2018年8月22日水曜日

やっと LOMO LC-A を手に入れた!

トイカメラの代表選手「LOMO LC-A」です。
やっと入手しました。
だって・・・高いんだもん。
新品は改良されたLC-A+というモデルで28000円もする。
中古でも1万円じゃ買えない。
だけど欲しかった憧れのカメラだったのでずうっと前からチェックしてた。
初期のLC-Aですが動作未確認ジャンクでヤフオク3000円でゲット。
評価にかなり(1000件以上)の「悪い」があったが、取引量が数万件もあるリサイクルショップ。
「破損が写真にわざと撮ってない」「届いたら中がひどかった」などなど。
リスキーだったが、おかげで競合ゼロで落札。
初期のLC-Aの相場は動作確認品なら8000円くらいから。
動作確認品で5000円だったら即買いレベル。

今回のは動作未確認でジャンク、悪評つき出品者、故障品も覚悟したが、
電池入れたら無事動作。
非常にラッキーだった。

ただ、モルトがボロボロでフィルム室を砕けたモルトの粉が散らかりまくりだったので
モルトは張り替えるまで使用はしないほうが良さそうだ。
「LOMO」がラテン文字(アルファベット)になった後でかつファインダーにイラストが入る前のモデルでブラックロモと呼ばれる。
 キリル文字がファースト。このブラックロモがセカンド、ロモ蔵(ロモボーイ)と呼ばれるイラストが入るとサードモデルで、
サードモデルからLomographyによるライセンス製造です。
「LC-A+」が現行モデル。アクセサリースロットや多重露光スイッチ、絞りレバー廃止、レリーズケーブル対応など欲しい機能といらない機能廃止で使いやすくなっている。
外観はコシナの「CX-2」というカメラのパクリデザイン。
焦点距離が違うが見た目、使い勝手はほぼそっくり。
CX-2のアクセサリーが使えそうだが、残念ながら接点の位置が違う。

底面。巻き上げ軸がモータードライブに対応できるようになっているが、
今のところそういったアクセサリーは無い(CX-2とは接点の位置が違う)。
インスタントフィルムバックはあるけどね。
CX-2にはモータードライブがあるようです。
三脚ネジ右が電池室(LR44x3)。
レンズ下の底側にあるのがレンズカバー開閉レバー。

絞り選択するとSSが1/60に固定されてしまうとかでほぼAUTOしか使い様が無いかんじで
後の「LC-A+」で廃止されてしまう。
A位置でAEカメラとして動作する。
絞り選択はそもそもフラッシュ撮影用。

フォーカスは0.8、1.5、3、無限の4段階。
上の丸窓が測光、すぐ下の四角い窓がISO感度設定窓。見えにくいけど左横に
小さなISO設定ダイアルがある。
まわすとISO表示と一緒に測光窓の穴の大きさが変わる(絞り)仕掛け。
裏蓋側には何も無い。
蓋を開けるには巻き上げレバーを持ち上げて引っ張るやつ。
非常にシンプルな構造で、想像より小さかった。

電池がないとうんともすんとも動かないので、予備電池は必須。
ファインダー内に電池ランプが点灯する(明るさで判断するやつ)。
もう一個、スローシャッター注意ランプがファインダー内にあります。
シャッターボタン押してからレリーズするまでのタイムラグが長い!
落ち着いて撮影する必要が有ります。
オートによるAEは非常に楽チン。
だが、絞りを選択できないのでボケのコントロールは出来ないな。
一応、SSは1/500~2secまで変化するらしいので、
ボケを得たい時はISO感度の低いフィルムを入れれば絞りは開き気味になると思われる。
高感度フィルムを入れればきっとF11やF16でパンフォーカスになるかと。
AEなのはいいけど、絞りは自分で選びたかった。
LOMOのカメラってどこか完璧にはならない部分があって、
そこがまたコントロールできない写真が撮れることが楽しいとも言えるが。
まあデジ1眼のように完璧なカメラをLOMOが作っても面白くないのは想像できる。
あら、こんなところに「MADE IN USSR」表記が。
レンズカバーの開閉は一瞬なので気がつかなかった。

2018年8月3日金曜日

AGFA APX 100 をNikomat FTNで

AGFAと言えば老舗メーカーですね。
ドイツ発祥のベルギー拠点のメーカーのようです。
発端は1862年らしいので100年以上続くメーカーとは恐れ入ります。
AGFAのポピュラーなモノクロフィルム「APX100」で撮ってみました。
パッケージが落ち着いていて渋いです。
いつもテーマも無く身近なものをスナップしているので一貫性が無いのは
これから考えていかないと。



ああ、気泡がついてしまった。




グレーのトーンがきれいな感じです。
黒も締まってる感じがして素人にも明~暗の綺麗なトーンの出る写真が撮れるようなフィルムです。
難しい事は言えませんが、使いやすいと思います。
粒状も目立たないけど、粒状感のあるフィルムらしい解像です。
Camera Nikomat FTN

2018年7月27日金曜日

LOMO Sprocket Rocket 第一回

ロモグラフィーのカメラ。
スプロケットロケットの第一回目の撮影。
メルカリで格安でゲットしたもの。
残念ながらレンズキャップが無い。これが結構重要なのだが、まあいい。
まずはカメラから説明しますと、
ロモのカメラはどの機種もそれぞれ個性的な最大の特徴というものがあります。
このスプロケットロケットの最大の特徴は、「スプロケットホールまで写る」イメージサークルの広いカメラです。
これに尽きるカメラです。

ロモのことですから、SSは1/100とB。バルブがあるだけでどれほどスタイルが広がることか。
個体のせいかこのSSレバー、ゆるすぎて1/100にしても重力でBになってしまう。
なんなのこの仕様。他はどうなんでしょ。うちの子だけかとも思うが。
なので軽くテープで固定。

絞りは開放でF10.8と、1段絞ってお日様マークでF16 。
この10.8のこだわりはナゾw。F11でいいような気がするが。
絞りが一応2段あるのでISO100~400が主役になれる。
レンズの下側にレバーがあります。

SS選択レバーの右がレリーズレバー。
軽く下げるだけなのでショックは無いとは思うが、
コイツがフィルムとはまったく連動していないのでいつでも動作する。
なのでレンズキャップは必須。かばんの中でも手に取った時でも簡単に
シャッターがレリーズしてしまう。
フィルムの巻上げ、巻き戻しもノブで前後に自由自在!!
何重にも露光できる!(いいのか?)
だから、三脚使用なら光量不足もシャッター重ねでSSを調節できるのがロモのカメラ。

焦点距離は30mm、フォーカスは60cmと無限の2段階。
約2コマ分を1ショットでパノラマ撮影する。
36枚撮りフィルムで18ショット。
巻き上げレバーをまわして小窓に白点が出たら撮影OKという簡単なもの。
巻きすぎても大丈夫。巻き戻せばよいのですww
チープながら、撮影者次第で無限の可能性があるのがロモのカメラの良いところ。
失敗も量産しちゃうけど、それもまた楽しい所。

ラッチだけの裏蓋なのでひょっこり開きそうでちょい心配。

まあこんな感じ。
勘によるB撮影。約3秒。

左半分が2重露光になっちまった。フィルム巻上げ失敗。

1/4や1/5構図だとスプロケットホールにかぶっちゃう。

潔く日の丸がいいかも。
周辺光量不足のトンネル効果もしっかりあります。
裏蓋は簡素ですが光線もれは無い様子。
やっぱHOLGA120に135フィルムを入れてのパーフォレーションまでの露光より
使いやすい。

2018年6月28日木曜日

LOMO FISHEYE とカラーネガフィルム

トイカメラの魚眼で安くて簡単に手に入る「LOMO FISHEYE2」で
富士のカラーネガ。
ロモのカメラはトイカメラとして確固たる地位ですから説明はいりませんね。
フィルムは何だったか確認せずに現像に出してしまったのではっきりわからず。
パトローネも帰ってこないしね。






このように一見、全周魚眼のような写りだが、画角的にはさほど広くは無い。
トリッキーな写真を撮れば面白いアートが生まれそうだけど、
普通に撮っただけじゃちょっと画角が広い丸い写真。
多重露光機能があるのでそういった作品のほうが面白い結果が得られそう。
なにかひらめくまで使い方が見出せないwww
ただ、安い!中古で1000円前後なのでつい買ってしまったのです。

2018年6月25日月曜日

98年に期限の切れたVelvia。Vivitar Ultra Wide

98年に使用期限の切れたリバーサルフィルム。
フジフィルムのVelvia 100。
これをVivitar Ultra Wide&Slim に詰めて撮ったものを
1ヶ月ほど放置していたのだがやっとこ現像に出した。

噂どおり、派手に期限が切れたリバーサルは色がおかしくなっていた。
クロス現像したわけではないのに、まるでクロス現像したかのような変色。
これはこれで綺麗だと思うのだが、やっぱカラフルなのがいいかなと
ホワイトバランスで修正した。
こんなに赤みがかかってる。リバーサルなのにまともな色じゃないねw





色を補正してみるとなかなか。
特に青はリバーサルならではの深い青色に見える。
カメラの特徴で周辺光量の減少で四隅が暗いが、僕は好きだ。
主役が引き立つようなライティングみたいで。
フィルムを取り込んでからトリミングするので、フィルム上ではもっと効果が見られる。

2018年6月24日日曜日

どうでもいいけど、フィルムの箱記録。

フィルムの箱。いちおう保管してます。
裏書のあるもの、ないもの。
まあ、どうでもいいかww
AGFA APX 100 (裏書無し、ボロくて失礼)

Fujifilm ACROS 100 (裏書なし)
NEOPAN Professional

Fujifilm PROVIA 100
FUJICHROME Professional RDP II

Fujifilm Velvia 100F
FUJICHROME Professional RVP F

Kodak 400TX
PROFESSIONAL TRI-X 400

Kodak Kodachrome 25
PKM25

Kodak Professional 100 TMAX
100TMX

Rollei RPX 100

今のところ、これくらいしか体験してないです。
それぞれに味があってフィルムの奥深さを感じさせてくれます。
まだまだ味の吟味までできるほどの経験は有りませんが、漠然と味の違いを感じます。
ここにさらに現像液で変わるので無限の広がりを持つ沼でもあるね。
裏書のあるフィルムは他メーカーのデータをちゃんと掲載している。

2018年6月22日金曜日

結局 Micro Nikkor 55mm F3.5

だめだね、ヤフオク覗いちゃ。
なにかどうか欲しいものが転がってる。
けど、ヤフオク暦も長いので衝動買いはしない。
落ち着いて1~2週間くらいは観察して出物を探す。
汚れ気味で故障していないジャンクを千円台でゲット。
やはり見た目が悪いものは誰も入札しないね。
できればai化したの欲しいところだし。
人気があるのはaiだからコイツみたいにただのAUTOだからどっちかというと人気が無いかと。
Micro-NIKKOR-P は多層コーティング化される前のモデル。
この55mmシリーズは長寿で何回も更新されて販売され続けてきたニコン代表作のひとつ。
最短
これも最短で
これは無限遠。
ここまでDMC-G3でF16での撮影。

これはG3で開放での撮影。
35mmフォーマットならハーフマクロだが、m4/3ではちょうど等倍マクロとなる。
まあレンズ中心部しか使ってないから35mmフォーマットで撮るよりも画質は落ちると思う。
けど、古いレンズとは思えない今でも十分使えると思う写り。
フリンジの色ずれとかも見当たらないし綺麗だ。
残念なのはボケがカクカク。円形絞りじゃない。
マクロレンズはそのへん金かけて欲しい部分なんだけどな。
レンズの設計は素晴らしいだけに惜しい。

今までEOSでいくつものレンズを使ってきたが、どのレンズも結構なパープルフリンジとか目立つものが多かったけど
ニコンのレンズは安いズームですらそれを感じないのはなにか設計思想が違うのかな。

ちなみにこのレンズでG3でのデジタルデュープはまだやっていないが、
試したところ普通に画面いっぱいにフィルムが入るぴったりなモノだったので、
リバースリング使わなくても取り込めそうだ。

コンパクトフラッシュのSDカードアダプターの速度 -追記あり

今日はカメラについて。 昔からレフ機を使ってきて、一時ミラーレスも使ったことはあった。 が、EVFは便利な反面、リアル感が無いし 夜は眩しくて、ファインダーから目を離すと目がおかしくなる。 3台ほどミラーレスを持ったが今はレフ機に総入れ替えしている。 レフ機のファインダーはレンズ...