2018年2月25日日曜日

今のお気軽カメラはPentax MX-1。

出かける時、一眼はかさばるので持っていけないときに持ち歩くカメラが
Pentax MX-1です。

フィルムカメラのPentax MXのデジタル版ともいうべきデザイン。
もともとお手軽クラスのMXなのでこのMX-1もお手軽クラスな性能。
とはいえ、価格帯や立ち位置は高級コンデジなのでこだわってあるのだが・・・
あるのだが、だが・・・しかしいまいちつめの甘い仕上がりに人気が出なかった。
発売前の評判はワクワクさせられたけどいざ発売してみると、残念な部分が多い。

まず良い点からいきますか。
やはりコンデジ、ポケットに入れて持ち歩けます。
真鍮を使っているのでヘビー級コンデジwまあよく言えば安定する。
明るいレンズで基本的な画角はカバー。
デュアル手振れ補正で強力に手振れをカバーしてくれます。
クラシカルでかっこいい。
小さいセンサーとは思えぬなかなかいいボケを撮れる。
レンズが全域でシャープで写りもいい。
内蔵メモリーが少ないがとりあえずあるので、メモリーカード忘れても本体に記録できる。
露出補正ダイアルがあるので簡単に好みの露出補正が設定できる。
チルト液晶なのでローアングル、ハイアングルともに使いやすい。

残念な点は、
フィルターが使えない。沈胴式レンズのため、電源オフで本体に引っ込む都合で
フィルターを装着できない。
このカメラ買う人はコンデジでも一眼のように使いたい人だと思うのだが。
フードも無い。
僕だけかもしれないが、逆光ですごく変なフレアが出る!!最悪。
逆光LOVEなのでもう残念で仕方が無い。使いようが無い。
光源を含むシルエット写真が撮れないのだ。
こんなだよ・・・ね、使えない。

内蔵フラッシュのパンタグラフが華奢すぎて壊れそうで非常に怖い。
かばんの中で時々飛び出ているのだが(手動ポップアップ式)、壊れたかとひやひやする。
バッファが無いので1枚撮ると書き込み完了するまで数秒間は次の撮影ができない。
せめて1枚分はバッファ欲しいよ。
親指AFに設定できない。
いちいちMFに設定するのは面倒です。親指AFできればなあ。
シャッターボタン半押しでAFしちゃうのは3脚とかでは使いにくい。

まあ用途がお手軽スナップ用とすればどれも気にはならないけどね。
擦れて真鍮が出てくると味わい深くなるってふれこみだけど、
最近の塗装は質が良くてまあ擦れない擦れないw
地の真鍮なんて出てくる気配は皆無だwww
Pentaxでもマイナーで特異な存在なのでファームアップデートは1度も提供されていない。


写りは申し分なし。

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