2021年10月7日木曜日

ヤフオクでバイクを買った件 その3。ユーザー車検の再検査!

 前回の車検から1週間がたち、その間に整備しました。

私はメカいじりが好きだが結局は素人なので、キャブ分解なんてしません。

ただひたすらネットや本でキャブの調整について勉強した・・・というか調べた(笑)

そしてエアスクリュー、パイロットスクリュー、アイドリング速度、などの関係を知る。

そしてそれらがCO値に影響することも。

CO値は不完全燃焼していると増加する。結局は空気量より燃料が濃いと増える。

単純にパイロットスクリューを絞ればCO値が下がるらしい。

燃調が狂うことになるが、もともと狂っていてかぶっていたので気にせずイク。

最初の点検時にプラグがすすけていたのは燃調が狂っていて燃料が濃すぎたために

現れていた症状だったという・・・無知とはおそろしい。

だがこれで一つ勉強になった。キャブ車乗りとして一歩前進。

現状のパイロットスクリューは2.5回転ほどの位置だった。

そしてアイドリングは低すぎの800rpm程度。(1000rpm以下はやはり不完全燃焼しやすいようだ)

基本はパイロットスクリューを全閉にしてから2回転戻し、アイドリングを1500rpmになるようにアイドルセットスクリューをセットすることから始める。

2気筒のそれぞれのパイロットスクリューを4分の1回転ずつ閉めて様子を見ると1回転戻したときにアイドリングが上がりピークとなる点になることが分かった。

そこでアイドリングをまた1500rpmまで落として、本来ならこれで燃調は決まったはず。

で、不安なのでさらに4分の1閉めて薄めにセット。

アクセルをあおると回転が戻るのに時間がかかるか戻らない・・・ので

アイドリングを1000rpmにセットして完了とした。

英語のサービスマニュアルも入手してあるのだが戻し量は書いてない。3回転との噂だが、

20年たっているのでパイロット系が摩耗していることも考えられるし、前オーナーが

違う番手に交換している可能性もある。

結局この車体のベストなパイロットスクリュー開度は1回転付近ぽい。

そしてスパークプラグも新品にした。

NGKの「DCPR8E」。

それとキャブクリーナーでエアクリーナーを外した状態からプシューとやってみた。


 それとガソリン添加剤。安ものだけど、霧化向上とか書いてあったやつ。

素人が簡単にできるメンテはこのくらいじゃないかな。

で、さっそく市役所で仮ナンバーを発行してもらい、この日は給油してきた。

プラグを見るとマイナス電極が白く高温を示すが外周は綺麗な焼き色。すすもついていない。

やはりこの状態でないとだめだなと確信。新品プラグは色が分かりやすいので

手抜きはダメだね。一本400円程度だし。

そして翌日!いよいよ車検場へ!!

検査代1300円の印紙を購入し限定検査申込書(前回渡された)に貼り付け受付へ。

いざ検査!!

前回は「初めてです」って検査員に伝えたのでマンツーマンで検査したのですが、

今回は伝えそこない・・・「排ガスだけですね、Dボタンでやってください」で

検査員さんぱーっといなくなってしまった・・・「は??Dボタン??」となったが、

行けばわかるだろうと(笑)。作業服だったから慣れてると思われちゃったかも・・・

私服で行けばよかったかも。

で、排ガステスターまで前進したらテスターのコントローラーにDボタンありました。

ちなみにDボタンは「旧車」でした。

プローブを前回検査員さんのようにマフラーに突っ込みDボタンぽちっとな。

ドキドキ・・・結果まで約10秒ほど待つが、これが何十秒にも長く感じる。

表示は「CO 〇、HC 〇」となり合格!!パンパカパーン!!

スタンプ機に検査用紙を入れてスタンプを押したらレーンを抜け出て総合判定さんに提出し、

合格スタンプをいただく!!!やったー!

 登録窓口に検査用紙を提出し、手数料納付書と軽自動車税申告書を渡され

記入して提出ししばし待つと・・・車検証をいただきました~

名変は前回やってあったのでひと手間省けた。

車検証もって近所のビルにあるナンバー交付窓口で650円払いナンバーを取得。

ようやくナンバーを手にすることができた。

ちなみに新しいステンレスのボルトナットもついてきました。

自賠責のシール貼って仮ナンバーと交換してついに公道をどこまでも走れる権利を得たのでした!


 あ、帰ってからすぐにスリップオンサイレンサー交換しました。

結局、法定費用の他にヤフオクから買った状態からの出費としては

純正マフラー購入に約4000円。

スパークプラグ2本で1000円。

オイル4L 3000円。

その他キャブクリーナやらガソリン添加剤やら2000円程度。

です。あ、プラグレンチも重宝しました800円。

車載工具のプラグレンチだと燃料タンク上げないと縦シリンダーのプラグ抜けないが、

ユニバーサルで曲がるプラグレンチだとタンクおろしたままでも交換できるので便利でした。

で、パイロットスクリューも1回転に戻した。

エンジンラジコンの経験からやはり燃料が薄すぎると異常に高温になるのを知っていたので

ほどほどの濃さにしておくことにする。

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