2021年10月19日火曜日

Ducati M400 ブレンボのブレーキスイッチ調整

 モンスター400の車検前にフロントブレーキレバーでブレーキランプが点灯しなかった。

ブレーキスイッチはブレンボ製。

ネットですでに見かけていたので分解してクリーニングすれば回復するらしい。

が、分解してもきれいだったしテスターでチェックしても問題ない。

レバーに取り付ける前にチェックすると正常だ。

結局はレバーのプッシュロッドのストロークとスイッチのストロークが

うまく接触していないらしい。

ちょっとずつずらしながら正常に点灯するように取り付けたらオッケーという結末。

しかしこのスイッチはストロークがめちゃ短い(1mmくらい)

取り付けの遊びで簡単に点いたり点かなかったりする微妙なシロモノ。

たぶん時間経過でおかしくなると思われる。

もうちょっと誤差を広くしても正常に働く設計にならなかったんだろうか。

取り付けがちょっとばかしシビアすぎる。

トラブルのもとになりやすいんだから「誰がつけても簡単に正常」な設計が理想ですが、

イタリアンは気にしないってことか。「そんなの問題じゃない気にするな」って聞こえそうだw

2021年10月11日月曜日

ヤフオクでバイクを買った件。その後。ヤフオクでバイクを買うということ

 巷ではヤフオクでバイクを買うことはかなりリスキーだと言われている。

確かにそうである。でも半分はラッキーでもある。

要は修理前提で入札者が少ない中お得に購入できるということだけがメリットだ。

経験がこの一件だけなのでなんとも頼りにならないかもしれないが、

ヤフオクでバイクを購入しようとしている人の参考になればと思う。

 

まず出品者を見極めることが最重要だと思う。

いくつかのパターンがあって、

①個人が一品だけ出品している。

②メカいじりが好きな個人が何台も出品しいてる。

③バイクショップが修理やメンテを省いて現状で売っている。

だいたいこのパターンのどれかだと思う。


①の場合、バイクの状態や最近まで乗っていたのかなどの説明から

直近まで乗っていたならとても良い状態であることが考えられお勧め。

古く倉庫で眠っていたなどはちょっとぼろい可能性が高くお勧めできない。

 ②の場合が良い出品者と悪い出品者がいて混とんとしていて、リスキーでありラッキーなのはここ。

 危険な例は「エンジンはかかる」と動画アップしていたりするが、

実際には「ほぼ走れないがエンジンだけはかかる」 状態が多い。

それでも稀少車だったり、修理するつもりで見積もってもお得なほど安く入手できれば

それはそれでアリだと思うが、そのまま乗れると思わない方が良い。

ヤフオクの場合、悪い評価があるはずなのでよく調べること。

良い例は私が買った場合なのですが、 個人でほぼバイク屋状態の人。

バイクやメカに詳しく程度の良い車体をそれぞれの状態だが「良い評価」が得られる状態と価格で販売している点。

やはり個人でバイク転売でまっとうに利益を得続けるためには「良い評価」は必須だ。

かつバイク好きなので「酷い状態では売れない」という心の持ち主(のはず)。

今回もほぼノーメンテで車検にパスすことができた。

実際にはキャブの設定が狂っていて一度落ちましたが、

知識があれば当日の再検査に通ったと思います。

CO値が高い場合は「パイロットスクリューを閉める」

結果というか、この出品者は良い評価しかありませんでした。

③の場合も②に近いですがちょっと状況が違います。

ショップの場合メンテするとなるときっちりメンテする必要があり保証もつく可能性があります。

その分安心が売りですが高価にならざるをえないでしょう。

店舗が実在する以上、壊れるバイクを売るには評判が落ちるリスクが高いので

売るからには保証できるくらいまともに整備する必要があります。

また購入者は気軽に購入店舗にメンテに出すこともできると思います。

そんなバイク店でも外車やカスタム車は知識がないとかパーツの流通経路が違うためや、ノーマル戻しが大変などノーメンテで出品されることがあります。

その場合はプロの目線でどこが悪いのか教えてもらえるでしょうから

購入時に購入後のメンテでかかると思われる金額を把握できるかもしれません。

結局の所、自分の技量とバイクの状態と価格の妥当性でそれぞれの選択になると思います。

あとは掲載されている写真をくまなく拡大してチェックし、

都合の悪いところは隠されているつもりと、

下手をすると画像が加工されていることもありえる覚悟は必要です。

ヤフオクでバイクを買うのは全くアリです。が、その場合は

出品者が「エンジンかかります」として出しているものは、納車されて1時間で不動になってもクレームはつけるべきではありません。出品者は嘘をついていないのですから。

自分で直すか、その状態で転売するか、完バラしてパーツとして全部売り切って成仏させるくらいの覚悟が必要です。 

それがヤフオクでバイクを買うということだと思います。 

それが嫌ならヤフオクは避けて店から買うのみ。


ちなみに今回は競争相手が現れず出品価格で落札し輸送は「IーLINE」で自宅まで約2万円で配達されました。(埼玉~長野)

陸送業者代は元払いならヤフオクの「送料」に設定できるので送料込みの総額でかんたん決済となります。 

IーLINEは車検切れでも自宅まで運んでもらえます。

大手のBASはデポ止まりなので車検のないバイクはトラックで取りに行く必要があります。

色々と不安のある方は車検付きをおすすめします。

少なくとも車検だけはパスしていますのでとりあえずのメンテは 不要か最小限ですぐ乗れますからね。


2021年10月7日木曜日

ヤフオクでバイクを買った件 その3。ユーザー車検の再検査!

 前回の車検から1週間がたち、その間に整備しました。

私はメカいじりが好きだが結局は素人なので、キャブ分解なんてしません。

ただひたすらネットや本でキャブの調整について勉強した・・・というか調べた(笑)

そしてエアスクリュー、パイロットスクリュー、アイドリング速度、などの関係を知る。

そしてそれらがCO値に影響することも。

CO値は不完全燃焼していると増加する。結局は空気量より燃料が濃いと増える。

単純にパイロットスクリューを絞ればCO値が下がるらしい。

燃調が狂うことになるが、もともと狂っていてかぶっていたので気にせずイク。

最初の点検時にプラグがすすけていたのは燃調が狂っていて燃料が濃すぎたために

現れていた症状だったという・・・無知とはおそろしい。

だがこれで一つ勉強になった。キャブ車乗りとして一歩前進。

現状のパイロットスクリューは2.5回転ほどの位置だった。

そしてアイドリングは低すぎの800rpm程度。(1000rpm以下はやはり不完全燃焼しやすいようだ)

基本はパイロットスクリューを全閉にしてから2回転戻し、アイドリングを1500rpmになるようにアイドルセットスクリューをセットすることから始める。

2気筒のそれぞれのパイロットスクリューを4分の1回転ずつ閉めて様子を見ると1回転戻したときにアイドリングが上がりピークとなる点になることが分かった。

そこでアイドリングをまた1500rpmまで落として、本来ならこれで燃調は決まったはず。

で、不安なのでさらに4分の1閉めて薄めにセット。

アクセルをあおると回転が戻るのに時間がかかるか戻らない・・・ので

アイドリングを1000rpmにセットして完了とした。

英語のサービスマニュアルも入手してあるのだが戻し量は書いてない。3回転との噂だが、

20年たっているのでパイロット系が摩耗していることも考えられるし、前オーナーが

違う番手に交換している可能性もある。

結局この車体のベストなパイロットスクリュー開度は1回転付近ぽい。

そしてスパークプラグも新品にした。

NGKの「DCPR8E」。

それとキャブクリーナーでエアクリーナーを外した状態からプシューとやってみた。


 それとガソリン添加剤。安ものだけど、霧化向上とか書いてあったやつ。

素人が簡単にできるメンテはこのくらいじゃないかな。

で、さっそく市役所で仮ナンバーを発行してもらい、この日は給油してきた。

プラグを見るとマイナス電極が白く高温を示すが外周は綺麗な焼き色。すすもついていない。

やはりこの状態でないとだめだなと確信。新品プラグは色が分かりやすいので

手抜きはダメだね。一本400円程度だし。

そして翌日!いよいよ車検場へ!!

検査代1300円の印紙を購入し限定検査申込書(前回渡された)に貼り付け受付へ。

いざ検査!!

前回は「初めてです」って検査員に伝えたのでマンツーマンで検査したのですが、

今回は伝えそこない・・・「排ガスだけですね、Dボタンでやってください」で

検査員さんぱーっといなくなってしまった・・・「は??Dボタン??」となったが、

行けばわかるだろうと(笑)。作業服だったから慣れてると思われちゃったかも・・・

私服で行けばよかったかも。

で、排ガステスターまで前進したらテスターのコントローラーにDボタンありました。

ちなみにDボタンは「旧車」でした。

プローブを前回検査員さんのようにマフラーに突っ込みDボタンぽちっとな。

ドキドキ・・・結果まで約10秒ほど待つが、これが何十秒にも長く感じる。

表示は「CO 〇、HC 〇」となり合格!!パンパカパーン!!

スタンプ機に検査用紙を入れてスタンプを押したらレーンを抜け出て総合判定さんに提出し、

合格スタンプをいただく!!!やったー!

 登録窓口に検査用紙を提出し、手数料納付書と軽自動車税申告書を渡され

記入して提出ししばし待つと・・・車検証をいただきました~

名変は前回やってあったのでひと手間省けた。

車検証もって近所のビルにあるナンバー交付窓口で650円払いナンバーを取得。

ようやくナンバーを手にすることができた。

ちなみに新しいステンレスのボルトナットもついてきました。

自賠責のシール貼って仮ナンバーと交換してついに公道をどこまでも走れる権利を得たのでした!


 あ、帰ってからすぐにスリップオンサイレンサー交換しました。

結局、法定費用の他にヤフオクから買った状態からの出費としては

純正マフラー購入に約4000円。

スパークプラグ2本で1000円。

オイル4L 3000円。

その他キャブクリーナやらガソリン添加剤やら2000円程度。

です。あ、プラグレンチも重宝しました800円。

車載工具のプラグレンチだと燃料タンク上げないと縦シリンダーのプラグ抜けないが、

ユニバーサルで曲がるプラグレンチだとタンクおろしたままでも交換できるので便利でした。

で、パイロットスクリューも1回転に戻した。

エンジンラジコンの経験からやはり燃料が薄すぎると異常に高温になるのを知っていたので

ほどほどの濃さにしておくことにする。

ヤフオクでバイクを買った件その2。ユーザー車検

 いよいよユーザー車検に行ってきました。

だがしかし!不合格となりました(笑)

マフラーの騒音ばかり気になっていたので純正にさえ戻せば万事オーケーのつもりだった。

実際には排気ガスがCOがオーバーとなり通らなかった。


 これは車検前に点検時にチェックしたプラグ。

すすがこびりついているのだが、この時は意味を知らなかったので

ワイヤーブラシで磨いて戻した。(車検場で意味を知ることになる)

よく不合格になりやすいといわれる光軸は問題なくパス。そのほかもすべてパス。

光軸は停車し乗車した状態でハイビームにして壁に光の中心をマーキングし、

 5mほど下がってほぼ水平かわずかに下向き程度に調整しておいた。

実際には10m離れてライト高さの20%以内ということなので5m下がって10cm以内程度なら大丈夫というわけだ。

で、マフラーと排ガスの話に戻る。

騒音についてだが、純正マフラーというだけで測定すらされない。

おそらく検査官の経験から相当あやしい音量でない限り純正マフラーはパスだ。

そうでないと新車を承認している上の組織にケチをつけることにもなるが、

まあ常識的な音量だったのでしょう。

一回目の車検時のCO値は6%だった。合格は4.5%以下。

キャブの調整で何とかなることを知らなかったので、検索して「エンジンをより温める」 のが一番簡単な対策だと知り再検査。

が、変わらない。2回繰り返してあきらめて出ないすことにする 。

いったん「不適合」を押してもらい、受付で限定検査証を発行してもらう。

これは15日以内ならパスできなかった項目だけの検査で済むというモノ。

これは手数料は出直す度に1300円払うことになるが、そのほかのパスした検査はスルー出来る。

隣のテスター屋的なアルピコ自工に聞いたら光軸は対応しているが排ガスはやっていないとのこと。

光軸で落ちた人はお隣のアルピコ自工に行くと対応してもらえるようです。

がっかりして帰宅した次第です。

続きは次の記事で。次回は対策して再検査で車検パス!です!

ちなみに、今回のような一時廃車状態で車検の切れたバイクは「新規検査」でした。

受付の人に初めてなので教えてほしいとお願いしたら継続検査の用紙で進行したが、

不合格になった後に「この場合は新規です」ってことになって作り直していただきました。

xTool S1 のwi-fi接続方法 覚書

 xTool製のS1というプロ用レーザー彫刻機を触る機会がありました。 その際、説明書のWi-Fi接続方法がいまいちわかりにくく、  解決した方法をメモ書きておきます。   あらかじめスマホにxToolのアプリを入れておき起動しておきます。 スマホは接続したいアクセスポイントに接...