2019年3月22日金曜日

ジャンクな AGFA Jsolette 完成したかな。

蛇腹の穴を塞ぎまくって蛇腹が分厚くなってしまったJsolette。
3度目の試写でようやくカブリの無い写真が撮れた。
と言っても、フィルムは1989年に期限切れのネオパンSSなので、
完全というわけにはいかないが、カメラとしては完成した。





近い被写体のほうが大きく見える分解像しているように見えるが、
遠景が眠い描写なので、結局は錯覚でぼんやりした描写のレンズなんだと思う。
フィルムがいかんせん古いのでムラがあちこちに見受けられるが、
モノクロフィルムは30年も経つというのに使えるとは。
かなりレトロな風合い。

今回から現像液をAGFA Studionalになった。
1+15という希釈で作成し、その現像液でフィルム5本ほど処理が出来る。
4分の現像時間で処理した。
早くて楽チンだ。
出来上がりの調子についてはもっと使ってみてからだね。

ここまで約1年、モノクロフィルムを使ってきた。
まだまだ経験豊富とはいえないが、モノクロフィルムは紙に焼いてこそかなと。
でね、ヤフオクでモノクロ用引き伸ばし機を落札した。
赤フィルターが破損、レンズ無しと言うだけで100円のまま落札。
どちらもどうにでもなる部分なのだけど、世の中、破損の無いものが人気で、
壊れていないもの、レンズが付いたものはすぐに数千円まで上がる。
まあ、送料が3000円もかかったが、それも二の足を踏むポイントでもあるだろう。
またそれは後日のネタに。

2019年3月13日水曜日

写ルンですレンズでデジタル写真


DMM.makeで写ルンですレンズを使用したレンズキットがあるので
試してみました。
https://make.dmm.com/item/1025937/
これなんですが、レンズは自前で用意です。
一番安い2424円の素材を選びました。
注文から届くまで8日ほどかかりました。
DMM.makeははじめての利用ですが、けっこう届くまで時間がかかるものですね。
素材は軽く、灰色でスチロールを圧縮したような感じ。
仕上げはナチュラルを選択。たぶん作成されたままの状態を指すと思う。
ざらざらしている。
そこそこの強度だけど、ちょっと強く曲げると割れるだろう。
ナイロン素材を選択すればもっと強度は上がりそうだ。

とりあえず、テープ止めで使用。
カメラ(マウント)側はライカLマウントサイズの袖がついているので、
Lマウントアダプターにセットして使う。
使用後に思ったが、このレンズ受けのところを黒く塗ると良いかも。
レンズがむき出しに近いので、日が当たるとめちゃフレアが出て真っ白になる。
絞り固定でf8かな?
ピントは1.2mくらいからパンフォーカス。
その辺は写ルンです仕様なので。
マウントから繰り出せばもっと近くにピントが合う。




カメラはマイクロフォーサーズのDMC-G3なので換算64mm相当となる。
 (写ルンですのレンズは焦点距離32mm)
絞り穴が厚く丸みを帯びているので全体的にふんわりとした描写だ。
薄く鋭いものに交換すればきっとかなりシャープな像になると思う。
たった1枚のプラレンズとは思えない描写。
一世を風靡しどこもかしこも写ルンですが売っていた時代に完成されたレンズは
なかなか捨てたものじゃない。
プラレンズでも妥協のないフジフィルム。

m4/3で使用すると2倍にクロップされてしまうのであまり画質について評価できないが、
フルサイズで使用すればこの状態でももっと綺麗に見えると思う。
ライカ3fでも使ってみよう。
ふんわりした描写をフィルムライクと言うのはおかしいと思うので、
そこはレンズの味とする。
でも心なしかコントラストがフィルムっぽい感じがするのは気のせいか??

このまま使えばふんわり描写のトイカメラ風。
絞りを改造すればきっとシャープに。
絞り形状で遊べば玉ボケも楽しいかもしれない。
そんな遊べる可能性を持ったレンズキット。

2019年3月1日金曜日

久々のカラーネガ。フジフィルム業務用100

 フジフィルム業務用100
半年振りに期限の切れてないフレッシュなカラーネガを使った。
先日入手した半分壊れた「EF 50mm F1.8II」をテストするため。
モノクロフィルムはなぜかどうしてもライカで使いたくて、
EOS7ならカラーフィルムがいいかなと。
オート楽チン。

全部Pモードで撮った。
アルゴリズムはどうか知らないが、基本的に明るさが確保できれば開放から1~2段
絞ってSSを決定する構造だと思う。
なのでAモードで1~2段絞って取るなら一緒。
無理やり開放で撮りたいときや、パンフォーカスしたい時以外はPモードで十分だ。

 1枚目は適当。

この日は雨だったので暗い。

翌日の水溜り。

踏切が好き。


明科の廃線敷き

穂高の原田製菓

どれも綺麗に撮れた。
開放f1.8は暗いシーンで十分な明るさ。ISO100のフィルムでもブレをさほど気にせず撮れた。
このレンズ、前玉が繰り出すんだが、プラの構造がヤワで押すとグニャグニャと前後する。
たぶん、繰り出した状態で強い力を加えると内部が折れる。
このレンズがAF不良でジャンクだったのはそれが折れていたわけだ。
あと、AFがかなり迷う。ボディのせいなのかレンズのせいなのかわからない。
フォーカスのカムがガタガタなせいかもしれない。
とにかく安くて軽いレンズ。
それでいて良く写る。
ズームキットのEOSを買って、最初に買うであろう単焦点レンズとして1万円しないのは
キャノンの商法はすごいわ。

モノクロ自家現像ばかりしていたがたまのカラーネガは楽しい。
期限切れじゃないフィルムで撮るとデジタルとそんなに変わりがない写真が撮れる。
色はさすがにフィルムというかアナログな風味だが、写真としてはまったく問題ない。
なぜいまさらフィルムで撮るのか・・・自己満足ノスタルジー?
ワクワク感が欲しいからだな。
それに、デジカメだと何も考えずにバシバシと「ただ撮る」だけだ。
フィルムカメラを持つと1ショットが重い。思い。想い。

xTool S1 のwi-fi接続方法 覚書

 xTool製のS1というプロ用レーザー彫刻機を触る機会がありました。 その際、説明書のWi-Fi接続方法がいまいちわかりにくく、  解決した方法をメモ書きておきます。   あらかじめスマホにxToolのアプリを入れておき起動しておきます。 スマホは接続したいアクセスポイントに接...