では早速このAUTO 50mmをF80につけるための加工いってみます。
F80はすっぱりと非ai、非CPUレンズを使うための機構が省かれています。
絞り連動はもちろん、開放値の検出も無し。
F80ってそこそこのグレードの機体なのに残念なポイント。
で、非aiであるこのAUTO50mmを付けるには、最小絞り警告スイッチを回避するだけ。
ニコンのレンズの多くはボディ側で機械的に絞りを制御する都合上と開放測光するため
自動絞りを有効にするためレンズは絞りを最小にセットする必要がある。
(この場合の最小とは最大に絞った状態F16とかF22とか。ややこしい)
そこで最小絞りになってませんよーと検知するためのスイッチ。
F80ではマニュアルモードでしかこういう非CPUのレンズは使えないので
このスイッチを完全に無視して装着の際あたる部分だけを削ればよい。
デジタルボディで非CPUレンズ対応の場合はai化するための更なる加工が必要。
F80はそんな良い機能はないので一箇所削るのみとした。
最小絞り検出スイッチを働くようにしても良いし、しなくても良い。
今後ai対応ボディで使うなら働くようにシビアに削ったほうが良いのかも。
未研究。
マウント左下の黒いスイッチが最小絞り検出スイッチ(スライド)
削った状態。地金のアルミが見えているところ。
マウント面よりさらに0.2mmくらいは削る必要がある。
F80はそういうレンズを使用すると測光が機能しないので残念だ。
キャノンはどんなレンズつけてもレンズ無くてもTTL測光できたのになー
ニコンもそうしてくれればAモードで楽チンなのに。
高機能で非CPUレンズに対応しなくても現状でTTL測光撮影できれば良いだけなのに。
Aモードに慣れちゃってるのと、測光インジケーター表示が無いから
ついSS変えるの忘れて撮影しちゃうわ。
マウントの互換を保つ姿勢は評価しますが、「どんな状況でもマニュアルで使えるか」と言う点は
キャノンのほうが使いやすいかな。
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