2018年3月20日火曜日

今日はコンテッサの話に戻ります。
撮影し始めてみて、 36枚撮りのフィルムがなかなか長い。
デジカメのようにパシャパシャ撮らない。
ワンシーンで1~2コマしか撮影しないから、撮影目的に行ったわけではないので
仕事で行った先や、移動中だったり隙間でしか撮影できないのもある。
撮影するために出かければ1日で1本は撮るかもしれないが。

デジカメとは違う感覚なのは確か。
撮れてるかわからないって感覚が新鮮だ。
いつ写真を見ることができるのだろう。

なぜか、フィルムで撮った時にデジカメで重ねては撮る気がしない。
撮れているのかわからないけど、それがなんだかワクワクする。
昔はこれが当たり前だったんだけどな。

コンテッサの前にHOLGA120にも135のアクロスを入れて一緒に持ち歩いている。
たまにやらかすのが、キャップをしたまま撮影してしまったり、
何気に撮影した後に「あれ?キャップ取って撮影したよな?」って何度もなるw
時には心配になってもう一度撮影したり。
レンジファインダーカメラあるあるだよ。
コンテッサはキャップが無いので、その心配が無い。
だからキャップなしのほうが良さそうだ。
現像してみると何も写ってないコマがいくつもあるんだろうな・・・
HOLGAはその点、重ねてシャッターが切れるのである意味便利。
それは時として2重露光という思わぬ結果を生む楽しさもある。
なので重要な撮影には使えないわな。
コンテッサやビトーは2重露光はできないように普通の機構です。

撮影し始めて気がついたんだけど、コンテッサはちゃんとファインダーにも工夫がある。
下の真ん中には拡大加工がしてあって、レンズの上部が見える。
シャッター速度と絞りが確認できる。
上には露出計も見えているが、これはプリズムで合成されている。
真ん中の〇の中だけ2重像合致式の像が確認できるようになっている。

露出計も見るが、ほとんどが自分の感覚でシャッター速度と絞りを決めて撮ってしまう。
きもちアンダー気味のような気もするが、楽しみながら撮っている。
そう、フィルムは「撮れているかがわからない」から「撮れていたら嬉しい」に繋がる。
デジカメは綺麗に撮れて当たり前だし、失敗もその場で取り返せることが多い。
久しぶりにそんなフィルムの楽しさを見つけた感じ。
それにデジカメは本体が変わらないと撮り味も特に変化無いけども、
フィルムは同じカメラでもフィルムで撮り味が変わるのがまたいいなと。
アクロス撮り終えたらローライとかイルフォードとか使ってみたい。

でも、なかなかカラー写真のようにサクッと撮ってしまうことが多い。
トーンで「こう撮る」みたいなイメージが先行してくれない。
撮影してから頭の中でトーンに変換してみると、「あ、ただ撮っちゃった」になる。
「なにか主役っぽいものに向けたかな?」なんて調子。
そんなこんなでしばらく楽しめそうだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

xTool S1 のwi-fi接続方法 覚書

 xTool製のS1というプロ用レーザー彫刻機を触る機会がありました。 その際、説明書のWi-Fi接続方法がいまいちわかりにくく、  解決した方法をメモ書きておきます。   あらかじめスマホにxToolのアプリを入れておき起動しておきます。 スマホは接続したいアクセスポイントに接...