2019年6月27日木曜日

結局 MB-20をすぐに買ってしまったF4

グリップであるMB-21をCR123x2仕様にしたはいいが、
こんなデカイカメラ持ち歩かないよなーと思い、
結局すぐにコンパクトなMB-20を買ってしまった。
MB-20は単3電池4本仕様で、ドライブは遅くなるがコンパクトだ。
これなら持ち歩ける。
それでも重量級だけど、金属製の古いカメラなんてみんな重いし。
特別辛いことはないだろう。
EOS kissとかと比べちゃうと2倍くらいデカく見えるけどね。
フィルムカメラってレンズとフィルムさえ同じものを使えばボディの差って
「使い勝手」だけで画質にはボディは直接影響しないのがフィルムカメラの
当たり前だけど、デジカメではありえないことだ。

まだフィルムは通してない。
けど、MFレンズとの相性は良いようだ。
ちゃんとフォーカスアシスト(フォーカスエイド?)
が作動するので、合焦していると緑の〇が点灯する。
はずしている時も左右の矢印が出るのでフォーカスリングをどっちにまわせばよいのか
わかりやすい。
EOSとかはもともと実絞り測光でどんなレンズを付けてもAE撮影できたが、
さすがにフォーカスアシストは使えない。
使うにはCPU付きマウントアダプタとかでレンズの焦点距離(合ってないなくても可)を伝える必要がある。
そこはこのF4は良い。ニコンレンズに限るけど開放測光でシャッターで自動絞込みが動作。
絞り優先AE撮影が出来る。

2019年6月19日水曜日

NIKON F4 電池室腐食のやつがきた

ヘクトール135mm。出しました。
購入価格の1.8倍ほどで売れたので調子に乗ってNikonF4Sのジャンクを。
F4って人気無いのね。もうデザインが昔からの「Nikon F」って感じじゃなくて
もう今風のプラボディになったからかな。(シャーシはダイキャスト)
でもフラグシップ機の最初のAFモデル。
しかも・・・こいつに使えないFレンズは無い!ってくらい対応してる。
F3専用レンズも使える。
使えるって意味はちゃんと測光ができてAE撮影が可能な点。
今まで、Fマウントは不変と言われていたものの、なかなか相性があった。
AUTO系レンズは測光ができないとか、装着すら無理とか、Ai化してあっても
測光ができないボディは多い。
もちろんフル機能で使えるわけではないが、F4こそすべてのレンズが使えるといっても過言ではない(ハズ 笑)。
デジタル機ならDfが良いよね。
だって安いからAUTOレンズがいくつもあるんだもん。

 すでに少しそうじしてしまったので腐食は目立たないように見える。



 
だがしかし内部は酷い有様。
金属はボロボロ、電線は切れ、接点もなくなっていた。

届いたブツは電池室はかなり青い結晶が内部までびっしり。
緑青よりも濃い青に見える。
まあいい、ボディは電池室がその状態で通電して確認していないとのこと。
ボディの電極に電源をワニ口クリップで直接繋いでテストしたら問題なく動作した。
問題は電池ボックス。
コイツはMB-21という単3電池6本の9V 仕様で、シャッター速度が速くなる。
まあ機能を復活させたいのでとりあえず分解、清掃。
内部の基板までひどい腐食。
腐食による断線や端子の欠損がいたるところに。
なんとかすべての線を繋ぎ、端子を適当な金属で補い復活させたが、
電極の接触不良がひどく(接点復活剤は使ったが)発熱して溶けた。

もうそうなったらあきらめて、眺めて眺めてひらめいたのは、
CR123を2本ぶち込んでみようと。
グリップ側は単3電池の容積しか無いので下部の縦位置グリップ側に仕込んだ。
塩ビパイプを割いて作った電池ケースにバッテリーのコードをつけて、
グリップ側には単4>単3変換アダプタをリード線つけて接点に利用。
腐ってた縦位置シャッターボタンも殺し、基板類もすべて撤去。
そして・・・
みごと完成した!ぱんぱかぱーん。
自作のCR123x2電池ボックス。
写真の電池はニッケル水素充電池で3V~3.6Vの電圧が出るので、
カメラによっては電圧オーバーになりかねないので注意。
下部の縦位置グリップは内部のレールを削って平らにしただけの加工。

電池を納めた下部の接続部。

グリップと接続してこんな感じに。

でけた!動いた!
グリップのゴムは分解するためにはがしてあります。

うーん。AFカメラなのに液晶が表には一切無い。
ダイアルとスイッチだらけ!かっこいいではないか。
で、液晶表示はフォトミックファインダー内部についてます。
 初めてのフラグシップ機。でかくて重い。
けど、ミドルやエントリー機のような余計な機能がいっさい付いてないのが最高。
プロ用って感じがする。

2019年6月4日火曜日

Leitz HEKTOR 135mm F4.5 (M) をお迎え・・・間違えて・・・

長らくエルマー50mm(ショートなので「ミリ」)で過ごしてきた。
ジュピター8と12は手放した。
エルマー50mmだけでいいんじゃないかという境地だった。

暇な日にもうちょっとアップが撮りたいと思い、
135mmと90mmを物色し始めて、人気が無い焦点距離だと知る。
ライツ純正ですら1万円ほどから買える。
非純正にいたっては5千円以下だ。

ムラムラと物欲がわいてきて衝動的に入札したらそのまま落札してしまった。
が、時はすでに遅し・・・マウントを間違えた。
タイトルに入ってなかったので気にも留めなかったが、L39狙いがMマウントを
購入してしまったのだ。
なんつう初歩的なミス。
でも大人。落札キャンセルなどしない。
 これね。

まあとりあえず、目の前にライツのレンズがあるわけですよ。
使って試したいに決まっている。
すぐさま中古で安いマウントアダプター(L/M to m4/3)も購入。
 近いもの(F5.6)
 近いもの(開放)

 遠いもの(開放)
 遠いもの(F11)

 無限遠(開放)
 無限遠(F16)センサーゴミ・・・気にしないで

 約10m先(F8)
 約10m先(開放)

 室内(開放)
 室内(F11)

え、誰かのブログとかで簡単に下調べしたけど、色はレトロじゃないと思う。
ぜんぜん綺麗に撮れるじゃん。
素人なので詳しく論評できませんが、デジ時代でも酷いレンズはあります。
比較できませんが、古いものなのに今でも通用する写り。
さすが贅沢なライツのレンズ。
まったくもってOK。
開放だとフリンジに色ずれが見られるが、ちょい絞れば綺麗にシャープ。
背景ボケもきれいなもんだ。
かといって開放が使えないわけじゃない。
コントラスト差が強くなければピントの芯は来てるからフリンジは気にならない。
開き気味のときの被写界深度は浅い感じ。
ピント面の前後がすぐにトロトロに溶けている。
開放F4.5とは思えないとろけ具合。

デジタル時代になってもキットのズームレンズとかはコスト優先と、
上位機種との差別化で色ずれやピントの甘さ、暗いなどのイメージだが、
そんなレンズたちよりもずっと綺麗に撮れる。
比較するのはナンセンスだが、やはりおもちゃではない。

マイクロフォーサーズなのでレンズの中心しか使ってないので参考までに。
むしろ中心だけのクロップ的なのに綺麗なのでフルフレームだったらさらに目立たないはず。
インダスターやジュピターを触ってきたが、やはりライツのレンズは信用度が違う。
狙ったものが必ず撮れるとでも言えるような安心感がある。

2019年5月9日木曜日

安定のElmar 50mm F3.5

安定のElmar 50mm F3.5

もうね、手放せない(今のところ)。
IIIfでインダスター、ジュピターと使ってきたが、エルマーがいちばん。
開放F3.5は一見しょぼい。パンチ力も無い。
だがしかし、インダスターやジュピターとかの開放が使い物にならない。
エルマーは違う。開放から使える。しかも自信を持って、確実に。
この差は大きい。めちゃ大きい。
と、えらそうなことを言っているが、ライツ純正レンズでエルマー以外知らないw
なのでまあ、そんなところ。





エルマーの逆光にはフード必須。
持ってないからめったに逆光では使わないが、欲しい。
前玉がレンズの最前面とほぼ面で一緒なので簡単にフレアが出てしまう。
でもね互換品が3000円くらいから、純正は1万円だ。
ライカをはじめるまで知らなかった世界。
キャノンやニコンだのは互換フードなんて数百円なのに。
懐事情がぜんぜん違う。ほんと世界が違うくらいの感覚。

2019年4月8日月曜日

初めての機械式腕時計

初めて機械式腕時計を購入しました。
なぜかと言うと柊サナカさんの著書「機械式時計王子の休日」を読んだからです。

かといって、なにも予算が無いので、お手軽に所有できるものは無いかと探した。
すると新品でも1万円しないSEIKOの機械式時計が中古で3000円ほどからある。
モデルは「SEIKO 5」セイコーファイブ。
機械式時計の素人が気兼ねなく使いやすい庶民のモデル。
でも、やはり機械式、裏がシースルーで機械の鼓動を見たい。
SEIKO5にも裏蓋がガラスでシースルーのものと、ステンレスで見えないものとある。
そこでせっかくなので機械を眺められるシースルーバックモデルを購入。
フリマサイトで送料込み3900円でした。
とてもシンプル。
それが良かった。
宝飾品てきな超高価な機械式腕時計のようななめらかな秒針ではないけど、
アナログクォーツよりは細かく流れる秒針はいい。
テンプが往復する様子が見えるのはロマン。
安くても所有欲を満たしてくれる。

7S26-01V0という名前で、前の7S26がムーブメントの種類、後ろがモデル名だ。
この7S26は安価で高性能ないかにも日本製的な高品質なのに安い信頼のモノ。
海外ブランド崇拝しがちだけど、今回はSEIKOが良いと思い、選んだ。

残念ながら、SEIKO5は海外向けなので新品は国内では買えなかったようで、
流通しているほとんどが海外から持ち込まれた逆輸入品となる。
1960年頃から販売され海外を中心にヒットしたようで、今でも人気がある。
ところが日本はクオーツがすっかり定着し知る人は少ない。
それでもダイバーモデルは人気があり15000円くらいは出さないと買えない。

高級ブランド品と見比べるとパーツのフィニッシュがどうしても安っぽいようだが、
1万円しないでこの品質なのはすばらしい。
高価ではないので仕事に着用しても気兼ねないのはむしろありがたい。

2019年3月22日金曜日

ジャンクな AGFA Jsolette 完成したかな。

蛇腹の穴を塞ぎまくって蛇腹が分厚くなってしまったJsolette。
3度目の試写でようやくカブリの無い写真が撮れた。
と言っても、フィルムは1989年に期限切れのネオパンSSなので、
完全というわけにはいかないが、カメラとしては完成した。





近い被写体のほうが大きく見える分解像しているように見えるが、
遠景が眠い描写なので、結局は錯覚でぼんやりした描写のレンズなんだと思う。
フィルムがいかんせん古いのでムラがあちこちに見受けられるが、
モノクロフィルムは30年も経つというのに使えるとは。
かなりレトロな風合い。

今回から現像液をAGFA Studionalになった。
1+15という希釈で作成し、その現像液でフィルム5本ほど処理が出来る。
4分の現像時間で処理した。
早くて楽チンだ。
出来上がりの調子についてはもっと使ってみてからだね。

ここまで約1年、モノクロフィルムを使ってきた。
まだまだ経験豊富とはいえないが、モノクロフィルムは紙に焼いてこそかなと。
でね、ヤフオクでモノクロ用引き伸ばし機を落札した。
赤フィルターが破損、レンズ無しと言うだけで100円のまま落札。
どちらもどうにでもなる部分なのだけど、世の中、破損の無いものが人気で、
壊れていないもの、レンズが付いたものはすぐに数千円まで上がる。
まあ、送料が3000円もかかったが、それも二の足を踏むポイントでもあるだろう。
またそれは後日のネタに。

2019年3月13日水曜日

写ルンですレンズでデジタル写真


DMM.makeで写ルンですレンズを使用したレンズキットがあるので
試してみました。
https://make.dmm.com/item/1025937/
これなんですが、レンズは自前で用意です。
一番安い2424円の素材を選びました。
注文から届くまで8日ほどかかりました。
DMM.makeははじめての利用ですが、けっこう届くまで時間がかかるものですね。
素材は軽く、灰色でスチロールを圧縮したような感じ。
仕上げはナチュラルを選択。たぶん作成されたままの状態を指すと思う。
ざらざらしている。
そこそこの強度だけど、ちょっと強く曲げると割れるだろう。
ナイロン素材を選択すればもっと強度は上がりそうだ。

とりあえず、テープ止めで使用。
カメラ(マウント)側はライカLマウントサイズの袖がついているので、
Lマウントアダプターにセットして使う。
使用後に思ったが、このレンズ受けのところを黒く塗ると良いかも。
レンズがむき出しに近いので、日が当たるとめちゃフレアが出て真っ白になる。
絞り固定でf8かな?
ピントは1.2mくらいからパンフォーカス。
その辺は写ルンです仕様なので。
マウントから繰り出せばもっと近くにピントが合う。




カメラはマイクロフォーサーズのDMC-G3なので換算64mm相当となる。
 (写ルンですのレンズは焦点距離32mm)
絞り穴が厚く丸みを帯びているので全体的にふんわりとした描写だ。
薄く鋭いものに交換すればきっとかなりシャープな像になると思う。
たった1枚のプラレンズとは思えない描写。
一世を風靡しどこもかしこも写ルンですが売っていた時代に完成されたレンズは
なかなか捨てたものじゃない。
プラレンズでも妥協のないフジフィルム。

m4/3で使用すると2倍にクロップされてしまうのであまり画質について評価できないが、
フルサイズで使用すればこの状態でももっと綺麗に見えると思う。
ライカ3fでも使ってみよう。
ふんわりした描写をフィルムライクと言うのはおかしいと思うので、
そこはレンズの味とする。
でも心なしかコントラストがフィルムっぽい感じがするのは気のせいか??

このまま使えばふんわり描写のトイカメラ風。
絞りを改造すればきっとシャープに。
絞り形状で遊べば玉ボケも楽しいかもしれない。
そんな遊べる可能性を持ったレンズキット。

コンパクトフラッシュのSDカードアダプターの速度 -追記あり

今日はカメラについて。 昔からレフ機を使ってきて、一時ミラーレスも使ったことはあった。 が、EVFは便利な反面、リアル感が無いし 夜は眩しくて、ファインダーから目を離すと目がおかしくなる。 3台ほどミラーレスを持ったが今はレフ機に総入れ替えしている。 レフ機のファインダーはレンズ...