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2018年8月3日金曜日

AGFA APX 100 をNikomat FTNで

AGFAと言えば老舗メーカーですね。
ドイツ発祥のベルギー拠点のメーカーのようです。
発端は1862年らしいので100年以上続くメーカーとは恐れ入ります。
AGFAのポピュラーなモノクロフィルム「APX100」で撮ってみました。
パッケージが落ち着いていて渋いです。
いつもテーマも無く身近なものをスナップしているので一貫性が無いのは
これから考えていかないと。



ああ、気泡がついてしまった。




グレーのトーンがきれいな感じです。
黒も締まってる感じがして素人にも明~暗の綺麗なトーンの出る写真が撮れるようなフィルムです。
難しい事は言えませんが、使いやすいと思います。
粒状も目立たないけど、粒状感のあるフィルムらしい解像です。
Camera Nikomat FTN

2018年5月31日木曜日

現像タンクのこと

今まで、KINGのベルト式35mm専用の現像タンクを使用してきた。
このベルト式ってのはリールにフィルムを巻くときに溝にフィルムを入れるのとは違い、
ベルトとともに巻き込む。
これは非常に楽チンで失敗が無い。
ベルトはパーフォレーション部に凹凸が有りフィルムとベルトが密着しないように
なっている。リール側に溝無し。
初心者でもほとんど練習無しに巻けると思う。
だがしかし、きつく巻くと結局はベルトとフィルムがくっつくところが出来てしまい、
現像ムラが発生するので、巻いてから軽くベルトを緩めるのがコツ。
それでもたまに巻き始め部分の現像ムラが出来やすい(1~2コマ程度)。

ムラに納得行かず、そこで中古のノーベルト式(リール直まき)を購入。
ヤフオクで1000円でゲット(人気無いな・・・)。
リールが違うだけでケースは同一です。
KINGのノーベルト式はリールのフィルム溝が片側にしかないので、
カールが強いフィルムを巻くとフィルム同士がくっついてしまい、
ベルト式よりも現像ムラが多発するという悲しみ。
片溝はよくない。ダークバッグの中で手探りではフィルムの密着具合はわからないし。
両溝にしてくれればいいのに。巻くのは楽なんだけどね。

それとKINGの現像タンクは軸をくるくる回すだけで倒立攪拌とかはしなくて良い。
なのでテーブルの上などで安定した状態で作業できるのは楽。
なにかで読んだが、攪拌の間の静止はトーンを作り出すのに重要だとか。
素人には良くわからない差かもしれないけど。

また、KINGの現像タンクは1回が450ccの液量なので、使い捨てにするにはもったいない。
今まではミクロファイン原液を疲労するまで繰り返し使ってきたから気にならなかったが
D-76の1対1希釈現像でワンショット使い捨てとなるとちょっともったいないなと。
そこで現像タンクを物色。
新品の35mm専用ステンレスは250ccで最小なのがいいが、意外と高価で6000円くらい。
ポピュラーなやつなのに割りと高いので驚いた。
なぜか120用のほうが5000円程度と安いのはなぜだろう。
135と120が兼用できるから売れ筋なんだろうか。
これが中古でも5000円前後と値崩れしないのが痛い。
どうしてもステンレスのLPLやマスコのが人気で王道といった感じなのか
今回のパターソンも競争無しで落札。

結局ヤフオクで古いパターソンを2000円でゲットした。
135と126兼用という時代を感じる品。
箱はボロボロだけど中身は蓋が欠けているだけで新品だった。
リールは135、126、120とサイズがスライドして兼用で便利そうだけど
ケースサイズから120は蓋が閉まらないからほぼ135専用。
リール巻き込みはいわゆるオートリールと言うヤツで
フィルム先端をリール外周の入り口の鉄球(ワンウェイベアリングのような動き)
まで入れると、フィルムは入るけど抜けない構造で分割構造のリール上下を
交互にひねるとフィルムがどんどんリールに飲み込まれていく。
すげー、楽チン&失敗無しや。
で、液量は290ccとなかなかコンパクト。
パターソン。この時代のは「SYSTEM4」となっている。
現行モデルはふたの形状が違う「SUPER SYSTEM4」ってことになってる。
蓋形状が違うからどこかが改良されているとは思うがわからない。
値札はヨドバシの1780円!当時はそんな値段だったのか。
今じゃどのタンクも5000円はするよ。

 奥がKINGベルト式、左がKINGの蓋をした状態。

リールの大きさ比較。
似たような構造だが軸もケースも別メーカーで混合しては使用できない。
軸径が合えばお互い補完できたけどね。無理だった。
パターソンの回転用軸は単品で抜ける(写真には写ってない)。
KINGの軸はスリーブと一体だ(赤いパーツ)。
KINGのは軸のすぐ外側に薬液が噴流するようにフィンがデザインされているので
大きくなってしまっている。

パターソンは薬液投入直後だけ軸まわしで
攪拌は倒立攪拌が標準だね。静置して軸回転でもできると思うけど、説明書では倒立攪拌となっている。
この辺はステンレスのやつと同じやり方みたい。
まだ使ってないけど。
NIKOMATに入ってるT-MAXでやってみようと思う。

そうそうNIKOMAT。
シャッター音がイイ。
「バシャン」っていかにも撮ってます感。
F80は電動だから「シャギュン」ってシャッター直後に巻き上げがある。しかも高速で静か。
NIKOMATは音がでかいw
機械式だからかもしれないが、反動と音になかなか酔うね。
中版カメラはもっと酔えるんだろうな。

2018年5月26日土曜日

F80でNIKKOR-H.C AUTO 50mm F2 + 400TX

F80にAUTO50mm。
フィルムはトライエックス(400TX)
現像液はD-76(1:1)は初めて!
ニコンのオートカメラ・・・MFレンズで測光できないのは非常に不満である。
なのでしょっちゅう露出間違えて超アンダー連発で使えないショットがいくつも。
Aモードが使えたら楽なのに(キャノンは使える)。
レンズは認識しなくても フォーカスエイドが働くのは唯一の良いポイント。
(キャノンはCPUレンズで焦点距離を認識しないと働かない)



モノクロだから発色はわからないけどね。
明るいレンズはいいね。
特に不満も無く、むしろいい感じ。
そういえば、F80Sの機能でSSやF値をフィルムコマ間に記録する機能。
使えた。
ほらね。カットが難しくなるけどw
非CPUレンズはF値は当然記録されない。
CPUレンズはちゃんと記録されるよ。メモなんてとらないで撮影してるから
ちょっと参考にはなる。

場所は安曇野市明科のJRの廃線跡。

2018年5月22日火曜日

カメラ病 NIKOMAT FTn + NIKKOR-H.C AUTO 50mm F2 を助けた・・・

ああ、もう。
オークションやメルカリ覗いたらダメだね。
はじめは安っすい50mm F2を探していたら(2000円以下!)
NIKOMAT FTnのレンズ付きを見つけた。
これがジャンクで1500円(送料別)。
レンズは落下痕、ボディも動作不明でペンタに当たり痕。
まあジャンクです。
でもレンズだけでも使えればいいかなと落札。
競争もなく落ちた。
オークション引用写真。ボディ外観はそこそこ綺麗に見えるが・・・実物はひどかった。
レンズの変形は納得の上だが、レンズ内のカビ&汚れがすごかった。

届いたものを見てちょっとびっくり。
ボディが写真ではよくわからなかったが、全身カビだらけ。
裏も表も中も(写真はレンズ装着様しか無かった)白いカビだらけ。
レンズはずしたらさらに・・・ミラーボックス内もカビだらけ。
腐海に置いてあったのか?ぐらい。

きっとレンズも装着されたまま長年放置されていたようで、
レンズもカビだらけ。
ちょっと引き気味になったが、まずレンズを分解して清掃。
まあそれなりに綺麗になった。
分解と言っても後玉が簡単に外れるので楽チン。
ジャパンホビーツールのゴムが良く働く。

次はボディ。
ファインダーまで酷い有様・・・とほほ。
でもシャッターは全速正常だから、使えそうだと思い、清掃開始。
カビはしつこくて何度拭いてもスッキリ取れない。
それでもごしごしごしごし。
軍艦部をバラしたらファインダー周りのモルトが粉々だし・・・
とにかくファインダーに写るゴミやカビがげんなりするので
プリズムはずしてスクリーン、プリズム、ファインダーレンズを綺麗にして組み立て。
あ、ペンタ部の凹みを中から押し出すの忘れて組んじゃった。
まあ、それは今度。
さらにフィルム室、ミラー室、ミラーの裏・・・ありとあらゆるところのカビを取る。
だいぶスッキリしてなんとか気持ち悪くない程度まで清掃した。

初めての機械式のニコンなのでネットで使い方を調べながら。
どうやらボディも使えそうだ。
1500円で救出したニコマート君はついに復活。

ミラー室がまだうっすらと白っぽい。
レンズはフィルターネジなんて無視して戻した。

前からカニ目の連動使ってみたかったんだ~
フィルムを装てんするには裏蓋のモルトを少し盛ってやらんと光が入りそうなので
実写はもう少し後かな。
唯一ラッキーだったのは電池室が綺麗だったことくらい。
唯一、カビが生えてなかったのも電池室のみ・・・
あ、まだ電池通してないから測光できるか未検証。

きっと持ち主は落としてから捨ててあったんだろうなと想像。
でもさ、カメラって何を撮影してきたんだろうかと考えると
カメラにも過去の思い出があるはずなのでロマン感じます。
家族?仕事?どんな被写体を捕らえてきたのかな。

追記。
電池(PR41 1.4V)をゴムのわっかを加工したものではさんでセット。
厚みが足りない部分は半田をぐるぐるつけて入れてみたら
露出計は動いた。
だが指示はオーバー目で2段ほどアンダーに写る指示が出るみたい。
スマホの測光アプリとF80の内蔵露出計で確認してみた誤差なんだが、
それぞれレンズも画角も(測光エリア)が違うのでなんともいえないが、
ある程度の参考にはなるか。

今回1.4Vの電池を使用したが、水銀電池が安定しているとはいえ、所詮は電池。
おそらく10%くらいは電圧の変動はあったと思うので
ここで1.5Vだろうが1.4Vだろうが正直そこまで神経質になるほどの精度が無いと思う。
当時のCdS自体にバラつきのほうが問題だと思うが、調整箇所が無い。
そんな程度の露出計なのだ。
本来なら校正するためのボリュームが設けられるはずなのだが、固定抵抗で済ませてある。
これはたぶん調整箇所を減らして製造コストを下げる目的と思われる。
なのでこの内蔵露出計はラチチュード内程度の誤差なら問題なしって考えだと思う。

2018年2月16日金曜日

初めてのNIKONレンズ with m4/3

はてさて、マイクロフォーサーズにアダプターで他社レンズを楽しむのはいいが、
センサーサイズが小さいと広角レンズがなかなか無いのが辛いところ。
マイクロフォーサーズ(以下m4/3とします)はフルサイズに換算すると2倍の焦点距離となるので、
オールドレンズで広角が欲しいとなると20mm以下のレンズが欲しくなる。
できれば10mm前後。そんなの魚眼に近い。
 フルサイズ用の広角レンズはとたんに高価なのだ。
 少なくともAPS-C用の広角が欲しい。
純粋にm4/3用は良いのが無い。F2.8クラスはプライムレンズしかなく非常に高価。
キットレンズは使いたくないというわがまま。
APS-C用ともなればもうデジタル世代しかないことになる。
オールドレンズでm4/3は広角をあきらめざるを得ない。
そこで ネットをさまよふ。

今までニコンは触ったことが無かったので気がつかなかった。
MFのニコンレンズはマウントアダプターで使えることは知ってはいたが、
AF時代のレンズは眼中に無かった。
もともとキャノンEFばかりだったのでデジタル時代のレンズはすべてが電子制御と思っていた。
完全電子制御だと絞りが使えない。それはレンズを活かせないことを意味する。
 だがしかし、ニコンは違った。
最新のレンズは確かに絞りもフォーカスも電子制御だ。
でも、最近まで絞りもフォーカスもカメラ側の機械式だと知る。
フォーカスは高速なモーターをレンズ内に仕込む都合やボディの簡素化のため電子化は進んでいるようだが、(D3000とかD5000シリーズ用とか向きに)
絞りはいまだに機械式が多いことに気がついた。
ニコンが頑なにFマウントを使い続けてくれているおかげだ。

てことは、アダプターで絞りが動かせるのではと閃き、検索するとやはりあった。
 ニコンGレンズの絞りが動かせるマウントアダプターが。
もともとAFなんてアダプターで使えるつもりは無かったのですが、
絞りが使えると言うことはレンズが活きるということになる。
絞りの有効、無効は雲泥の差だ。
眼中外だったニコンの最近のレンズが急に眼中に。

マウントアダプターはFOTOGAの安い物にした。1500円程度。
他のメーカーのは3000円以上する(デキも良いのだが)。
で、狙ったレンズは SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC だ。
EOS時代からSIGMAのF2.8クラスはなかなか解像感があり好き。
キットレンズクラスはいまいちだけどね・・・

ヤフオクで説明不足かつ悪い評価がいくつも付いている中古ショップの出品物。
カビ有りで動作確認もしていないという代物。
ニコンボディで正常使用したい人には怪しくて手が出しにくいほぼジャンク状態。
終了間際に入札して落札となった。
やはり完動品かつ安心できる取引を求める人たちからは敬遠されていたのだろう。
相場よりも安く入手でけた。

このレンズはSIGMA の DCシリーズなのでAPS-C用となる。
写真で絞りが機械式なのは確認できた。
だがAFカップリングが見当たらなかったのだが、タイトルに「HSM」と無い。
写真にも「MACRO HSM」のロゴが見当たらない。
このレンズ、初期型はモーターなしのAFカップリング方式、
後期型が超音波モーター搭載のHSM機なのだが、
中間にDCモーターモデルがあったのかな??なんて思いながら落札した。
もともとAF駆動は視野に無いのでどうでも良かった。
でもこのHSM有り無しで相場は5000~10000円は違うので重要なのだがね。
すると、届いた固体を見てびっくり。
一目、非HSMかと思いきや、よーく見ると「MACRO HSM」の文字が消えかかっていながらも表示されていた。
故意なのか良くわからないが、本来なら金文字で表示があり、前期か後期か見分けるポイントなのだ。
出品者も素人とは思えないのでもしかしてHSMが不良で、隠す目的で表示していなかった可能性もある。
評価欄に「破損部分がわざと撮影されていない」とのクレームが多かったし。
いやー、面白い。この出品者はトラブルメーカー的な怪しい雰囲気ぷんぷん。
ニコンのボディが無いのでこのレンズ、HSMが働くのかわからないがね~。
他は非常に調子が良い。バラしてカビも拭いた。

マウントアダプターで絞りが使えてm4/3にて使用開始であります。
広角側17mmなので換算34mmとなり今までのFD24mmを48mm相当で使ってきた事
からすれば広角側が広がった。めでたし。
このバランスの悪さwww
 ほらね、反射させて撮影したけど、実際にはほぼ黒くて文字が見えないのよ。
 これが引っかかる。
HSMが壊れているのを隠したか、自然に色が落ちたのを出品者が気がつかなかったのか。
素人じゃないんだから金額に差が付くポイント見落とすとは思えないし・・・
まあ、いいや。
次はニコン機買おうかなw



2018年2月15日木曜日

マウントアダプターの楽しみ。

一応、趣味は写真とカメラですって言えるつもり。
もともと機械好きなので写真よりもカメラの興味のほうが強いか。
なのでカメラも1~2年使うと乗り換えたくなる。
特に最新のカメラが欲しいというわけではなく、ガラクタ的なのが好き。
(まあね、予算が無いからってのもあるけどw)
「弘法筆を選ばず」じゃないけど、プロの写真家はどんなカメラ持たせても
良い写真を撮るので、自分も真似て腕も無いのに「カメラを選ばず」であえてボロいカメラを楽しんでます。

今、趣味カメラはマイクロフォーサーズ機のDMC-G3です。
ヤフオクでジャンク7千円くらいだったかな。
背面液晶が映らないのw
分解したら液晶へ繋がるフレキが破断してた。
修理も考えたけど、5mmくらいの巾に10本以上の配線があるからもう手半田じゃ無理。
すっぱりあきらめてLVFオンリーで使用。

それまでキャノンのEOS5D初代だった。
それだって発売後10年選手をヤフオクで買った物だった。
腐ってもフルサイズとはよく言ったもので、手放してからもまた欲しいと思う。
便利機能が無いので露出勘を養うのにすごく良かった。自分が成長できた機体だった。
出てくる色も良かった。
ただ、いかんせん背面液晶がしょぼかった。

G3は初めてのLVF機なので便利!だけど、明るさ補正された画像が見えるので、
なんとも「勘」が狂う。
夜の撮影時にはLVFがまぶしすぎて目がおかしくなる。
夜は手元は暗いのにLVF覗くと明るいから、手元とLVFを行ったり来たりすると目がもうおかしくなる。

メインレンズはアダプター越しにキャノン FD 24mm F2.8。
マイクロフォーサーズでは換算48mmとなるのでほぼ標準と呼ばれる画角。
なんだかんだ言っても50mm付近は画作りしやすい画角で好きだ。
オールドレンズもなかなかかっこいい。
(撮影Pentax MX-1)

MFのオールドレンズは絞りが使えるのでこれまたアダプター越しに使うのに都合が良い。
なぜFDかと言うと、人気が無くて安いからですw
人気があるのはよりフランジバックが長いペンタックスやM42マウント系、ニコンとかかな。
FDはフランジバックが足りない関係で素直にEOS-EFに使えないのでEOSユーザーは使いたがらないというだけで競争が減るので安め。

(GMC-G3 + Canon FD 24mm F2.8)(冬の諏訪湖)

フィルム用レンズは光が撮像面に平行じゃないとかフレアやゴーストが出やすいとかウンチクはいろいろあるが、
そんなのどうでも良いwww
このレンズらしい写真を撮ればよいのさ~肝心なのは楽しむこと!
仕事じゃないんだからね。

コンパクトフラッシュのSDカードアダプターの速度 -追記あり

今日はカメラについて。 昔からレフ機を使ってきて、一時ミラーレスも使ったことはあった。 が、EVFは便利な反面、リアル感が無いし 夜は眩しくて、ファインダーから目を離すと目がおかしくなる。 3台ほどミラーレスを持ったが今はレフ機に総入れ替えしている。 レフ機のファインダーはレンズ...