ロシア表記だと「Zorki-C」。ロシア語の「C」は「S」のことらしい。
ま、それはおいといて、だってコイツは「Leica」表記だからねw
使ってみたところ、ノブ類は重く、ゴリゴリとした感触。
本物のライカを触ったこと無いからわからんが、
ライカ使いに言わせるとライカは非常に滑らかでうっとりするらしい。
それと比べたらきっとこいつはおもちゃなんだろうな。
まあ動きはロシアンかもしれないが、写真は撮れる。
シャッターも全速正常のようだ。
明るくても暗くてもセコニックの露出計の数値にセットして撮影すればほらこのとおり。
写りの良し悪しはレンズ次第なので、そこはおいといて、
カメラとしてはまったく問題なし。
フィルム装填にコツがいるとか、シャッターチャージしてからでないとSS変えられない
とかは、このバルナックタイプのカメラを楽しむためのポイント。
よく、面倒だとか言われる「お作法」だけど、僕はむしろ楽しんで使えると思う。
なんだかちょっと使い込んでみたくもあるが、
やはり目的のカメラじゃないのでメンテナンスしたら放出しよう。
うちに来た時よりも快調に仕上げてあげるから、次の主に使ってもらえよ。
2018年10月11日木曜日
2018年10月3日水曜日
ちょっと後悔な衝動買い
某フリマアプリでZorkiを購入してしまった。
本当はLマウントのジュピター8が使いたくてBESSAの観察をしていたのだが、
ゾルキーやフェドってなぜかレンズ付きで1万円していない。
ジュピターやインダスターをレンズ単品で購入しようとすると3~6000円なんだが、
なぜかボディ付きのほうが売れずに残っている(レンズ付き?)。
ポイントあったことだしついインダスター付きのボディを買ってしまった。
この状態。
しかもZorkiなのに「Leica」と堂々と刻印されている。
同じZorki-Sでもちゃんとゾルキーを名乗っているものが多いのにこれはライカを名乗るのか。
当時のソ連の懐事情があるのだろう。
これでもだいぶ清掃した。
前オーナーが金を隠したかったのかノブの天面には黒いシール。
そこそこいい感じの黒X金だと思うのだが。
シャッターボタンと同軸のノブがフィルムを巻き戻す時の解除機構なんだが、
これが固着していて指先の皮がむけるんじゃないかと思った。
だが、頑張ってそこそこ回るように馴らしておいた。
シルバーのゾルキーは撮影枚数をカウントする目安のドットが打たれているようだが、
コイツは無い。
フィルムを装填してから「0」の位置を覚えておく。
撮影が進むと一応カウント数がずれていく(巻き上げノブとカウント盤は固定)。
とまあ、少し調べてからでないと使いにくいかもしれないが、
これと言って難しいわけではないので、知ってさえいれば問題ない。
まあでもさ、フードとヤシカ35Electroのテレワイドファインダーつけると
まあまあいい感じ。
もともとこのファインダーはBessaに使おうと思っていたんだが。
Bessaへのつなぎのつもりで金をかけたくはないと思ってはいる。
本当はLマウントのジュピター8が使いたくてBESSAの観察をしていたのだが、
ゾルキーやフェドってなぜかレンズ付きで1万円していない。
ジュピターやインダスターをレンズ単品で購入しようとすると3~6000円なんだが、
なぜかボディ付きのほうが売れずに残っている(レンズ付き?)。
ポイントあったことだしついインダスター付きのボディを買ってしまった。
この状態。
しかもZorkiなのに「Leica」と堂々と刻印されている。
同じZorki-Sでもちゃんとゾルキーを名乗っているものが多いのにこれはライカを名乗るのか。
当時のソ連の懐事情があるのだろう。
これでもだいぶ清掃した。
前オーナーが金を隠したかったのかノブの天面には黒いシール。
そこそこいい感じの黒X金だと思うのだが。
シャッターボタンと同軸のノブがフィルムを巻き戻す時の解除機構なんだが、
これが固着していて指先の皮がむけるんじゃないかと思った。
だが、頑張ってそこそこ回るように馴らしておいた。
シルバーのゾルキーは撮影枚数をカウントする目安のドットが打たれているようだが、
コイツは無い。
フィルムを装填してから「0」の位置を覚えておく。
撮影が進むと一応カウント数がずれていく(巻き上げノブとカウント盤は固定)。
とまあ、少し調べてからでないと使いにくいかもしれないが、
これと言って難しいわけではないので、知ってさえいれば問題ない。
まあでもさ、フードとヤシカ35Electroのテレワイドファインダーつけると
まあまあいい感じ。
もともとこのファインダーはBessaに使おうと思っていたんだが。
Bessaへのつなぎのつもりで金をかけたくはないと思ってはいる。
2018年9月28日金曜日
Fujifilm Venus 800
地元の祭りの日。
フィルムはどうしようかと考えながらフィルムケース覗いたら
フジフィルムのVenus 800があったので、即決定。
(もちろん期限切れ品)
Nikomatに50mm F2しか明るいレンズが無いので選択肢は無い。
ISOを一応800にセット。
期限切れで感度が低下している可能性も考えたが無視。
明るい状況でもF2.8。他はすべて開放のF2で1/30で撮影。
暗くてファインダー内の露出計なんて見えやしない。
オマケにピントもはっきりしない状況。
ダメダメ撮影して現像に出した。
予想では相当なアンダーとピンボケのはずで、現像依頼がちょい恥ずかしかった。
同時に持っていったG3とJupiter-8 F2の組み合わせでも
ISO1600でF2.8時にSSが1/15とかになってたし。
だがしかし、そこそこ写ってるじゃないの。
たしかにアンダーだけど、前回の曇天のポジより写ってる。
さすがカラーネガフィルムの懐の深さ。
トイカメラや暗い状況ではカラーネガが安心というわけか。
ISO800ならフラッシュ無しでもなんとかなるもんだ。
フィルムはどうしようかと考えながらフィルムケース覗いたら
フジフィルムのVenus 800があったので、即決定。
(もちろん期限切れ品)
Nikomatに50mm F2しか明るいレンズが無いので選択肢は無い。
ISOを一応800にセット。
期限切れで感度が低下している可能性も考えたが無視。
明るい状況でもF2.8。他はすべて開放のF2で1/30で撮影。
暗くてファインダー内の露出計なんて見えやしない。
オマケにピントもはっきりしない状況。
ダメダメ撮影して現像に出した。
予想では相当なアンダーとピンボケのはずで、現像依頼がちょい恥ずかしかった。
同時に持っていったG3とJupiter-8 F2の組み合わせでも
ISO1600でF2.8時にSSが1/15とかになってたし。
だがしかし、そこそこ写ってるじゃないの。
たしかにアンダーだけど、前回の曇天のポジより写ってる。
さすがカラーネガフィルムの懐の深さ。
トイカメラや暗い状況ではカラーネガが安心というわけか。
ISO800ならフラッシュ無しでもなんとかなるもんだ。
2018年8月31日金曜日
期限切れの限定販売フィルム
某フリマから激安投売りなリバーサルフィルムを購入。
期限切れのフィルムに価値は無いと思った出品者様。
偶然出品直後に見て即買いでした。
フジフィルム「fortia」ISO50のポジです。
一緒にkodak エクタクロームも1個。
fortiaは1本使用済みの5本パック。
kodakと合計で5本。
fortiaについて調べてみるとVelviaよりも彩度を高くしたモノらしい。
ちなみにフジのポジは
PROVIA(忠実)
Velvia(高彩色)
fortia(高高彩色)
というラインナップ。
Sensiaという医療向け忠実再現なポジもある。
ネットで調べると期間限定フィルムということもあり、あまり資料は無いが、
発色が派手で赤がつぶれてしまうと。
フィルムでそこまで彩度高いってのはまあどうなんでしょう。
パッケージにも「3原色を特に強調した」とある。
とりあえず、撮りかけのTX400をLC-Aから取り出してNikomatに詰め替えて、
fortiaをLC-Aにセットした。
リバーサルは現像高いから避けたいんだけど、つい購入してしまったので
仕方あるまい。
リバーサルはAEカメラが安心だし。
期限切れのフィルムに価値は無いと思った出品者様。
偶然出品直後に見て即買いでした。
フジフィルム「fortia」ISO50のポジです。
一緒にkodak エクタクロームも1個。
fortiaは1本使用済みの5本パック。
kodakと合計で5本。
fortiaについて調べてみるとVelviaよりも彩度を高くしたモノらしい。
ちなみにフジのポジは
PROVIA(忠実)
Velvia(高彩色)
fortia(高高彩色)
というラインナップ。
Sensiaという医療向け忠実再現なポジもある。
ネットで調べると期間限定フィルムということもあり、あまり資料は無いが、
発色が派手で赤がつぶれてしまうと。
フィルムでそこまで彩度高いってのはまあどうなんでしょう。
パッケージにも「3原色を特に強調した」とある。
とりあえず、撮りかけのTX400をLC-Aから取り出してNikomatに詰め替えて、
fortiaをLC-Aにセットした。
リバーサルは現像高いから避けたいんだけど、つい購入してしまったので
仕方あるまい。
リバーサルはAEカメラが安心だし。
2018年8月29日水曜日
手探りのはじめて多重露光
デジタルカメラなら編集ソフトや、カメラ内多重露光機能で簡単だ。
フィルム写真だって編集ソフト使えば同じことだけど、
そこはやっぱり難しいほうやってみたい。
で、スプロケットロケットでやってみた。
前の記事でLC-Aで多重露光を先に掲載したが、スプロケットロケットでは
ポジフィルムで先に挑戦していたが現像が上がってくるのに手間がかかった。
曇天のTDLだったのでちょっと無謀だったが、
ポジを使いたかったのとスプロケットロケットでワイドに撮りたかった気持ちが
強くてISO100で強行したら・・・アンダー連発でほとんど黒かった(涙)。
1~2段は露光が足りてない。
曇天でSS単速1/100 F10なんてカメラはISO400が必要でしたね。
だって売ってないんだもんISO400のポジなんて。
多重露光は暗い写真を先に撮り、明るい写真を次に撮るのが良いと思う。
なぜならばフィルムは明るさを足すことになるので
先に明るい写真を撮ると感光しちゃって2回目の露光がオーバーかもしくは写らない。
写ってもとっても薄い写真になる。
なので先に暗いか黒いものを撮るのが未感光部分を多く残せる方法だ。
わかっちゃいたんだけど、やってみないと実感がつかめない。
失敗写真の数々をどうぞw
明るい+明るいだと薄くなる。
明るい空にすでに感光しきっていたため、空にはほとんど写らず、
暗い周辺にだけうっすら感光した。
これは偶然、夜のTDLの花火のあと、フィルムの巻き忘れで次の日のスカイツリーが
多重になってしまったもの。
暗い後だからスカイツリーが綺麗に写った。
スプロケットロケットはフィルムの巻き上げとシャッターはまったく連動していないので
こういうことが起きうる。
ほとんどの写真がアンダーだったことを考えると、条件が悪かったとはいえ
やはりポジフィルムのラチチュードが狭いんだろうか。
ネガフィルムだったらもうちょっと写っていたような気もするし。
フィルム写真だって編集ソフト使えば同じことだけど、
そこはやっぱり難しいほうやってみたい。
で、スプロケットロケットでやってみた。
前の記事でLC-Aで多重露光を先に掲載したが、スプロケットロケットでは
ポジフィルムで先に挑戦していたが現像が上がってくるのに手間がかかった。
曇天のTDLだったのでちょっと無謀だったが、
ポジを使いたかったのとスプロケットロケットでワイドに撮りたかった気持ちが
強くてISO100で強行したら・・・アンダー連発でほとんど黒かった(涙)。
1~2段は露光が足りてない。
曇天でSS単速1/100 F10なんてカメラはISO400が必要でしたね。
だって売ってないんだもんISO400のポジなんて。
多重露光は暗い写真を先に撮り、明るい写真を次に撮るのが良いと思う。
なぜならばフィルムは明るさを足すことになるので
先に明るい写真を撮ると感光しちゃって2回目の露光がオーバーかもしくは写らない。
写ってもとっても薄い写真になる。
なので先に暗いか黒いものを撮るのが未感光部分を多く残せる方法だ。
わかっちゃいたんだけど、やってみないと実感がつかめない。
失敗写真の数々をどうぞw
明るい+明るいだと薄くなる。
明るい空にすでに感光しきっていたため、空にはほとんど写らず、
暗い周辺にだけうっすら感光した。
これは偶然、夜のTDLの花火のあと、フィルムの巻き忘れで次の日のスカイツリーが
多重になってしまったもの。
暗い後だからスカイツリーが綺麗に写った。
スプロケットロケットはフィルムの巻き上げとシャッターはまったく連動していないので
こういうことが起きうる。
ほとんどの写真がアンダーだったことを考えると、条件が悪かったとはいえ
やはりポジフィルムのラチチュードが狭いんだろうか。
ネガフィルムだったらもうちょっと写っていたような気もするし。
2018年8月28日火曜日
LC-A 試写
背景が曇りだけど空の白色で露出はアンダーになるのは、まあ普通のことか。
目の前の鉄塔はボケるかと思ったらけっこうくっきり。フォーカスは無限。
裏技で多重露光。本来 暗>明 の撮影が好ましいが、思いつきだったので
明>暗の撮影。被写体やイメージはさておき、オーバーにはならずにそこそこ上手くいった。
フォーカス直すの忘れて最短(0.8m)で遠いものを撮るとこうなる。
目の前の料理。最短(0.8m)。室内だったので低速シャッターでブレた。
最短(0.8m)でちゃんと写るとこんな感じ。
後ろのボケ方がちょっとうるさい感じです。
無限遠は想像以上にシャープに写る。
なんにせよ、AEは楽だ~安心だし。
ブレは気をつけないといけないが、露光量だけは保障つき。
このLC-AはISO25,50,100,400と設定できるので
中間のISOを選んでおけばISO設定をずらして露光量を増減できるにはできる。
1段もしくは2段も変わるので難しいが。
目の前の鉄塔はボケるかと思ったらけっこうくっきり。フォーカスは無限。
裏技で多重露光。本来 暗>明 の撮影が好ましいが、思いつきだったので
明>暗の撮影。被写体やイメージはさておき、オーバーにはならずにそこそこ上手くいった。
フォーカス直すの忘れて最短(0.8m)で遠いものを撮るとこうなる。
目の前の料理。最短(0.8m)。室内だったので低速シャッターでブレた。
最短(0.8m)でちゃんと写るとこんな感じ。
後ろのボケ方がちょっとうるさい感じです。
無限遠は想像以上にシャープに写る。
なんにせよ、AEは楽だ~安心だし。
ブレは気をつけないといけないが、露光量だけは保障つき。
このLC-AはISO25,50,100,400と設定できるので
中間のISOを選んでおけばISO設定をずらして露光量を増減できるにはできる。
1段もしくは2段も変わるので難しいが。
2018年8月23日木曜日
LC-Aのモルト張替え & 定番?テクニック
モルト。結構高価なんで、前回NIKOMATの時は100均の「のり付きフェルト」を
貼り付けた。
効果はあったが、作業性は悪かった。
今回はちゃんとジャパンホビーツールのモルトプレーン2mm厚を購入。
やっぱ専用品はいいわ。
作業性の良いこと。
ウレタンフォームなのでフェルトのようなヒキツレや毛羽立ちが無い。
接着剤の調子も良く、綺麗にカット、貼り付けができた。
とりあえずLC-Aの補修は完了したので、撮影したい。
モルトシートは9割以上残っているのでNIKOMATもあらためて貼りなおそう。
はい。ここでLC-Aでの定番なテクニックをおさらい。
その1 、MXスイッチの無いLC-Aでの「多重露光」
LC-A+にある多重露光のための「MX」スイッチ。
LC-Aには無いのですが、多重露光するテクニック。
1、フィルムの巻き戻しレバーを押さえつつ、底面の巻き戻しロック解除スイッチを押す。
2、フィルムを巻き上げるダイアルを回してシャッターチャージ。
(このときフィルムは送られない)
3、撮影
ロックを解除してしまうため、フィルムのテンションが開放されてしまうので
多少のズレが生じるが、MXスイッチが無い以上、こうするしかない。
(フィルムが動きにくいよう押さえるようにモルトを貼れば良いのかも!)
(もしくは圧版のテンションを上げる?)
その2、B(バルブ)撮影
Aモードにして、測光用の窓をしっかり遮光するとシャッターボタンを押している間、
シャッターが開きっぱなしになる。
多重露光のテクニックは巻き上げダイアルでシャッターチャージする機構の
フィルムカメラならたいていできると思う。
Vivitar Ulta Wide&Slimは残念ながらフィルムが送られないとチャージされないので
(シャッターチャージが別ギア)
このテクは使えない。
貼り付けた。
効果はあったが、作業性は悪かった。
今回はちゃんとジャパンホビーツールのモルトプレーン2mm厚を購入。
やっぱ専用品はいいわ。
作業性の良いこと。
ウレタンフォームなのでフェルトのようなヒキツレや毛羽立ちが無い。
接着剤の調子も良く、綺麗にカット、貼り付けができた。
とりあえずLC-Aの補修は完了したので、撮影したい。
モルトシートは9割以上残っているのでNIKOMATもあらためて貼りなおそう。
はい。ここでLC-Aでの定番なテクニックをおさらい。
その1 、MXスイッチの無いLC-Aでの「多重露光」
LC-A+にある多重露光のための「MX」スイッチ。
LC-Aには無いのですが、多重露光するテクニック。
1、フィルムの巻き戻しレバーを押さえつつ、底面の巻き戻しロック解除スイッチを押す。
2、フィルムを巻き上げるダイアルを回してシャッターチャージ。
(このときフィルムは送られない)
3、撮影
ロックを解除してしまうため、フィルムのテンションが開放されてしまうので
多少のズレが生じるが、MXスイッチが無い以上、こうするしかない。
(フィルムが動きにくいよう押さえるようにモルトを貼れば良いのかも!)
(もしくは圧版のテンションを上げる?)
その2、B(バルブ)撮影
Aモードにして、測光用の窓をしっかり遮光するとシャッターボタンを押している間、
シャッターが開きっぱなしになる。
多重露光のテクニックは巻き上げダイアルでシャッターチャージする機構の
フィルムカメラならたいていできると思う。
Vivitar Ulta Wide&Slimは残念ながらフィルムが送られないとチャージされないので
(シャッターチャージが別ギア)
このテクは使えない。
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