2019年1月10日木曜日

2019年、最初のカメラは蛇腹。

今年のジャンク1号は「蛇腹カメラ」です。

今まで、まったく気にしていなかった存在。
なぜ蛇腹カメラを選んだのか・・・2ヶ月ほど前、ヤフオクで格安の期限切れ120フィルム
を落札していたので120フィルムを使いたかった。
たしか15本くらいで1500円ほどだった。
そのうち4本くらいはポジだったのでたぶん発色しないだろう。
あとはモノクロフィルムだったからたぶん使える。

HOLGA120あるけど、SSが固定だし絞りもf8とf11しかないから使いにくい。
レンズもプラだし(トイカメラなんだから当たり前だろ・・・)。
そこでカメラの選択だが、2眼のボックスカメラはちょっと大げさ。
ハッセルやマミヤ、ゼンザだのは高価。
自分の使ってるSNSだとハッセルが流行ってるけど、金持ちだらけかよ・・・
それにデカイのが持ち出すのめんどくさそう。
そこで蛇腹。
英語圏ではフォールディングカメラ。日本では蛇腹かスプリングカメラってヤツ。
衝動買いして後悔したことは数え切れないのでちょっと欲を抑えて勉強。
最終的にはMAMIYA6のつもりだったが、やはりみんな欲しいらしく3000円
位にはなってしまう(それでも安いが)。
観察してるとタイミングによっては2000円以下で入手できそうなので観察していた。

蛇腹カメラもデザインが好きになれないものが多いのでMAMIYA6も気持ち躊躇しながら。
すると自分の好みにビビッときたのが今回の「AGFA ISOLETTE」だった。
「Franka SOLIDA」もかっこいいなと思いつつ、安く落とせたAGFAを迎えた。

コイツは初期も初期、たぶんファーストモデルか。名前も「JSOLETTE」。
この名前は2号機あたりから「ISOLETTE」となるっぽい。
おそらく1936年かな。

オークションの説明ではシャッターが切れない、蛇腹は穴あき無いとのことだったが、
シャッターは思ったとおりチャージの仕方を知らなかったらしく正常だった。
蛇腹だが、開ききらない状態では穴は無いかに見えたが、
しっかり引き出すと穴だらけ。レンズが前に出るためのリンクが外れていた。

修理記は後日。
シンプルな軍艦部とブラックに惹かれた。
たためばポケットに入る中判なんて最高。
持ち歩かなければ意味が無い。

6x6と6x4.5に対応。6x4.5にするとファインダー内に左右から斜光版がちょろっと出てきて、ファインダー内が縦長になる。

レンズが出きらない。レリーズリンクも変形していた。
レンズはファーストモデルらしく85mm f6.3と暗い。

至って綺麗。


フィルム室左右に6x4.5用のマスクがしまってありくるっと回して出したり閉まったりする。

山という山が穴だらけ・・・

2019年1月2日水曜日

2019年書初め しょっぱなからこれ紹介??w

2019年書初め!

クリスマスが終わったかと思えば1週間で正月。
大晦日に撮り納めたフィルムを現像納めして、新年はまだフィルムを通していない。

嫁さんが実家に帰省していて自分は用事で行けず、ボッチでゴロゴロしていると
ついついツイッターとか時間を忘れてしちゃうよね。
年末にコミケとかあったしフォローしている人たちのTLはかなりコミケネタ。
そこで気になっていた期限切れフィルムの同人誌がネット販売にまわったので
ポチっとして、
同じ方の数年前の写真集もポチッたりして。
正月なので届くまで時間がかかるだろうけど楽しみだ。

そして・・・男なら気になるムフフな「オフパコ」本もポチ。
あー、なんか恥ずかしいw
コイツはダウンロード販売なので薄い本が届く前に楽しもう。

内容はずばり、コスプレイヤーといたすための方法。
これを女性が執筆しているのだから興味がわかないわけがない。
その辺は好みだろうけど、僕は女性エロ漫画家さんとかの女性感覚で描かれたエロが好み。
ああ、そんなのどうでも良いか。
オフパコ本に戻す。
レイヤーさんたちだって普通の女性なので、性欲もあれば楽しみたい気持ちもある。
この本に書かれているのはそんな彼女たちの裏事情と男性へのアドバイス。
面白い内容だった。

男性向けのどうすればレイヤーさんといたすことができるのか。
という部分は、当たり前のことが出来ないカメラマンが多いと言う感じ。
レイヤーさん相手じゃなくても、出会い系覗くとよくいるダメ男ポイントの解説。

こういうのって当人である女性がいちばん詳しいので、レイヤーさんのカメラマン
やそうでなくても女性とお近づきになりたい男性は読んでみて欲しい。
レイヤーさんだって楽しくコミュニケーションしたいんです。
それが出来る人は必然的に信頼されて最終的にいたすことが出来る。
オフパコもコミュニケーション。
女性もこの人なら大丈夫って思ってもらえるからこそのオフパコ。
最後にネタバレだけど、女性は会う前のコミュケーションですでにオフパコしても大丈夫な人かある程度判断されています。
それは出会い系でも同じこと。会う前に査定されています。

でもね、注意しておきますが、すべてのレイヤーさんがオフパコをしたいと誤解しないでくださいね。
それと、こうすればオフパコできると言うことは、裏返せば苦情が募っているのですよ。
彼女たちに。
会話ができない人、下心むき出しの人、自己中の人。
この本は、まともな人なら誘われるし、誘ってもいいんじゃない?って事を言っています。
書いてる方はレイヤーさんに読んでもらいたいと言っていますので、
男でなくても、女性レイヤーさんも読んでみると「同じこと思った!」となるかと思います。

興味がありましたら読んでみてはいかがでしょうか。
ハイコレ!
https://nandakadarui.booth.pm/items/1158283

早く薄い本届かないかな~~

2018年12月10日月曜日

一発勝負の結婚式にLeica IIIf + Elmar 50mm f3.5

結婚式にフィルムで写真を撮る。
デジカメが当たり前の時代にフィルムで撮るなんて。
撮り直しがきかない結婚式に。
日常の1コマも撮り直しは出来ないけど、失敗してもあまり影響はない。
ところが結婚式ともなるとプレッシャーが大きい。
まだ慣れてないElmarともなるとなおさら。
数コマしかテスト撮影できてないレンズでどこまで決めることができるか勝負して来ました。







ISO1600のフィルムだったのですが暗いので結局は開放からわずかに絞ったf4~5くらい。

(大陸系絞りなので倍数系の絞り値がわからない)
被写界深度に頼るにはちょと絞り足りないところだが、すべてピンが来ていた。
これには驚いた。
2重像とぴたりとレンズのピントが一致している。
それがライカの証なのか??ドイツの技術なのか??
ロシアレンズじゃこうはいかなかったと思う。
Jupiter-8でフィルムを何本か撮ってきたが、開放~1段絞り位は半分近くピンボケだったことを思うと
このヒット率の高さは素晴らしいとしか言いようがない。

露出は勘で撮ってきたので屋内や屋外で移動ごとにばらついてしまっていた。
でもそこはカラーネガの懐の深いラチチュードに助けられた。
カラーネガのラチチュードとElmarの正確さに今回は助けられた。

2018年11月30日金曜日

Elmar 50mm f3.5でJupiter-8 50mm f2はどうしようか

Jupiter-8 50mm f2はどうしようか。
エルマーをはじめて使っていきなりピンが来たので正直これ1本でいける気がしてる。
なのでJupiter-8はf2ではあるが、正直開放では使い物にならないので
結局f3.5のエルマーに勝てない感じ。

でもね・・・絞ると写るんだ。これがシャキッと。
持っていてもいいんだろうけど、正直、今後50mmはエルマーオンリーだと思う。
最後になるか・・・Jupiter-8の撮影。



Camera Leica IIIf / Lens Jupiter-8

明るい時に絞って撮影すると、ほんとキリリと撮れる。
捨てがたい。

2018年11月28日水曜日

旧エルマー 50mm f3.5 のテスト と、写るんですからISO1600のフィルム取り出し

旧エルマー 50mm f3.5 のテスト

1週間後、ちょいとイベントがあってそこでエルマー一本で行きたいので
すぐにテスト撮影。
一眼とちがってレンジファインダーはテストしないとピントの感じをつかめないので
必須の儀式。

1mで開放。
うん。Jupiter-8と違ってちゃんと1mにピンきてる。
Jupiter-8は1mの時15cmくらい前ピンだったから、エルマーはかなり精神的に良い。
開放だから少しふわっとしてるけど、芯はあるしまったくOKじゃないか。
Jupiter-8のf2開放なんてモヤモヤしてユルユルで使い物にならない感じだし。

f5.6にするだけでバッチリ使える深度になる。
これが良くできた本物のLeitzレンズなのかと関心。
ロシアンレンズのユルポワが信じられなくなる。

無限遠もf5.6のままで綺麗に写った。自分の中での信頼度は最高点。

室内で1m。これ、Jupiter-8だったら完全にピンはずしてるからね。
ボディの連動距離計との相性抜群だ。
これはロシアンレンズ使えなくなりそう。
この信頼性はどこから来るのか・・・

よし、そのままの状態でバッチリ使えることがわかった。

写るんですからISO1600のフィルム取り出し

室内でのイベントなのでISO1600のフィルムを使う。
当時ISO1600のフィルムが入るなんて想像していなかった時代のカメラに。
だけど今ってISO1600のフィルムってNatura1600しかないのか・・・3000円だよ。
そんなの使えない。
そこで「写るんです ブレに強い」から1600のフィルムを取り出した。
27枚撮りで1200円だよ。何この価格差。

ダークバッグ内で容赦なく撮りきる。このボディは一度もまともに撮影してもらえない。

ぱっかーん

ほらISO1600のフィルムが手に入った。
おまけに単3電池1本もね。

2018年11月27日火曜日

旧エルマー Elmar 50mm f3.5 を購入。

旧エルマーが欲しい!...ゲット。

ロシアンレンズのJupiterは面白い。
だが、やはり沼と言うか物欲でライカにはエルマーって頭の中でグルグルし始めた。
きっとすべてのライカ使いに現れる症状だろう。
この病気に冒されて、eBayで格安のボロボロ品を購入。
見てくれは非常に「悪い」が自分には歴史を感じてむしろイイと判断。
きっと綺麗なライカをもっていたい人には見向きもされないだろう。

俗に言う旧エルマーだ。ショートエルマーとも呼ばれる(はず)。
その意味は、レンズ固定式 A型ライカについていたものをLマウント化したもの。
これはライツ純正の対応でレンズ交換式になってからの仕様なのだが、
歴史はほどほどにして、そういうことであるという程度で。
だって、A型についてたなんてロマンでしかない。
写りは新エルマーのほうが良いとされているが、ロマン成分が少ない・・・

A型の頃はフランジバックが統一されていなかったため、個体ごとにレンズの
無限をシムで調整して取り付けおよび出荷していたので、
レンズのフランジバックや無限遠の個体差が大きかったらしい。
新エルマーよりも筒が短いからショートエルマーと呼ばれているようだ。
詳しい人ならエルマーだけで一晩解説してくれるだろう・・・

にわかライカ使いが旧エルマーを見分けるために勉強したポイントをまとめる。

(が、正しいかはわからないので詳しい人に聞いてください)
偽物を買ってしまっては意味がないので。
エルマーには「5cm」「50mm」の2種類の表記がある。
cm表示は新エルマーで、mm表示が旧エルマーらしいのだが、偽物もmm表記が多い。
また、feet表記もある。本物は「feet」「mtr」の表示あり。

絞り操作レバーの内側にあるフィルターネジが細いのが旧エルマーで、
現在よくあるネジピッチのは新エルマー。
また、絞り操作環がレバーではなくギザギザした環状のものは偽物。

旧エルマーの決定的判別ができるのが、指掛けの裏に刻印があれば本物。
0,1,3のナンバーが刻印されている。
焦点距離によって3種類に分類されて刻印が施されている。
この刻印がない物は新エルマーか、偽物の可能性がある。
mm表記で裏に刻印がない物は偽物の可能性大。
新エルマーについてはあまり勉強していないので、間違っているかも。

さらに、DIII型以前のエルマーはニッケルメッキで、1m~∞まで約1回転です。
詳しく知らべていませんが、おそらくコピーエルマーは1回転のはないと思います。
ニッケルメッキで1回転ならきっと本物だと思います。

それと、「Germany」の刻印は輸出向けに刻まれるらしく、
この個体はそれがないのでドイツ国内仕様なのかな。

刻印は「1」だ。

やっと純正の組み合わせ。

沈胴すればめちゃコンパクト。
しかしガリガリに擦れている。おかげで気を使わずに使い倒せる。

この「0」はフランジバックが統一された交換レンズのしるし。
初期はフランジバックが統一されていないため決められたボディとペアでしか使えない状況だったようです。
後に、それは「不便だ」となってフランジバックが28.8mmに固定されたそうな。
もし、その初期型があるとすればペアのボディナンバーが刻印されているらしい。

とりあえずポイントを抑えれば偽物をつかむまされることはだいぶ減ると思う。
純正でもイレギュラーなモデルも存在するので難しいのだが、よく見るとわかるので参考までに。

2018年11月26日月曜日

ロシアンレンズ Jupitar-12

ロシアンレンズ Jupitar-12

ロシアンレンズはチープ道にふさわしいLマウントの廉価レンズだ。
さすがに50mmしかないとちょっと巾が足りない。
そこで35mm F2.8のJupitar-12をeBayで購入。$90くらいだった(送料込み)。
ウクライナの出品にいささか不安はあったが、数千件のポジティブフィードバックの
出品者だったので、そこを信頼して購入。
ウクライナから約2週間で届きました。
ここ数日、ウクライナとロシアがいがみ合っていたのでなおさら不安だったが、
なんとか届いた。

この、所有欲をそそる後玉が特徴。
マウントから約22mmも飛び出しているので、アダプターでミラーレスには付けられない。
ソニーの一部にはつくみたいだけど。
ツァイスのビオゴンのまねっこらしい。
とにかく、個人的にIndustarより信頼している。
個体差が激しいとは言うものの、初めて使ったIndustarがポヤポヤだったから。
そしてはじめて使った Jupitar-8が綺麗に撮れたから。
試写はこれからのお楽しみ。

コンパクトフラッシュのSDカードアダプターの速度 -追記あり

今日はカメラについて。 昔からレフ機を使ってきて、一時ミラーレスも使ったことはあった。 が、EVFは便利な反面、リアル感が無いし 夜は眩しくて、ファインダーから目を離すと目がおかしくなる。 3台ほどミラーレスを持ったが今はレフ機に総入れ替えしている。 レフ機のファインダーはレンズ...