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2018年8月3日金曜日

AGFA APX 100 をNikomat FTNで

AGFAと言えば老舗メーカーですね。
ドイツ発祥のベルギー拠点のメーカーのようです。
発端は1862年らしいので100年以上続くメーカーとは恐れ入ります。
AGFAのポピュラーなモノクロフィルム「APX100」で撮ってみました。
パッケージが落ち着いていて渋いです。
いつもテーマも無く身近なものをスナップしているので一貫性が無いのは
これから考えていかないと。



ああ、気泡がついてしまった。




グレーのトーンがきれいな感じです。
黒も締まってる感じがして素人にも明~暗の綺麗なトーンの出る写真が撮れるようなフィルムです。
難しい事は言えませんが、使いやすいと思います。
粒状も目立たないけど、粒状感のあるフィルムらしい解像です。
Camera Nikomat FTN

2018年6月19日火曜日

木崎湖周辺 100 T-MAX 散歩

仕事柄、いろいろなところに行くのでカメラ持参です。
今回は大町市の木崎湖周辺。
中信地方あたりの人のドライブコースの定番スポット。

前回比較した2種類のT-MAXのうち、古いと思われるほう。
この日は寒く気温が18℃だったのでD-76(1:1)14分半。
デジダルデュープも試行錯誤してきたが安定してきた。
結局、2種類のT-MAXは違いがわかるような繊細な撮影と現像をしていないので
同じようなもの。





 Camera NIKOMAT FTN / Film T-MAX 100(約20年前のもの)

デジタルデュープが安定してきたのでコントラストや明るさをあまりいじらなくて
済むようになった。
スキャナに比べてその辺はかなり変動するので、早く安定させるのが重要。
スキャナは時間こそかかるけど、一発でいい塩梅のデータがとれるけど、
デジカメでのデュープはカメラ、三脚、光源、フィルムの置き方などなど
決まっていない不安定要素が多く、毎回出しては片付けるため、
いかに毎回同じにセッティングできるか、自分のスタイルを固定するのが結構大変だ。




重機かっこいいわ。


2018年6月15日金曜日

白馬、栂池方面。100T-MAXの散歩(仕事)

前回から疑問だったのが、この違い。
1行目と2行目のT-MAX 100 プロフェッショナルと、
プロフェッショナル T-MAX 100の違いは何なんだと。
ネットで検索すると新旧の違いらしいが、はっきりわからず。
KODAKのフィルム一覧見たって新しい情報しかない。
で、手持ちのT-MAXを見ると
確かに2種類あるんだよ。
左が今回と前回使用したもので箱入りだったので2006年に使用期限が切れが確認できる。
 右のは、メルカリで入手した出品者の言うに20年前のものと言うことで、箱無しで
期限は不明。
良く見ると、「T-MAX」と「100」「Professional」の順番が違う。
が、どっちがどっちなのかD-76の表でいまいち区別が付かない。
ややこしいことをしてくれるもんだ。
強いて言えば「Professional」が前か後ろかなんだけど、
今回のは前づけだから20℃で9分半か。
現像時にここに気がつかなくて12分で現像したが(期限切れだし)特に破綻は無い感じ。
この違いで2分以上の現像時間が違うってのはちょっとどうかと
次は右の古いと思われるT-MAXで撮影してみよう。

ではお写真いってみよー
仕事で白馬、栂池方面だったので天気は悪かったが雨は降ってない状況。
G3でデジタルデュープしてみた。
ネガ濃度はよさげだが、取り込むとコントラストが低かったので、
デュープの撮影が明るすぎたか。
Lrで調整できる範囲だから取り込みなおしはしなかった。









Camera NIKOMAT FTN / Film T-MAX 100

デジタルデュープは楽だな。
15分もあれば取り込める。
画質もスキャナと変わらないし。カメラがもっといいやつなら違うのかはわからんが。
フィルムの解像度以上の画素は意味無しだけど。
あとはレンズを単焦点にするくらいしか意味が無いかなと(今は安いズームだから)。
いつも取り込んでて思うけど、フィルムはフィルムの枠が写っていたほうが
なんだか額装してあるように見えてかっこいいし雰囲気あるんだけど、
結局トリミングしちゃうんだよ。
それはまた今度。

そうそう!モルト貼ったら(100均のフェルト)ナゾの光線無くなったw
モルト重要。

2018年6月4日月曜日

T-MAX D-76現像 NIKOMAT FTN テスト (追記あり)

早速パターソンの現像タンクでNIKOMATに詰めたT-MAX 100をD-76(1:1)で
現像してみた。
どれもはじめてのパターンで何も基準が無いといういつもの状況w
T-MAXデベロッパーって専用現像液あるけどとりあえず今回はパス。

早速の早速、アクシデント。
パターソン現像タンクの蓋が割れた~
ダークバッグ内でフィルムを詰めた後にすでに気がついたが遅い。
とりあえずダークバッグから出して蓋はテープでバラバラにならないようにして現像開始。
ムラが出たけど、フィルムに対して綺麗に直角だからカメラ内かフィルムがすでに感光もしくは変質していたかも。
期限切れのフィルムだし、保存状態もわからないものなのでなんともいえない。
もう一度NIKOMATで別のフィルムで撮影すればわかるだろう。
それ以外は綺麗に現像できた。
この感光しちゃってるスジは法則も無く前にも後ろにも発生しているし
連続していたり、撮影の間隔ともつながらない。
パーフォレーションまで綺麗にかつ均一に感光しているのでカメラじゃないと思うし。
コマの中で端だったりコマ間の場合もあり、撮影時に影響したとは考えにくいが、
次の撮影で検証しよう。

それとT-MAXをD-76で現像すると軟調になるって事らしいけど、ぜんぜん普通だと思うが。
単体露出計で計った値で撮影してきたが、おおむね正常な露光を得られたようだし。
FTNの内蔵露出計は単体露出計よりちょっとアンダーを示してたような感じだった。
ほとんどが雨の日の撮影で薄暗かったのでそうなってもおかしくはないだろう。








Camera NIKOMAT FTN / Film T-MAX 100 (期限切れ) / D-76(1:1) 22℃ 10min

スキャン後、Lrで補正してますが、
大きく前後はさせてないのでほぼ適正な写りでした。
コントラストは調整しましたが、はじめからそれなりに良いコントラストでしたよ。


追記。
あー、わかったかも。
NIKOMATの裏蓋のモルトをはがしまくったからたぶん、
巻き上げ側の蓋ヒンジぶぶんから光が差し込んで感光したな。
上下はたぶん大丈夫。このヒンジ側は盲点だったわ。

2018年5月29日火曜日

単体露出計。とフィルムの小話。

どうもフィルムで撮り始めてからマニュアルで撮る機会が増えた。
すると貴重なフィルムを無駄に失敗露出写真で消費されてしまうのが悔しい。
スマホのアプリに露出計がたくさんあるけど、
速攻性に欠ける。
すばやく撮りたい時に起動させるのが非常に面倒だ。
そこでジャンクな単体露出計をヤフオクで1000円でゲット。
もともと酸化銀電池なのだが、今は無いのでLR44で使うのだが、特に問題は無い。
セコニックのCdSタイプのもの。
ボタン一発ですぐに針が振れるのは速攻性十分。
スマホでホーム画面出してアプリ探して起動して・・・何秒もかかるのに比べたら
一瞬で決まる。


この露出計は古いので万能といえるほどではないが、
こつをつかめば勘露出よりぜんぜん役に立つ。
この機体は入射光を測定する時の白いカバーが小さいので向きによるバラつきが大きいが、
カメラの反射式の内蔵露出計でお任せで撮るよりも被写体がリアルに撮れる感じ。
こういう背景が白の場合は特にマイナス補正されてアンダー傾向になるが、露出計で図って撮ると
見た感じそのままに撮影できる。
カバーをスライドすれば反射光式にもなるので、どんな状況でも役に立ちそうだ。

さて、お次はフィルム撮影を知らないもしくは自家現像をしたことが無い人に小話。
普通の35mmフィルムは撮影が終わるとパトローネにフィルムがすっぽり入っている状態。
自分で現像する時はパトローネからフィルムを出すんだけど、
壊すのはNotスマート。
そこでフィルムピッカーって道具を使う。
持ってるやつは年代モノだけど、現代のも同じ構造。
通称「ベロ出し器」
ピッカーの黒いリーダーをパトローネに差し込んで、
1番リーダーをスライドさせパトローネ内にリーダーを長く挿入。
フィルムの軸を半時計周りにゆっくりまわすとフィルムの先端がリーダーをはじく音が
「パチっ」っと音がするのを良く聞き、
音がしたら2番のリーダーを挿入。

そしたら、スパッとピッカーを引き抜くと・・・パトローネからベロが出るんです。
これが、ドヤ~ってなるw
ちょっとした職人気分。

現像する時は明るいところでベロだししておいて、ベロの先端を切り落とし、
ダークバッグに入れて現像リールに巻いて、最後は切るんです。
(暗室かダークバッグの中でやるんですよ)
または、撮影途中のフィルムもこうやって取り出して、ベロを出して別のカメラに
装填するなんてことも可能なわけです。
撮影したコマ数は覚えておいて、レンズキャップをしたまま空シャッター切って
フィルムを未撮影のコマまで送って使用開始です。
たまにこれでコマ数を間違えると多重露光になったり、故意にそうすることも可能です。
フィルムを使ったことがあってもフィルムピッカーを知らない人は
フィルムが終わるまでカメラが空かないと思うでしょうが、
フィルムピッカーを使えば撮影途中でもフィルムを入れ替えできるんですよ。
まあ念のため1コマか2コマ分は犠牲になりますが。
ピッカーは自家現像しない人でもあると便利です。
ちょっと面白いよ。

2018年5月26日土曜日

F80でNIKKOR-H.C AUTO 50mm F2 + 400TX

F80にAUTO50mm。
フィルムはトライエックス(400TX)
現像液はD-76(1:1)は初めて!
ニコンのオートカメラ・・・MFレンズで測光できないのは非常に不満である。
なのでしょっちゅう露出間違えて超アンダー連発で使えないショットがいくつも。
Aモードが使えたら楽なのに(キャノンは使える)。
レンズは認識しなくても フォーカスエイドが働くのは唯一の良いポイント。
(キャノンはCPUレンズで焦点距離を認識しないと働かない)



モノクロだから発色はわからないけどね。
明るいレンズはいいね。
特に不満も無く、むしろいい感じ。
そういえば、F80Sの機能でSSやF値をフィルムコマ間に記録する機能。
使えた。
ほらね。カットが難しくなるけどw
非CPUレンズはF値は当然記録されない。
CPUレンズはちゃんと記録されるよ。メモなんてとらないで撮影してるから
ちょっと参考にはなる。

場所は安曇野市明科のJRの廃線跡。

2018年5月22日火曜日

カメラ病 NIKOMAT FTn + NIKKOR-H.C AUTO 50mm F2 を助けた・・・

ああ、もう。
オークションやメルカリ覗いたらダメだね。
はじめは安っすい50mm F2を探していたら(2000円以下!)
NIKOMAT FTnのレンズ付きを見つけた。
これがジャンクで1500円(送料別)。
レンズは落下痕、ボディも動作不明でペンタに当たり痕。
まあジャンクです。
でもレンズだけでも使えればいいかなと落札。
競争もなく落ちた。
オークション引用写真。ボディ外観はそこそこ綺麗に見えるが・・・実物はひどかった。
レンズの変形は納得の上だが、レンズ内のカビ&汚れがすごかった。

届いたものを見てちょっとびっくり。
ボディが写真ではよくわからなかったが、全身カビだらけ。
裏も表も中も(写真はレンズ装着様しか無かった)白いカビだらけ。
レンズはずしたらさらに・・・ミラーボックス内もカビだらけ。
腐海に置いてあったのか?ぐらい。

きっとレンズも装着されたまま長年放置されていたようで、
レンズもカビだらけ。
ちょっと引き気味になったが、まずレンズを分解して清掃。
まあそれなりに綺麗になった。
分解と言っても後玉が簡単に外れるので楽チン。
ジャパンホビーツールのゴムが良く働く。

次はボディ。
ファインダーまで酷い有様・・・とほほ。
でもシャッターは全速正常だから、使えそうだと思い、清掃開始。
カビはしつこくて何度拭いてもスッキリ取れない。
それでもごしごしごしごし。
軍艦部をバラしたらファインダー周りのモルトが粉々だし・・・
とにかくファインダーに写るゴミやカビがげんなりするので
プリズムはずしてスクリーン、プリズム、ファインダーレンズを綺麗にして組み立て。
あ、ペンタ部の凹みを中から押し出すの忘れて組んじゃった。
まあ、それは今度。
さらにフィルム室、ミラー室、ミラーの裏・・・ありとあらゆるところのカビを取る。
だいぶスッキリしてなんとか気持ち悪くない程度まで清掃した。

初めての機械式のニコンなのでネットで使い方を調べながら。
どうやらボディも使えそうだ。
1500円で救出したニコマート君はついに復活。

ミラー室がまだうっすらと白っぽい。
レンズはフィルターネジなんて無視して戻した。

前からカニ目の連動使ってみたかったんだ~
フィルムを装てんするには裏蓋のモルトを少し盛ってやらんと光が入りそうなので
実写はもう少し後かな。
唯一ラッキーだったのは電池室が綺麗だったことくらい。
唯一、カビが生えてなかったのも電池室のみ・・・
あ、まだ電池通してないから測光できるか未検証。

きっと持ち主は落としてから捨ててあったんだろうなと想像。
でもさ、カメラって何を撮影してきたんだろうかと考えると
カメラにも過去の思い出があるはずなのでロマン感じます。
家族?仕事?どんな被写体を捕らえてきたのかな。

追記。
電池(PR41 1.4V)をゴムのわっかを加工したものではさんでセット。
厚みが足りない部分は半田をぐるぐるつけて入れてみたら
露出計は動いた。
だが指示はオーバー目で2段ほどアンダーに写る指示が出るみたい。
スマホの測光アプリとF80の内蔵露出計で確認してみた誤差なんだが、
それぞれレンズも画角も(測光エリア)が違うのでなんともいえないが、
ある程度の参考にはなるか。

今回1.4Vの電池を使用したが、水銀電池が安定しているとはいえ、所詮は電池。
おそらく10%くらいは電圧の変動はあったと思うので
ここで1.5Vだろうが1.4Vだろうが正直そこまで神経質になるほどの精度が無いと思う。
当時のCdS自体にバラつきのほうが問題だと思うが、調整箇所が無い。
そんな程度の露出計なのだ。
本来なら校正するためのボリュームが設けられるはずなのだが、固定抵抗で済ませてある。
これはたぶん調整箇所を減らして製造コストを下げる目的と思われる。
なのでこの内蔵露出計はラチチュード内程度の誤差なら問題なしって考えだと思う。

2018年5月15日火曜日

コダクロームのモノクロ現像 第2回

前回はさんざんだったが、経験値を稼いだので、気を取り直して再挑戦。

今回は慎重に20センチほど切り出してテスト現像した。
スーパープロドール 18℃ 7分だ。
おおう。出てる。写ってる。
埃っぽいのはテスト現像をなめてかかって適当水洗&乾燥だから。

やっぱ最初のは露出不足だったかな。
オートのカメラで撮って正解だ。
VITOとかContessaはスローシャッターが1/30しかないから失敗したな。
今回は午後の日が傾き始めた頃とはいえそれなりに明るさがあったけど、
日陰に向けると1/10とかになってたし。

で、現像セット用意してあるし、SPDも色がついちゃったし、
そのまま残りを一発でSPDで現像しちゃいました。
いい感じ。
あれー、前回はだいぶオレンジなフィルムベースだったのにな。
今回は濃い目のグレーだよ。現像液のせい??
そもそもリバーサルフィルムだから正常な現像なら透明になるはずなので
今回のグレーのほうが正解に近いか。

・・・それから数時間後。
乾燥し終わってスキャン。
ラチチュードがせまいと言うか、アンダーに撮れちゃったというか
なんていったらいいのわからんw
意外なハイコントラスト。影は救えない。現像時間長すぎたか?
ちなみにスーパープロドール 18℃ 7分です。
なぜ18℃なのかは・・・室温がそうだったから現像液も温度調節無しで実行しただけ。




SPDらしく荒々しい質感。(ISO25なのにもったいない??)解像感はあるので、やっぱNIKONのレンズはレンジファインダー機とは違うのか。
それともピントが正確になっただけか。
荒々しいのも結構好き。




Camera : NIKON F80 + AF NIKKOR 28-70mm 3.5-5.6
チープなプラレンズだけどなかなかいい感じ。

光が当たっているところは綺麗に写ってる。
ちょっとでも陰になると黒くつぶれてしまうので、もう少し明るめに撮ればいいのかも。
前回はほとんど何も写ってなかったからもうあきらめていたけど、
カメラさえちゃんとして露出を合わせられれば写ることがわかったので
しばらくこのフィルムは使わなくていいか。
もともとリバーサルフィルムなので露出がシビアってのはこういうことなのかな。
あ!そういえば、クオーツデートの写し込み無いねw
フィルムの感度低すぎて写らんかったわww
しかも!F80Sの機能「SSとF値をコマ間に記録」ってヤツもほとんど薄くて見えない!
(掲載写真ではトリミングされてます)

一般的なフィルムだったらこのフィルムにこの現像液って情報がいろいろあるが
コダクロームはモノクロ現像できるって事しか調べられなかったので
お手元に持っている方の参考になるだろうか・・・
おばかなブログですんませんw
逆に考えれば「誰にでもできる」と言うことですからやってみましょう。

コンパクトフラッシュのSDカードアダプターの速度 -追記あり

今日はカメラについて。 昔からレフ機を使ってきて、一時ミラーレスも使ったことはあった。 が、EVFは便利な反面、リアル感が無いし 夜は眩しくて、ファインダーから目を離すと目がおかしくなる。 3台ほどミラーレスを持ったが今はレフ機に総入れ替えしている。 レフ機のファインダーはレンズ...