2018年2月23日金曜日

SIGMA DP2 merrill の思い出

とある写真SNSでSIGMAのmerrillシリーズの写真のクリアで精鋭なことに影響され
2年ほど前にDP2 merrillを手に入れた。
2年ほど使い、手放してしまった。

このカメラは一般的なカラーフィルターではなく階層構造のセンサーだ。
詳しくはここでは説明しないが、一般のベイヤー型はRGGBの4色を1画素1色X4で
撮影するのに対し、merrillのFOVEONセンサーは3層構造の1画素で3色なのだ。

そのおかげに1ピクセルづつが際立っており非常に精鋭というか精細というか
緻密な画像が得られる。
ピクセルピッチ的には約1600万画素相当なのだが、見慣れるとベイヤーセンサーの
出す写真がなんともほんわかして見える。
最近の2000万画素オーバーの写真をよくよく見たことは無いが、
やはり補完処理しているベイヤーとは精鋭さが違うと思う。

決まると非常にクリアで緻密な写真が得られるが、時としてそれはギラギラとした見難い写真にもなりうる。
1ピクセルごとに綺麗に独立した描写となるため、精密な被写体を撮ると逆にざらついて見えることがある。
その辺が難しい。

 遠くの枝が1本1本が読み取れそうな反面、ざわついて見える。

 物の質感がよく読みとれるようるような描写。


反射している部分などの質感がまたいい感じ。

DP2merrillはコンデジなので持ち歩きやすい。
新しいquattroシリーズは細長くて持ち歩きにくそう・・・ポケットに入らないだろう。
でも使ってみたいw
予算があればレンズ交換式のSDモデルが良いのだが。

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