレンジファインダーはテストしないとピントの感じをつかめないので
必須の儀式。

1mで開放。
うん。Jupiter-8と違ってちゃんと1mにピンきてる。
Jupiter-8は1mの時15cmくらい前ピンだったから、エルマーはかなり精神的に良い。
開放だから少しふわっとしてるけど、芯はあるしまったくOKじゃないか。
Jupiter-8のf2開放なんてモヤモヤしてユルユルで使い物にならない感じだし。

f5.6にするだけでバッチリ使える深度になる。
これが良くできた本物のLeitzレンズなのかと関心。
ロシアンレンズのユルポワが信じられなくなる。

無限遠もf5.6のままで綺麗に写った。自分の中での信頼度は最高点。

室内で1m。これ、Jupiter-8だったら完全にピンはずしてるからね。
ボディの連動距離計との相性抜群だ。
これはロシアンレンズ使えなくなりそう。
この信頼性はどこから来るのか・・・

よし、そのままの状態でバッチリ使えることがわかった。

写るんですからISO1600のフィルム取り出し

室内でのイベントなのでISO1600のフィルムを使う。
当時ISO1600のフィルムが入るなんて想像していなかった時代のカメラに。
だけど今ってISO1600のフィルムってNatura1600しかないのか・・・3000円だよ。
そんなの使えない。
そこで「写るんです ブレに強い」から1600のフィルムを取り出した。
27枚撮りで1200円だよ。何この価格差。

ダークバッグ内で容赦なく撮りきる。このボディは一度もまともに撮影してもらえない。

ぱっかーん

ほらISO1600のフィルムが手に入った。
おまけに単3電池1本もね。

2018年11月27日火曜日

旧エルマー Elmar 50mm f3.5 を購入。

旧エルマーが欲しい!...ゲット。

ロシアンレンズのJupiterは面白い。
だが、やはり沼と言うか物欲でライカにはエルマーって頭の中でグルグルし始めた。
きっとすべてのライカ使いに現れる症状だろう。
この病気に冒されて、eBayで格安のボロボロ品を購入。
見てくれは非常に「悪い」が自分には歴史を感じてむしろイイと判断。
きっと綺麗なライカをもっていたい人には見向きもされないだろう。

俗に言う旧エルマーだ。ショートエルマーとも呼ばれる(はず)。
その意味は、レンズ固定式 A型ライカについていたものをLマウント化したもの。
これはライツ純正の対応でレンズ交換式になってからの仕様なのだが、
歴史はほどほどにして、そういうことであるという程度で。
だって、A型についてたなんてロマンでしかない。
写りは新エルマーのほうが良いとされているが、ロマン成分が少ない・・・

A型の頃はフランジバックが統一されていなかったため、個体ごとにレンズの
無限をシムで調整して取り付けおよび出荷していたので、
レンズのフランジバックや無限遠の個体差が大きかったらしい。
新エルマーよりも筒が短いからショートエルマーと呼ばれているようだ。
詳しい人ならエルマーだけで一晩解説してくれるだろう・・・

にわかライカ使いが旧エルマーを見分けるために勉強したポイントをまとめる。

(が、正しいかはわからないので詳しい人に聞いてください)
偽物を買ってしまっては意味がないので。
エルマーには「5cm」「50mm」の2種類の表記がある。
cm表示は新エルマーで、mm表示が旧エルマーらしいのだが、偽物もmm表記が多い。
また、feet表記もある。本物は「feet」「mtr」の表示あり。

絞り操作レバーの内側にあるフィルターネジが細いのが旧エルマーで、
現在よくあるネジピッチのは新エルマー。
また、絞り操作環がレバーではなくギザギザした環状のものは偽物。

旧エルマーの決定的判別ができるのが、指掛けの裏に刻印があれば本物。
0,1,3のナンバーが刻印されている。
焦点距離によって3種類に分類されて刻印が施されている。
この刻印がない物は新エルマーか、偽物の可能性がある。
mm表記で裏に刻印がない物は偽物の可能性大。
新エルマーについてはあまり勉強していないので、間違っているかも。

さらに、DIII型以前のエルマーはニッケルメッキで、1m~∞まで約1回転です。
詳しく知らべていませんが、おそらくコピーエルマーは1回転のはないと思います。
ニッケルメッキで1回転ならきっと本物だと思います。

それと、「Germany」の刻印は輸出向けに刻まれるらしく、
この個体はそれがないのでドイツ国内仕様なのかな。

刻印は「1」だ。

やっと純正の組み合わせ。

沈胴すればめちゃコンパクト。
しかしガリガリに擦れている。おかげで気を使わずに使い倒せる。

この「0」はフランジバックが統一された交換レンズのしるし。
初期はフランジバックが統一されていないため決められたボディとペアでしか使えない状況だったようです。
後に、それは「不便だ」となってフランジバックが28.8mmに固定されたそうな。
もし、その初期型があるとすればペアのボディナンバーが刻印されているらしい。

とりあえずポイントを抑えれば偽物をつかむまされることはだいぶ減ると思う。
純正でもイレギュラーなモデルも存在するので難しいのだが、よく見るとわかるので参考までに。

コンパクトフラッシュのSDカードアダプターの速度 -追記あり

今日はカメラについて。 昔からレフ機を使ってきて、一時ミラーレスも使ったことはあった。 が、EVFは便利な反面、リアル感が無いし 夜は眩しくて、ファインダーから目を離すと目がおかしくなる。 3台ほどミラーレスを持ったが今はレフ機に総入れ替えしている。 レフ機のファインダーはレンズ...