2018年5月19日土曜日

写真はカメラじゃないしレンズでもない。            ハズ

まあ節操無くいろいろなフィルムを使ってきてなにも基準らしいものを
つくれないまま行き当たりばったり。
振り返ってみるとプリントしたくなるような写真は無いなあと思う。
数打ちゃ当たるって事も無かった。
いろいろなフィルムと遊んできて、とりあえず研究心は少し落ち着いたので
実験はこのくらいにして写真としてプリントできるようなものの意識を高めないと。

いい写真って定義がそれぞれだけど、高いカメラでいい写真が撮れるとは限らないし
子供に持たせた使い捨てカメラでいい写真が撮れたり。
その高価なレンズでしか撮れない状況ってのは仕方ないとして、
写真は機材で決め付けられない(そうであって欲しいw)と心に言い聞かせて
あまり高価な機材に気を向けないようにしている。

ContessaについてるTessar 50mm 1:2.8。
噂ではすごくいいレンズのはずなんだが、ウチのはなんがかいまいち。
味を引き出せずに宝の持ち腐れなのか??
どうもどこにもピントが来ないような甘い写りの感じ。
それに比べてVITOの COLOR SKOPAR 50mm 1:3.5のほうがよっぽどかシャキッと写る。
そう思い始めてからどうもContessaは持ち歩くのにためらいがある。
Carl Zeiss信仰というわけではないが、一種のカリスマ性は感じる。
固体がいまいちなのかウデがだめなのか判断が付かない(両方??)。
レンズを交換できないカメラなので仕方ないが。
交換できたら沼に入っていたことだろう。
カメラボディ沼の淵には立ってるけどw
トイカメラなんて1000円とかだからつい買っちゃう。かわいいし。

フィルムの写真始めてからはデジタル最新機種にはぜんぜん興味が無くなった。
カリカリの高画質も目が疲れる。
SIGMA DP2 merrillもはじめは感動した。
2年使って感じたのはキレキレすぎてガチガチな写真に疲れた。
高画質、高精細がすべて良いものとは限らないと感じた。
テレビも8Kなんて世界になったら目が疲れるに違いない。
きっとソフトフィルターモードが付くことだろう(超皮肉!)。
HDRもしかり。

その辺、フィルムは落ち着く。田舎の温泉にでも入っているかのよう。
まったりとして目が疲れない。

36コマの撮影に600~2000円もするフィルム。
コスパが悪いと思いますか?
デジカメなら数百、数千と撮影できるわけですが。
僕はフィルム代を映画やアトラクションを楽しむチケット代だと考えます。
残りを気にしながら36回撮影するにはそれなりに考えて行動する。
その過程が楽しい。
撮っておしまいじゃないし。
お楽しみ代をフィルムで買っているんです。
デジカメよりも影を気にするようになったし、構図も少しは考える。
無駄撃ちは残りが寂しくなるし。
残数が10を切るととたんにシビアに撮り始めるw
きっと写ルンですでも同じ体験ができると思う。

Camera : Contessa LBE

Camera : VITO B

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