2018年3月27日火曜日

フィルムのスキャン 解像度

使っているスキャナは古くて、EPSON GT-8300UF です。
標準で35mmのフィルムスキャンに対応しています。
ブローニーとかは別途 透過原稿ユニットを買う必要があります(持ってます)。
そのままではWindows7 64bitのドライバーが無いので、9300のWin7用ドライバで使うことになります。
(現在Windows7 64bitで使用しています)

ネットでフィルムのスキャンについて調べると、
モノクロフィルムでもカラー48bitでスキャンするべしと。
何回も必要な解像度でスキャンしなおす手間を考えると、はじめから高画質でスキャンしたほうが良いそうな。
メーカー推奨値は最低限の設定なので、ほぼ使えません。
まあ確かに、モノクロフィルムでもソフトでモノクロ化したほうがデジカメのRAWと同じ要領で画質の低下も避けられるはずとのこと。
トーンがはじめからグレー16bitよりもカラー48bitから変換したほうが豊かなのかも。

ファイルフォーマットは無圧縮のTIFF。
スキャンの時点でJPEGはその後どうしようもない画質の劣化を生むので、
問答無用で却下です。
ここもRAW準拠の品質で保存すべし。

次は解像度。これがそれぞれの使用目的別に選ぶのだが、
(ピクセルやファイルサイズは下に掲載した写真の場合。)
(コマによって多少の前後はありますので、参考程度に。)

dpi : pixel : TIFF file容量 :相当画素:実用プリントサイズ
2400dpi:3360x2111:40MB:約700万:A4
3200dpi:4480x2815:72MB:約1200万:A3
4800dpi:6720x4223:162MB:約2800万:A2
9600dpi:1344x8447:649MB:約11300万:A1
12800dpi:17920x11263:1.12GB:約20180万:A0
となった。

自分の場合4800dpi以上は必要ない気がする。
だいたいファイルサイズがバカにならないレベル。
スキャン時間も大変で、4800dpiクラスで1コマ8分ほどかかる。
12800dpiに至っては1コマスキャンするのに15分かかるので、よほどの傑作を
ポスターにする以外使い道が無い。
そんなのありえんw
webに上げるだけだし、プリントしてもA4以上はありえないので3200dpiで
自分の場合は十分だな。
フィルムとレンズの解像度を超えてもしょうもない。
高解像度でスキャンすれば、でかくプリントしたときギザギザとドットが見えちゃうのを避けられるけどフィルムの解像度が上がるわけじゃないし。

ここに掲載する時に行う工程として
LrにTIFFを読み込んでモノクロ化、ゴミ取り、明るさ補正、サイズ調整jpeg出力。
したものです。

まあ、ね、とにかくこの程度の写真で高画質うんぬんはまだ10年早い話かもw
デジカメと違って、結果に影響する過程がたくさんあるフィルムは自分で作った感が大きくて楽しい。
まず、フィルム、撮影露出、現像(温度、薬品、時間など)で結果が違うので、
一筋縄ではいかない楽しみがある。

 おわ!!!!
みらいフィルムズさんで期限切れフィルムがセールになってる!!
フィルマーは急げ!

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